ブロッコリー
アブラナ科の葉菜。旬は11〜3月、育てやすさは「ふつう」。


科
アブラナ科
旬
11〜3月
育てやすさ
ふつう
向く栽培環境
露地
区分
指定野菜
種まき
秋冬どりは7月中旬〜8月上旬にセルトレイやポットへ種をまき、本葉4〜5枚・育苗30〜35日ほどで植え付けます。夏の高温期の育苗になるため、涼しい半日陰で管理し乾燥させないのがコツです。
植え付け
植え付けは8月下旬〜9月中旬が目安で、株間は早生種で40cm、中生・晩生種は45〜50cm確保します。日当たりと水はけの良い場所に浅植えします。
収穫
秋まきでは11月〜翌3月ごろが収穫期です。頂花蕾が直径11〜15cmほどに締まって育ったら、開花・黄変する前に茎ごと切り取って収穫します。
日当たり
日当たりと風通しの良い場所を好み、冷涼な気候に適します。生育適温は15〜20℃前後で、露地の秋冬栽培に向きます。
水やり
植え付け直後はしっかり水を与え、その後は土の表面が乾いたら与えます。過湿は病気の原因になるため、水はけを良くして与えすぎないようにします。
肥料
植え付け前に元肥を施し、その後は極早生で約15日後、早生で約30日後、中生・晩生で約45日後を目安に追肥します。追肥時に中耕と土寄せを行い、株の倒伏を防ぎます。
出やすい病害虫
アオムシ・コナガ:植え付け直後から防虫ネットで覆い、見つけ次第捕殺する ヨトウムシ:夜間や株元・葉裏を点検し早期に駆除する べと病・黒腐病:過湿と密植を避け、水はけと風通しを良くする 苗立枯病:清潔な用土で育苗し、過湿を避ける
連作
アブラナ科のため、同じ科の作物を続けて作ると連作障害が出やすく、2〜3年は間隔をあけます。
品種
初心者には作りやすい早生種が向き、頂花蕾のあとに側枝の花蕾も収穫できる側花蕾兼用タイプもおすすめです。
主産地
北海道が最大の産地で、埼玉・愛知・香川・長野などが続き、夏は北海道や長野、冬は香川や愛知産が中心となり周年供給されています。
育て方のコツ
高温期の育苗を涼しく管理して丈夫な苗を作ることと、防虫ネットで害虫の食害を防ぐことが成功の鍵です。頂花蕾を早めに収穫すると、側花蕾が次々と育ち長く楽しめます。
資料
農研機構/農水省e-Stat 作物統計調査/都道府県栽培暦
解説動画
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ブロッコリーの上手な育て方(種まきから収穫までを完全解説)ブロッコリー栽培方法のコツとポイントが分かる!
概要
ブロッコリーは地中海沿岸原産のキャベツの変種で、つぼみの集まった「花蕾(からい)」を食べる野菜。冷涼な気候を好み高温多湿を嫌うため、初心者には春まきより夏まき・秋まきが育てやすい。
アオムシやコナガなど害虫が多く発生するので、防虫対策が成功の最大のポイント。
品種選びと土作り
種まき・育苗
種まき時期は、夏まきの年内どりが7〜8月、秋まきの翌年どりが9月。発芽適温は15〜25℃前後で発芽まで3〜5日、7℃以下や30℃以上では発芽率が下がる。
温度・水分管理がしやすいポットまきが確実で、1か所3〜4粒まいて10mmほど覆土し、鎮圧して水やりする。高温期は遮光率50%程度で遮光し、1日1〜2回底から染み出る程度に灌水、低温期は15℃以上に保温された場所で管理する。夏まきは防虫ネットで害虫を防ぐ。
間引き・植え付け
間引きは数回に分け、1回目は発芽が揃った時に生育の良い苗を2本残し、2回目は本葉3〜4枚で1本立ちにする。市販苗を使う場合は、春まきは本葉4〜6枚、夏まきは6〜8枚が植え付けの目安で、茎が太く葉色の濃い健全な苗を選ぶ。
最終的に株の直径が50cm以上になるため、株間はコンテナで40cm以上、露地で最低50cm以上確保する。根鉢を崩さず植え、株元を押さえてたっぷり灌水する。
トンネルがけ・土寄せ・水やり
モンシロチョウやコナガの幼虫対策に防虫ネットのトンネルがけをし、気温が下がったら透明フィルムに切り替えて保温・霜対策にする。草丈が伸びると倒れやすくなるので、間引きや追肥のタイミングで株元に土寄せして倒伏防止する。
乾燥と過湿を嫌うので土は一定の湿り気を保つ。植え付けから根付くまでの約1週間は1日1〜2回、根付いてからはコンテナで週1〜2回、露地は基本雨だけで足りる。夜間は乾燥気味にして病害を防ぎ、過湿・与えすぎに注意する。
追肥の考え方
株を大きく育てることが大きな花蕾を得るポイント。全施肥量の6〜7割を元肥、残りを追肥で補う。
1回目は植え付け25〜30日後・本葉10枚前後、2回目はその2〜3週間後。1回量はコンテナで普通化成5〜10g/株、露地で20〜30g/畝を、株元から少し離して施す(根の先端が養分を吸うため)。花蕾ができ始めたら追肥は不要だが、側花蕾を収穫する品種は収穫終了まで続ける。
収穫の見極め
収穫の目安は、春まきで種まきから約100日・苗から約80日、夏まきで約90日・苗から70日。花蕾が10〜15cmで全体に緩みがなく開花直前が適期で、遅れると光沢が減って緩み食味も落ちる。
頂花蕾の約10cm下の茎を切って収穫し、側花蕾を採る場合は切り口を斜めにして雨水がたまらないようにする。頂花蕾収穫後に追肥すると側花蕾(直径3〜5cmのゴルフボール大が適期)が次々に採れる。保存は水気を切って冷蔵庫へ。
Direct from a farmer! How to grow broccoli without failure!
概要
船田農園の生産者が、収穫真っ最中の畑からブロッコリー栽培の3つのポイントを紹介する。出荷時は大きめの形に育てつつ、開きすぎ(後期過ぎ)にならないよう調整している。
まき時期をずらす
ブロッコリーは一気に大きくなるため、まとめてまくと収穫時期が重なって食べきれず廃棄が出てしまう。そこで苗の定植を9月中旬〜10月上旬にかけ、3〜5日〜1週間ずつずらしていく。
こうすると収穫が集中せず、毎週いちばん食べごろのものを継続的に収穫できる。家庭菜園でもまき・定植時期をずらすのがおすすめ。
定期的な追肥
ブロッコリーは肥料を多く使う野菜なので、追肥を定期的に行う。使うのは窒素12・リン6・カリ6の化成肥料。
化成肥料は窒素がすぐ効くので、生育を仕掛けたいタイミングで使える。ブロッコリーは窒素分を多く必要とするため、窒素の強めの肥料を選ぶ。露地栽培では雨で肥料分が流されやすいので、それに備えて強めの肥料を使っている。
欠乏症対策
欠乏症になると花蕾や茎に穴が開き、そこに水が入って中が腐ることがある(味自体は問題なし)。原因は急に暑くなって急成長した場合や、ホウ素が不足している場合。
家庭菜園で食べる分には問題ないが、気になる人は微量のホウ素をまくと改善できる。
側花蕾も収穫
大きな頂花蕾を収穫した後、その脇から脇芽(側花蕾)が出てくる。切り終わりにせず残しておくと、しばらくして小さなブロッコリーがまた収穫できるので、家庭菜園ではぜひ味わってほしい。
ブロッコリーの育て方|立派なブロッコリーを育てよう!【カインズ野菜栽培 】
概要
ブロッコリーは抗酸化作用を持つスルフォラファンを含むことで注目され、ビタミンB1・B2・Cも豊富。脇から伸びる枝からも収穫でき利用期間が長い野菜。
種まき・育苗
気温が25℃くらいになったらポリポットや連結ポットに種を2〜3粒ずつまき、土を3mmほど薄くかぶせる。暑さに強くないので、園芸用の寒冷紗などで半日陰にし、風通しの良い場所で管理する。本葉が5〜6枚になったら畑に植え替える。
土作り・植え付け
収穫と側花蕾
中心のつぼみが大きな塊になり、つぼみが開かないうちに収穫する。この時、葉はできるだけ多く残す。
頂花蕾を収穫した後は株を抜かず、1株あたり大さじ1杯の化成肥料を与えると、やがて脇芽が伸びて側花蕾が収穫できる。側花蕾は中心より小さいが、多く集まれば頂花蕾に負けない量が採れる。
そのために収穫時は葉を多く残すのがコツ。種まきは夏まきが作りやすいが、苗が小さいうちは涼しい場所で管理する。
何度も収穫♪ブロッコリーの育て方【収穫のコツとわき芽の育て方】家庭菜園
概要
つぼみを食べる冬野菜の定番ブロッコリー。日本では1980年代後半から栄養価の高さで広まり、ビタミンEやビタミンC(レモンより多い)が豊富。この動画は収穫のタイミング、何度も収穫するための脇芽の育て方、収穫後の追肥、紫色に変色したつぼみが食べられるかを解説する。
収穫のタイミング
つぼみを触ってカチカチの時はまだ早く、少し柔らかく感じるくらいが収穫適期で、大きさは12〜15cmが目安。暖かい日が続くとつぼみが一気に膨らんで飛び出したり黄色くなったりするので、その前に収穫するのが一番おいしい。
収穫が遅れると弾力がなくなり味も食感も落ち、さらに遅れると黄色いつぼみが開花して食べられなくなる。暖かい日が続いた後は急に大きくなるので特に注意する。
脇芽(側花蕾)の育て方
大きな頂花蕾を収穫して終わりではなく、脇芽を伸ばして何度も収穫できる。脇芽をたくさん採りたい場合は、頂花蕾を20cmまで待たず10cmくらいの小さいうちに収穫すると、養分が脇芽に回って多く育つ。
脇芽は茎と葉の間から出てくるので、収穫時に茎をなるべく長く残して切るとたくさん生えてくる。育った脇芽は3〜5cmくらいで収穫すると、味は頂花蕾と遜色なくおいしい。
収穫後の追肥
紫色の変色は病気ではない
ブロッコリーのつぼみが紫色に変色することがあるが、病気ではない。寒さに当たるとアントシアニンという紫色の色素(ワインやブルーベリーにも含まれるポリフェノールで抗酸化物質)を作り出すため。
茹でると緑色に戻るので食卓では気にならず、むしろ寒さで糖度が高まって甘くおいしくなる。
【ブロッコリー】超肝心。定植後に絶対にやってほしい3つのこと
概要
約6000本を定植した畑で、ブロッコリー定植後に必ずやるべき3つ(虫対策・追肥・土寄せ)を実演を交えて紹介する。これらをしっかりやればほとんど失敗なく収穫できるという。
初期の虫対策
最も大事なのが定植直後・初期段階の虫対策。芋虫は硬い大きな葉はあまり食べず、出始めの柔らかい新しい葉や中心の芯の部分を好んで食べる。
外側3枚目くらいの葉ならまだよいが、4枚目より内側の小さい葉や芯を食害されると、身がつかない・大きくならない・収穫が大幅に遅れ、最悪その芯から芽が出なくなる。量が少なければ寒冷紗や不織布でしっかり守り、多ければ酢や自家製の農薬、それでもだめなら農薬も検討する。とにかく最初に食べられないことが最重要。
追肥
元肥をやった人でもブロッコリーは必ず追肥する。追肥の量で身の大きさが決まり、やるほど大きくなる(ただしやりすぎると葉ばかり暴走するので注意)。
追肥が不足すると真ん中から早く小さな花蕾が出たり、中心が真っ黒になって売り物にならなくなる。家庭菜園でも黒い部分が出て食べていいか迷うことになるので、タイミングを忘れずしっかり追肥する。
【ブロッコリー】栽培方法 土作りから植付・収穫・虫対策・雑草対策を紹介します
概要と栽培時期
土作りから植え付け・収穫・虫対策・雑草対策・肥料までを1本にまとめた解説。愛知県一宮市(中間地)基準で、種まきは7〜9月、植え付けは8月下旬〜10月、収穫は10月〜2月。
寒地・暖地では1か月前後する。最重要ポイントは虫対策で、アブラナ科のブロッコリーは虫にとても好まれる。
土作りと畝立て
植え付けと定植時の薬剤
植え付け時にオルトランやアクタラ粒剤を株元散布して、初期生育期間を虫から守る。より早く守りたければ育苗培土にアクタラ粒剤を混ぜて苗作りをする。
薬害を避けるため、少量は育苗後半(定植直前)に施し、赤ちゃん苗の時期は避ける。アクタラ粒剤はコナガ・シクイムシ・アオムシに効く。
特にシクイムシは芯を食うと再生しないので必ず抑える。多くやる場合はプレバソンフロアブルを濃いめに薄めて灌注処理する方が楽。
株間は最低40cm、40〜50cm。植え穴に先に水を入れてから植えると下まで水が届き効率的。
苗にも事前に水を含ませる。アブラナ科は涼しい気候を好むので、夕方に植えると根張りが良い。まだ暑い時期は、地温が上がりすぎる黒マルチは避ける(マルチ内が40℃超で根が枯れる)。
雑草対策
2通り。1つは除草剤バスタを薄めて畝間に散布し、雑草が畝に入るのを防ぐ(葉にかかると枯れるのでブロッコリーにかけない、植え付け2週間後の雑草が出始めた頃に叩く、基本1回)。
もう1つは農薬を使わず、管理機の土寄せ器で畝間を耕す中耕作業で、雑草を土に混ぜて上から土をかける(2〜3回繰り返す)。収穫が近づき気温が下がって株が大きく葉が茂れば、地面に光が当たらず雑草も弱るので、寒くなるまで対処すればよい。
追肥
植え付け3〜4週間後(約1か月)を目安に、1平米あたり30g(一握りより少なめ)を施す。最初は畝の上、育ってきたら畝間にまき、一緒に土寄せすると肥料が土に入って抜けにくくなり一石二鳥。
頻度は2週間に1回、収穫2週間前くらいまで。頂花蕾(超花蕾)を収穫したら、側花蕾のためにもう1回。使用品種の「夢響き」は脇芽が超花蕾並みに大きくなり3〜最大5個採れるので、頂花蕾収穫後も追肥を続ける。
虫対策の薬剤
収穫
超花蕾がスーパーで売っている大きさになったら収穫。家庭菜園では下の方で切らず、上の方(ギリギリ上)で切ると脇芽の出る箇所が増え、側花蕾の量が増える。
脇芽が大きくなる夢響きは普通の位置で切っても下から脇芽が出て大きくなるので、あまり意識しなくてよい。虫さえ抑えれば良いものができ、キャベツやはくさいと違い脇芽が次々出るので秋冬野菜で特におすすめ。
ブロッコリーの育て方 植付け わき芽もザクザク収穫!虫除け対策
概要
ブロッコリーの苗の植え付けからその後の管理までを紹介。植え付けは8〜9月、収穫は10月中旬・下旬〜2月ごろ。
大きな頂花蕾を採った後も脇芽(側花蕾)が次々出て長く収穫でき、脇芽が甘くなる「茎ブロッコリー」的な品種もあるほど人気。場所が限られる家庭菜園にも優秀で、プランター栽培も可能。
土作りと畝立て
植え付けと虫対策
植え付け後の管理
追肥と土寄せがメイン。植え付け2週間後から化成肥料オール8を1平米あたり30g施し、同時に土寄せするとよく育つ。
10月ごろから収穫時期で、大きさが15〜20cmになったら収穫。家庭菜園では下の方でなく、上の方で切ると脇芽の出る箇所が増える。ただし脇芽が増える分ひとつは小さくなるので、頂花蕾収穫後も大きめの追肥を継続する。
茎の空洞化と防虫ネット
収穫時に茎の中心が空洞化していることがあり、そうなると傷みやすく保存期間が短くなる(収穫してすぐ食べれば問題なし)。原因は肥料や水のやりすぎ、雨で肥料が一気に効くことで、窒素が急に効くと外側が優先的に成長して中身が追いつかず空洞になる。
だから肥料は少なめに様子を見ながらやるのが一番安全。管理では株元散布に加えて防虫ネットを張る。
オルトランで守れる期間は初期生育期間だけなので、防虫ネットは必須で、ネットをしながら途中で防除薬剤も散布する。ネットは虫だけでなく葉を食べる鳥の被害防止にも役立つ。なお脇芽が出ない品種もあるので、苗や種の売り場で確認して購入する。
【秋冬野菜】ブロッコリーの初心者向けの簡単な育て方と植え付け方法【プランターで秋冬野菜栽培】
概要
ブロッコリーはアブラナ科の野菜で、夏の終わりから秋に植え付けて冬に収穫できる。7〜8月に種をまき、8〜9月に苗を植えると、だいたい12月〜翌年3月まで収穫可能。
種からも育てられるが初心者には苗の購入がおすすめ。葉が展開した後、中心に大きなつぼみができてそれを食べ、頂花蕾を収穫した後は脇から小さなブロッコリーが生えてくる。1〜2人暮らしなら2〜3株、大家族なら5〜10株が目安。
苗選びと株間
ホームセンターの苗には早生・奥手などの特徴が書かれている。葉が黄色いものは避け、緑色の濃い、葉が大きく変な斑点のない健康な苗を選ぶ。
かなり大きく葉を広げるが、多少葉が重なっても生育に悪影響は少ないのでそれほど離さなくてよく、株間は40〜50cmが目安。65cm幅の標準プランターなら2〜3株、32cmのミニプランターや直径30cmの植木鉢なら1株、直径15cmの鉢は小さすぎて不向き。栽培容器は直径・長さ30〜65cm程度を用意する。
土と肥料
植え付け
65cmプランターの底に鉢底石を並べ、縁から5cm低い高さまで培養土を入れる。苗を取り出すときは茎を持って引っ張らず、ポットを揉んでほぐしてから下から押し上げるか、株元の土を持って引き抜き、茎と根を傷めないようにする。
元の土の高さと同じ深さの穴を掘って植え、上から指で軽く押さえて培養土と密着させる。65cm幅なら3株(省スペース向き)または2株(1株あたりの実が大きくなり葉の重なりも減って育てやすい)植える。植え終わったらすぐたっぷり水をやり、植えた日付を記しておく。
今後の作業
この後、土寄せ・追肥を行い、花蕾(超花蕾)が10〜15cmになったら収穫する。中心の大きな超花蕾を収穫した後は、脇から出る側花蕾も収穫できる。夏の終わり〜秋に植え付ければ、冬から春の初めまで収穫が楽しめ、プランターでも簡単に育てられる。
ブロッコリーが大きくならない原因は最初の追肥でした|植え付け後1か月の3つのコツ
葉の大きさと花蕾の大きさ
葉の大きさイコール花蕾の大きさだと、動画は話しています。食べている緑の部分は花のつぼみで、その栄養は周りの大きな葉が光合成で作り、最後に真ん中の花蕾へ集まります。花蕾ができ始める前に、どれだけ大きく数の多い葉を作れるかが勝負で、葉が小さいまま花蕾ができると、あとから肥料をあげても花蕾は大きくならないとのことです。定植から最初の1か月の追肥で、収穫できる花蕾の大きさがほぼ決まるといいます。
ボトニングと肥料切れ
ボトニングは、株がまだ小さいうちに500円玉ぐらいの小さな花蕾ができてしまう現象で、一度こうなるともう大きくならないと動画は説明します。原因はいくつかあり、そのひとつが定植初期の肥料切れです。栄養が足りず子孫を残せないと感じた株が、慌てて花を作ろうとするといいます。話者の畑では、元肥だけの株と追肥した株で、1か月後に葉の大きさが一回りも二回りも違ったそうです。
追肥の時期と見分け方
1回目の追肥は定植から2週間前後、新しい葉が動き出したタイミングだと話者は言います。早く大きくしたくて植えた直後に肥料をたくさんあげると、根が傷む肥料焼けを起こすことがあるとのことです。真ん中から新しい葉が出て、葉がシャキッと立ち上がれば根付いたサインだそうです。2回目は1回目の2〜3週間後、真ん中に小さな花蕾が見え始めた頃で、もう一度あげると花蕾がしっかり太っていくと話しています。
追肥の量とまく場所
一般的な化成肥料、例えば8-8-8なら、1株あたり大さじ1杯が目安だと話者は言います。多すぎると逆効果で、葉ばかり茂ったり根を傷めたりします。少なめを数回に分けるのが基本です。まく場所は株元ではなく、株元から10cmほど離れたところに円を描くか、株の両サイドです。肥料を吸うのは根の先端で、株元には根があまりなく、茎に直接触れると傷む原因にもなるといいます。
土寄せ・水・液体肥料
追肥のあとは表面の土と軽く混ぜ、株元に土を寄せる土寄せをします。大きくなると頭が重くなって風で揺れやすく、揺れると根が切れて成長が止まりますが、土寄せで株が安定し、根をしっかり張るといいます。化成肥料は水に溶けて初めて根に効き、土が乾いていたら水をあげるよう話しています。葉の色が薄い、元気がないといったときは液体肥料が便利で、規定の倍率に薄めて週1回ほど水やり代わりに与えるそうです。
Tips for Early Broccoli Growth in Home and Community Gardens! How to Catch Up If You’re Late Plan...
遅い植え付けは早さが肝心
動画は、9月中旬以降の植え付けは「もう遅い」と言われてしまうことがあるとしたうえで、それなりに本体を大きくしておかないと食べるところがなかなか大きくならないので、なるべく早く植えてほしいと話しています。9月後半になるとホームセンターに苗がないところが多く、あっても古くなった老化した苗しかないことがあるとも話します。
老化した苗は根を半分に
動画は、ブロッコリーは意外と丈夫な野菜で、老化した苗でも復活させられると話しています。やり方は、根を半分ぐらいカットしてから植えるというものです。根が回って大きくなりすぎた苗も、巻いた根を半分ぐらいに落とし、そこから新しい根を育てます。根の再生力に期待するもので、ブロッコリーはこうすると根の成長が促進されるとよく言われている、と話します。
活着したら支柱を立てる
動画は、植えてある程度育って活着した段階で、支柱を立てるよう勧めています。ひょろひょろした状態はブロッコリーにとってよくないとし、支柱を立てるとまっすぐ育っていくことをブロッコリー自身が認識してくれると思う、と話します。1本ずつ立てるのは大変だが、しっかり誘引してほしいという内容です。
害虫は葉裏と隙間を見る
動画は、ブロッコリーはモンシロチョウが大好きで、葉に止まった瞬間に卵を産みつけていると思っても過言ではないと話しています。卵は表にはあまり産まれず、葉の裏側に1mmぐらいの白っぽい黄色っぽい粒として見えるので、見つけたら取るよう勧めます。夜に土の中から出てくると言われるヨトウムシは、葉に食害の跡があるのに姿が見えないとき、株を触ったりマルチと植え穴の隙間を見たりすると隠れていることがよくあるとのことです。
下葉の処理と防虫ネット
動画は、枯れて黄色くなった下葉はそのままにせず、基本的に取るよう話しています。残すと病気にかかる確率が増え、過湿状態になることも十分あるとのことです。取るときは上に引っ張ると抜けてしまうことがよくあるので、横方向に引くと簡単に取れ、取れない葉はまだ生きていると思ってよいそうです。続けて防虫ネットも勧め、穴が開いていればガムテープなどで塞ぎ、裾は土にきっちり埋めて隙間をなくすよう話します。
ほかのオトモ
同じ作りの図鑑が全11本あります。内容の近いものから並べています。
オトモドリンク&イーツ
料理と飲みものを、理由と条件から覚える
イーツ153・ドリンク122・発酵150
オトモネイチャー
野鳥・街の植物・昼の空・夜空の見分けと、キャンプ・釣りの図鑑
バード158・プランツ176・空124
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