コナジラミ


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【コナジラミでお困りの方】家にあるコレで速攻で駆除・対策できます【殺虫剤】
概要:コナジラミの被害
対策:食器用洗剤で窒息駆除
ヤシノミ洗剤(食器用洗剤)を希釈してスプレーする。界面活性剤が虫の口や気門をふさいで窒息させる仕組み。
作り方は500mLのペットボトルに原液約5cc(ワンプッシュ、希釈倍率の目安は100〜200倍)を入れ、泡立つまでよく振るだけ。かけると30秒ほどで死ぬ。
使い方・注意
コナジラミは葉裏に潜むので下から吹き上げるように当てる。遠くから一気に噴くとかかり残しが出るため、1枚ずつ丁寧にかけるのが確実。
ヤシノミ洗剤は野菜洗いにも使えるが、駆除したあとは普通のシャワーで洗い流す(5分ほどで確実に倒れる)。
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概要:農薬が効かない耐性コナジラミ
例年通り農薬を散布しているのに突然大発生する場合は、耐性を持つ系統(バイオタイプQやBなど)の可能性が高い。それらに効くとされる農薬を試しても効かないことがある。
高い農薬ほど効くわけではなく、実際に効果があったのは格安な農薬の中だった。
対策:効いた農薬とローテーション散布
効果があったのはアルバリン顆粒水溶剤とコルト顆粒水溶剤の2つ(どちらも安価)。まずアルバリンを散布し、4日後にコルトを散布するとこの2回でいったん99%駆除できる。
ただし次々に成虫になる個体を卵を産む前に叩く必要があるため、さらに6日後にアルバリン、その5〜6日後にコルトを散布する。計4回・約2週間でほぼ消滅する。
成虫を倒しても葉裏の幼虫から復活するので継続が要る。葉裏の幼虫は成虫よりさらに農薬が効きにくい。
対策:物理的に減らす・葉裏への散布
コナジラミは葉表にはほとんどおらず葉裏に隠れ、特に下の葉ほど多い(最下段は巣窟状態)。下葉を掻き取れば卵や幼虫を物理的に大きく減らせる。
散布時はノズルを斜め上に向け、葉裏を狙って当てるように変えると効きが上がる。
対策:展着剤フーモンの併用
普段は展着剤を使わなくても農薬の効きに不足を感じなかったが、コナジラミに限っては不足を感じるため展着剤を併用する。
展着剤はフーモン一択で、展着効果に加えて気門封鎖剤としての効果も持つ。
【厄介な病害虫】コナジラミの被害と対策
概要:生態と2種類
野菜を加害するのは主にオンシツコナジラミとタバコナジラミの2種。どちらも成虫は体長1mm程度で白く、見た目が似ている。
オンシツコナジラミは寒さに比較的強く野外で越冬でき、冬から初夏の施設栽培で発生が多い。タバコナジラミは野外で4〜11月に見られ夏に多く、低温に弱いため寒冷地では野外越冬できないが施設栽培では周年発生する。
成虫は葉裏に産卵し、孵化した幼虫は葉に定着してさなぎを経て成虫になる。
被害:媒介する病害
トマトの重要病害である黄化葉巻病(成長点や脇芽の黄化・縮葉・葉巻きが起こり、進行すると着果しなくなり収量が低下)をタバコナジラミが伝染させる。
黄化病も引き起こし、初期は葉脈を残して黄化しマグネシウム欠乏に似た症状が出て生育が抑制され収量が落ちる。
ほかに排泄物を栄養にカビが増えるすす病、タバコナジラミによる果実の着色異常なども起こる。
【アブラムシ・コナジラミ・ハダニ】小さな害虫にはこれが効きます
概要:コナジラミなど小さな害虫の脅威
対策:展着剤フーモンによる気門封鎖
フーモンは機能性展着剤で、虫の体にべったり付いたあと有効成分が体表の気門(呼吸する穴)をふさぎ、呼吸を止めて窒息させる殺虫効果を持つ。
葉の表面はクチクラ層の油膜で農薬を弾くが、展着剤を入れると葉全体に密着・拡散し、薬の効きが高まる。
使い方・考え方
野菜類は1000倍で使う(虫にも効く薬は通常濃めが必要だが、フーモンは薄めで済みコストを抑えられる)。他の農薬と混ぜる時は先にフーモンを入れる。
すべての虫を殺しきることはできず必ず生き残りが出るので、発生の早いうちから使って繁殖スピードと密度を低く抑え、多発のピークを後半にずらすのが狙い。
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概要:最も撲滅が難しい害虫
被害:直接被害よりウイルス病
吸汁によりトマトなどの葉がかすり状にキラキラして見た目が悪くなるのが直接被害だが、それ自体はそこまで深刻ではない。
最も深刻なのはウイルス病の媒介で、トマトの黄化葉巻病(TYLCV)が代表。ここ10年ほどで問題化し、南から北へ広がっている。
夏頃にコナジラミが媒介し、いったん発病して媒介が始まると止めようがない。
生態:2種類と耐性タイプ
野菜で問題になるのはオンシツコナジラミとタバコナジラミの2種で、実際上は見分ける必要はほぼない。
特に厄介なのはタバコナジラミのバイオタイプQで、農薬が効かない(バイオタイプBなど他のタイプもいる)。
対策:習性を利用した防除
黄色に集まる習性があるので、黄色い粘着板を置くと捕らえられる。逆にキラキラ光るものを嫌い、太陽や月の位置を見て飛ぶため、シルバーマルチなどで光を乱反射させると飛ぶ方向が分からなくなる。
成長点など栄養のある所にじっと留まるので、そこを狙って農薬をかけると効率的。水が苦手で、薬の効かないバイオタイプQにも水は効くため、頭上灌水などで成長点をびしょ濡れにするのも有効。
侵入防止には0.4mm目の細かい防虫ネットが必要(1mm目の寒冷紗は通り抜ける)だが、目が細かく通気が悪いので夏場は使いにくい面もある。コナジラミを食べる天敵を放す生物的防除も研究・実用化が進んでいる。
対策:予防・残渣処理・抵抗性品種
発生後の殺虫は難しいので、高発生させない予防が基本。トマトの葉などの残渣に付いて越冬するため、片付けはビニール袋に入れて畑の外に出し、畑を1週間ほど空にして休ませ、雑草も生やさないようにする。
黄化葉巻病(TYLCV)抵抗性のトマト品種も出ており、活用すると夏の栽培が楽になる。
バジルはコナジラミを強く誘引して集めてしまうため、コンパニオンプランツとしては注意が要る。
撲滅を目指すより増やしすぎないよう矯正する発想で、有機的な手法と農薬を組み合わせて対処するのがよい。
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