作物図鑑 | オトモアグリ

キク科の葉菜。旬は4〜6月・9〜11月、育てやすさは「やさしい」。

レタス
写真: 不明 / Public domain(Wikimedia Commons)

科

キク科

旬

4〜6月・9〜11月

育てやすさ

やさしい

向く栽培環境

プランター

区分

指定野菜

種まき

春まきは3〜4月、秋まきは8〜9月が目安。セルトレイや育苗箱に浅くまき、好光性種子なので覆土はごく薄くし、本葉4〜5枚まで育ててから定植します。

植え付け

本葉4〜5枚の苗を、結球レタスは株間25〜30cm、リーフレタスは20cm前後で植え付けます。根鉢の肩が土から見える程度の浅植えにすると株元の腐れを防げます。

収穫

春まきは5〜6月、秋まきは10〜11月が収穫適期。結球種は玉を軽く押して固く締まったら、リーフ種は外葉から順にかき取って収穫します。

日当たり

日当たりと風通しのよい場所を好み、生育適温は15〜20℃で冷涼な気候が適します。真夏の高温はとう立ちや発芽不良を招くため避けます。

水やり

土の表面が乾いたらたっぷり与えますが、過湿を嫌うので水はけをよくし、結球期の乾湿の差は玉割れの原因になるため注意します。

肥料

植え付け前に元肥を施し、定植2〜3週間後と結球が始まる頃を目安に追肥します。肥料切れは葉色の低下や生育停滞を招きます。

出やすい病害虫

アブラムシ:ウイルス病を媒介するため防虫ネットで飛来を防ぎ、見つけ次第捕殺する ヨトウムシ:夜間に活動するため株元を点検し、若齢幼虫のうちに駆除する 灰色かび病・軟腐病:高温多湿で発生しやすく、風通しと水はけをよくして密植を避ける べと病:下葉の黄変や葉裏の白いカビに注意し、過湿を避けて発病葉を早めに除去する

連作

キク科の野菜で、同じ場所での連作は病害のもとになるため1〜2年は間隔をあけて輪作します。

品種

初心者には結球しなくても収穫でき、とう立ちしにくいリーフレタスやサニーレタスが育てやすく、玉レタスなら春秋まき兼用の品種が無難です。

主産地

夏秋レタスの長野県が全国最大の産地で、春レタスの茨城県・群馬県と合わせた上位3県で全国収穫量の約6割を占めます。

育て方のコツ

好光性種子なので覆土は薄く、発芽まで土を乾かさないことが成功の鍵です。冷涼期に育てて高温期を避けることでとう立ちを防げます。

資料

農林水産省 作況調査(野菜)/農水省e-Stat/都道府県栽培暦

解説動画

視聴済み

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【超簡単!】サニーレタス栽培 美味しく育てる4つのテクニック|サニーレタス 育て方

概要

プランターでのサニーレタス栽培を、美味しく育てる4つのコツとして解説する動画。サニーレタスは結球しないので初心者でも作りやすく、害虫にも襲われにくく、種まきから約2ヶ月で収穫でき、収穫したてはとても美味しいのが利点。

何も知らずに育てると生育不良や早いとう立ちで収穫できずに終わることもあると注意を促す。終盤では外葉から収穫を続けて半年ほど長く楽しむ「サニーレタスタワー」の作り方も紹介する。

土作り(コツ1:しっかりした土作り)

サニーレタスは根が15cmほどと浅いので深いプランターは不要で、初めての人は深さ20cm程度の浅めのプランターに鉢底石を敷き、野菜用培養土を入れればよい。多湿を嫌うため排水性を良くすると病気を防げ、苦味も少なくなるので鉢底石を入れる。

最適pHは6〜6.5で酸性土壌にやや弱いため、培養土を再利用する場合は苦土石灰を入れて調整し、パーライトで通気性・排水性を高める。安価な培養土だけでは肥効期間が短く生育が悪いので、緩効性の有機肥料を追加した。

種まき・発芽

中間地(関東など)では1〜5月と8月中旬〜10月中旬までほぼ周年種まき可能。発芽適温は15〜20℃で、25℃以上になると休眠して発芽しにくくなる。

条件が合えば4日〜1週間で発芽し、収穫までは約2ヶ月。種は1cm間隔ですじまきにし、幅40cmのプランターなら2列まける。

レタスは光を必要とする好光性種子なので溝は掘らず、種の上に土をごく薄くかける。まいた後は手で軽く土を鎮圧すると種が流れにくく発芽環境が整う。

種皮に発芽抑制物質があるため、前日に水につけておくと発芽率が上がる。動画では9月25日にまき、5日後に双葉、8日目にほぼ発芽が揃った。

間引き(コツ2:間引きのタイミング)

すじまきの場合、発芽が揃った時が1回目の間引きの目安。生育の悪い株や、逆に異常に大きい株、密集した部分を抜くかハサミで根元をカットし、隣同士の本葉が触れ合わない程度の間隔にする。

2回目以降は葉が混み合ってきたら随時すかす。サニーレタスは移植に非常に強く、抜いた苗を別の容器に植え替えても100%活着するほど生命力が強い。キク科のレタスはロマネスコなどのコンパニオンプランツにもなる。

追肥と水やり

間引き後に成長点に土がかからないよう軽く土寄せし、1回目の追肥を行う。窒素・リン酸・カリが8:8:8の固形化成肥料を一握り、株元から少し離して全体にまく。

固形化成なら2週間おき、液体肥料に切り替えた場合は1週間〜10日間隔で施す。水やりも重要で、冬場に気温0℃を下回る早朝(5〜7時)に水をやると地表が凍って葉を傷めるため、気温が上がり始める午前8〜10時に与える。

冬は土が乾きにくいので週1〜2回で十分。与えすぎると病気になりやすい。

収穫とサニーレタスタワー(コツ3・4)

株ごと収穫するときは株元にナイフや包丁を入れる。切り口から出る白い液体はポリフェノールで苦味の素、新鮮な証拠(時間が経つと赤くなる)。

蒸散が始まる前の朝に収穫するとみずみずしい。長く収穫するには「タワー化」させる。

葉が8枚以上になったら外葉から全体の3割ほどをハサミで付け根からカットし、7割ほど葉を残す。10〜15日に1回、天気の良い日に外葉をかき取り続けると刺激で次々と新しい葉が育ち、株が徐々に背高くタワー状になる。

厳寒期(最低気温0℃以下)は品質が落ちるため、細い支柱と結束バンドで骨組みを作り、腐葉土・不織布などで防寒すると美味しさを保てる。コツ4は「季節を演出する」で、レタスは日長が長くなるととう立ちするため、夜間に室内照明や街灯に長く照らされると春が来たと勘違いして花芽をつけてしまう。

長く収穫したいなら夜間の置き場所に注意し、寒くても室内に入れず防寒対策で乗り切る。動画では約半年、栽培200日目まで収穫を楽しめた。

出典: ぽたろうの家庭菜園HACK(YouTube)で動画を見る ▶

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