レタス
キク科の葉菜。旬は4〜6月・9〜11月、育てやすさは「やさしい」。


科
キク科
旬
4〜6月・9〜11月
育てやすさ
やさしい
向く栽培環境
プランター
区分
指定野菜
種まき
春まきは3〜4月、秋まきは8〜9月が目安。セルトレイや育苗箱に浅くまき、好光性種子なので覆土はごく薄くし、本葉4〜5枚まで育ててから定植します。
植え付け
本葉4〜5枚の苗を、結球レタスは株間25〜30cm、リーフレタスは20cm前後で植え付けます。根鉢の肩が土から見える程度の浅植えにすると株元の腐れを防げます。
収穫
春まきは5〜6月、秋まきは10〜11月が収穫適期。結球種は玉を軽く押して固く締まったら、リーフ種は外葉から順にかき取って収穫します。
日当たり
日当たりと風通しのよい場所を好み、生育適温は15〜20℃で冷涼な気候が適します。真夏の高温はとう立ちや発芽不良を招くため避けます。
水やり
土の表面が乾いたらたっぷり与えますが、過湿を嫌うので水はけをよくし、結球期の乾湿の差は玉割れの原因になるため注意します。
肥料
植え付け前に元肥を施し、定植2〜3週間後と結球が始まる頃を目安に追肥します。肥料切れは葉色の低下や生育停滞を招きます。
出やすい病害虫
アブラムシ:ウイルス病を媒介するため防虫ネットで飛来を防ぎ、見つけ次第捕殺する ヨトウムシ:夜間に活動するため株元を点検し、若齢幼虫のうちに駆除する 灰色かび病・軟腐病:高温多湿で発生しやすく、風通しと水はけをよくして密植を避ける べと病:下葉の黄変や葉裏の白いカビに注意し、過湿を避けて発病葉を早めに除去する
連作
キク科の野菜で、同じ場所での連作は病害のもとになるため1〜2年は間隔をあけて輪作します。
品種
初心者には結球しなくても収穫でき、とう立ちしにくいリーフレタスやサニーレタスが育てやすく、玉レタスなら春秋まき兼用の品種が無難です。
主産地
夏秋レタスの長野県が全国最大の産地で、春レタスの茨城県・群馬県と合わせた上位3県で全国収穫量の約6割を占めます。
育て方のコツ
好光性種子なので覆土は薄く、発芽まで土を乾かさないことが成功の鍵です。冷涼期に育てて高温期を避けることでとう立ちを防げます。
資料
農林水産省 作況調査(野菜)/農水省e-Stat/都道府県栽培暦
解説動画
視聴済み
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の解説動画
【超簡単!】サニーレタス栽培 美味しく育てる4つのテクニック|サニーレタス 育て方
概要
プランターでのサニーレタス栽培を、美味しく育てる4つのコツとして解説する動画。サニーレタスは結球しないので初心者でも作りやすく、害虫にも襲われにくく、種まきから約2ヶ月で収穫でき、収穫したてはとても美味しいのが利点。
何も知らずに育てると生育不良や早いとう立ちで収穫できずに終わることもあると注意を促す。終盤では外葉から収穫を続けて半年ほど長く楽しむ「サニーレタスタワー」の作り方も紹介する。
土作り(コツ1:しっかりした土作り)
種まき・発芽
中間地(関東など)では1〜5月と8月中旬〜10月中旬までほぼ周年種まき可能。発芽適温は15〜20℃で、25℃以上になると休眠して発芽しにくくなる。
条件が合えば4日〜1週間で発芽し、収穫までは約2ヶ月。種は1cm間隔ですじまきにし、幅40cmのプランターなら2列まける。
レタスは光を必要とする好光性種子なので溝は掘らず、種の上に土をごく薄くかける。まいた後は手で軽く土を鎮圧すると種が流れにくく発芽環境が整う。
種皮に発芽抑制物質があるため、前日に水につけておくと発芽率が上がる。動画では9月25日にまき、5日後に双葉、8日目にほぼ発芽が揃った。
間引き(コツ2:間引きのタイミング)
すじまきの場合、発芽が揃った時が1回目の間引きの目安。生育の悪い株や、逆に異常に大きい株、密集した部分を抜くかハサミで根元をカットし、隣同士の本葉が触れ合わない程度の間隔にする。
2回目以降は葉が混み合ってきたら随時すかす。サニーレタスは移植に非常に強く、抜いた苗を別の容器に植え替えても100%活着するほど生命力が強い。キク科のレタスはロマネスコなどのコンパニオンプランツにもなる。
追肥と水やり
間引き後に成長点に土がかからないよう軽く土寄せし、1回目の追肥を行う。窒素・リン酸・カリが8:8:8の固形化成肥料を一握り、株元から少し離して全体にまく。
固形化成なら2週間おき、液体肥料に切り替えた場合は1週間〜10日間隔で施す。水やりも重要で、冬場に気温0℃を下回る早朝(5〜7時)に水をやると地表が凍って葉を傷めるため、気温が上がり始める午前8〜10時に与える。
冬は土が乾きにくいので週1〜2回で十分。与えすぎると病気になりやすい。
収穫とサニーレタスタワー(コツ3・4)
株ごと収穫するときは株元にナイフや包丁を入れる。切り口から出る白い液体はポリフェノールで苦味の素、新鮮な証拠(時間が経つと赤くなる)。
蒸散が始まる前の朝に収穫するとみずみずしい。長く収穫するには「タワー化」させる。
葉が8枚以上になったら外葉から全体の3割ほどをハサミで付け根からカットし、7割ほど葉を残す。10〜15日に1回、天気の良い日に外葉をかき取り続けると刺激で次々と新しい葉が育ち、株が徐々に背高くタワー状になる。
厳寒期(最低気温0℃以下)は品質が落ちるため、細い支柱と結束バンドで骨組みを作り、腐葉土・不織布などで防寒すると美味しさを保てる。コツ4は「季節を演出する」で、レタスは日長が長くなるととう立ちするため、夜間に室内照明や街灯に長く照らされると春が来たと勘違いして花芽をつけてしまう。
長く収穫したいなら夜間の置き場所に注意し、寒くても室内に入れず防寒対策で乗り切る。動画では約半年、栽培200日目まで収穫を楽しめた。
レタスの育て方|失敗しないレタスの栽培|家庭菜園・プランターOK【カインズ野菜栽培】
概要と種類
レタスには葉が丸まって玉になる玉レタスと、葉がばらけて生えるリーフレタスがあり、それぞれ違った食感・料理を楽しめる。
種まきは春まきと秋まきができるが、夏まきは暑さで発芽しにくくなるため避ける。畑・プランターどちらでも育てられる。
種まき・育苗
気温が20℃くらいになったら連結ポットに種を3〜4粒まき、その上に土を1mmほど薄くかける。
乾燥防止に濡らした新聞紙をかけ、発芽し始めたら新聞紙を外して水を与える。本葉1〜2枚の頃に1本に間引いてポリポットに植え替える。
畑の準備・植え付け
収穫と栽培のポイント
畑に植えてから約1ヶ月で収穫できる。玉レタスは上から軽く手で押さえて固く引き締まっていれば収穫適期。
リーフレタスは内側の葉が巻き始めたら収穫する。レタスは連作を嫌うので、収穫後2〜3年は同じ場所で栽培しない。
レタスの育て方【植付け】特性と栽培時の注意点 病害虫対策
概要
レタスの特性と栽培上の注意点を押さえたうえで、植え付け方・植え付け後の管理・病害虫対策を紹介する動画。今回はリーフレタスの植え付けを実演する。
レタスの特性と注意点
肥料の考え方
植え付けと種類の選び方
レタスには結球する玉レタス、半結球のロメインレタス、岡山サラダ菜、リーフレタスなどがある。初心者にはリーフレタスがおすすめで、植え付けから約30日で収穫でき、栽培期間が短いほど病害虫リスクも減る。玉レタスは1ヶ月とちょっとかかる。
植え付け後の管理・追肥
植え付け後の作業は追肥がメイン。植え付け2週間後に追肥を始め、1株あたり化成肥料3g(一つまみ)を2週間に1回施す。リーフレタスなら植え付け2週間後の1回だけで収穫まで到達でき、玉レタスは2〜3回必要。
リーフレタスの上手な育て方(種まきから収穫まで完全解説)リーフレタス栽培のコツとポイントが分かる!
概要と基本情報
リーフレタスはキク科で結球しないレタスの総称。緑色系と赤色系があり、葉の形も丸葉・剣葉などに分かれる。
サニーレタスは葉の縁が縮れて赤色をした、日本で最初に出回ったリーフレタスで、赤系品種はアントシアニンを多く含む。種まきは春まき3〜5月、秋まき8〜10月で、収穫までは種まきから約2ヶ月。
発芽適温・生育適温ともに15〜20℃前後で、冷涼でやや乾燥を好むため高温多湿を避けるのが成功のポイント。連作ができないので同じ場所には2年以上あける。
プランターと土作り
種まきのコツ
直まき・ポットまきどちらも可能だが、温度管理が難しい2月初旬や8月初秋はポットまきが確実。発芽適温は15〜20℃で、25℃以上だとほとんど発芽しない。
適温内では3〜5日で発芽が始まる。ポットは1箇所5〜7粒を深さ5mmで点まき、直まきは1〜2cm間隔・深さ5mmですじまきにし、条間は15cm以上。
レタスは好光性種子で光がないと発芽しにくいので、覆土は種が隠れる程度に薄くする。種が小さいので、表面をコーティングしたペレットシードが扱いやすい。浅まきで風や雨に流されやすいので不織布や新聞紙で覆う。
間引き
間引きのタイミングが早すぎると苗が徒長して軟弱になり、遅すぎると抜くとき隣の根を傷める。直まきは1回目を本葉が触れ合った時に行い、以降も葉が触れ合うたびに定期的に間引く。
ポットまきは発芽が揃った時に1箇所3〜4本に間引き、双葉のバランスがよく緑の濃い元気な苗を残す。最終の間引きは本葉3〜4枚の頃。間引いた苗は食べられる。
苗の植え付け
種まきが難しければ園芸店の苗を使うと簡単。良い苗は本葉4〜5枚で葉に艶があり枯れていないもの。
株間は15〜30cmで、株ごと収穫なら15cm、摘み取り収穫なら20〜30cmが目安。レタスは日照時間が長くなるととう立ちして花芽をつけ、街灯や部屋の電灯でもとう立ちするので光の当たらない場所に植える。
植え付けは早朝か夕方の涼しい時間帯に行い、根鉢を壊さないよう取り出して植える。深植えにならないよう浅植えを意識し、植え付け後は株元を軽く押さえて用土と根を密着させ、たっぷり水を与える。夏〜秋口は大きな苗だと寝付きが遅れて傷むので本葉3〜4枚で植える。
水やりと追肥
極度の乾燥を嫌うので用土の表面が乾いたら水やり。プランターは鉢底から染み出るくらい、露地は1株1.5〜2Lを用土の中まで染み込むよう与える。
水やりは午前中の涼しい時間帯に行い、気温が上がってからだと根を傷めたり水滴がレンズになって葉を傷める。秋以降の夕方〜夜間の水やりは病気が出やすいので控える。
生育期間が短いので元肥のみが基本だが、生育が遅い・葉色が薄い・摘み取り収穫をするときは追肥する。プランターは水やりを兼ねて液肥を週1回。追肥量は1株あたり化成肥料3〜5gで、葉の広がりの下にまいて用土と混ぜ株元に寄せ、後に水やりする。
収穫
植え付けから摘み取り収穫なら約30日、株取り収穫なら約2ヶ月で収穫適期。草丈25cm以上・株の直径30cm超が目安。
収穫は早朝か夕方に行い、早朝はみずみずしいが甘みは少なめ、夕方は甘みが強いが水分は少なめ。株ごと抜き取る株取り収穫と、外葉から必要な分だけ切り取る摘み取り収穫があり、摘み取りは株を弱らせないよう一度に3〜4枚までにして収穫後に追肥する。とう立ちして花芽がついたら摘み取りは終了し、葉が硬く味も落ちるので最後は株ごと抜き取る。
レタス栽培 種まきから収穫まで 肥料なしで超簡単 2023年
概要
元肥・追肥を一切施さず、肥料なしで玉レタスを種まきから収穫まで育てた栽培記録。有効期限2014年(9年前に切れた種)と2018年の2種類の種を使い、古い種でも発芽するかも試している。
種まき・発芽
ポットに土を入れて水をたっぷりかけ、2〜3粒ずつ種をまく。種が小さく細いので3粒以上まいてしまった箇所もある。
レタスは好光性種子なので覆土は薄くし、軽く水やりして発芽を待つ。レタスは発芽適温であれば5日前後で発芽する。
9月頃にまき、11日目で発芽したが揃いは悪く、その時点の発芽率は約40%(3粒以上まいた影響もある)。15日目にはほとんどのポットで発芽した。
19日目に1本立ちへ間引く。古い種を使った影響か成長に差が出た。
植え付けと管理
収穫と寒さの被害
レタスは種まきから60〜70日で収穫。71日目に収穫した1個は302g(玉レタスの平均は300〜500g)、79日目には521g・437g・386gと立派なサイズに。
ただし収穫期が一気に来て食べきれない。最低気温4℃以下になると霜が発生しやすく、霜に何回か当たるとレタスが凍ったようになり、放置すると腐敗の原因になるため早めに収穫して食べる。
長く楽しみたい場合は霜が降り始める前に腐葉土やビニールなどで保温するとよい。29日目の朝は気温4℃でレタスが白く凍っており、太陽で解凍してから収穫した。全部で8個収穫し、平均525gだった。
【秋冬野菜】レタスとサニーレタスの初心者向けの簡単な育て方【プランターで秋冬野菜栽培】
概要と種類・時期
結球レタスとサニーレタスをプランターで育てる初心者向け解説。レタスには結球するタイプと結球しないタイプがあり、育て方はほぼ同じだが少し違う部分もある。
春または秋に植える野菜で、初心者は春か秋がおすすめ。秋作は8〜9月に種まき、9〜10月に苗を植え付け、11〜12月に収穫。
種まきから収穫まで約60日。市販の種は量が多く苗作りは失敗もあるので、初心者や少量栽培なら苗の購入がおすすめ。今回はホームセンターで結球レタス(品種エッグシード)4株とサニーレタス(品種南宋紅)4株を購入。
結球レタスとサニーレタスの違い
育てやすいのはサニーレタスの方。結球レタスは結球しないと収穫できず、基本的に結球したものを一度に収穫するのに対し、サニーレタスは結球しなくても外葉から少しずつ収穫でき、収穫開始までの期間も短い。
そのため超初心者にはサニーレタス、何度か育てた経験者には結球レタスがおすすめ。苗を選ぶときは株全体を見て、虫・病気・葉色の悪いもの・生育の悪い株・枯れた株を避ける。レタスは葉がもろく傷つきやすいので、購入や持ち運びの際に葉を折らないよう注意する。
栽培容器と株数
レタスはさまざまな容器で栽培できる。標準的な65cmプランターなら結球レタス3株、サニーレタス4株が目安(サニーは密植しても外葉から収穫できるため)。
30cmのミニプランターなら結球1〜2株・サニー2株、直径15cmの植木鉢ならどちらも1株が限度。レタスは根が浅く深くは伸びないので、深い容器は下の土が使われずもったいないため、浅めの容器の方がおすすめ。
培養土と肥料
植え付け方
65cmプランターに鉢底石を敷き、縁から3〜5cm下まで培養土を入れる(土が少なすぎると根が張れず生育も悪い)。結球レタスは3株を植える。
苗を取り出すときは株元を持って上に引っ張ると茎が切れて枯れるので厳禁。ポットの底を揉んで下から押し出すか、割り箸で底穴を突く、あるいは引き抜きたい苗以外を押さえて逆さにして抜く。
ポットの土の深さ分だけ穴を掘り、深植えにならないよう株元の土が見える状態でやや浅植えにする。日当たりの良い場所に置き、底から水が出るまでたっぷり与える。
サニーレタスは65cmに4株、同様に浅植えする。植え付け直後は残暑と重なるとしおれるので、8月末〜9月上旬に植える場合は数日間は遮光ネットの下や半日陰に置く。
Tips for growing lettuce sown in spring from a Japanese farmer !
概要
菜園アドバイザーが春まきレタスの栽培のコツを解説。寒い時期はカビの病原菌が少なく比較的育てやすく、レタスは元々害虫被害が少ないうえ春まきならさらに害虫の懸念が減る。
栽培スケジュールと積算温度
玉レタスは1月後半から種をまき、苗を植えるなら2月中旬〜3月初め、土作りは1月中旬までに終える。収穫は4月終わり頃。
リーフレタスは2〜4月頃に種をまいて育て、収穫は7月頃まで楽しめる。栽培計画には積算温度の考え方が役立つ。
積算温度は苗の定植後の毎日の平均気温を足していった値で、玉レタスは本葉3〜5枚で定植後、約800℃の積算温度で収穫できる。春レタスは定植から収穫まで平均気温18℃程度でおよそ60日かかる。
逆算すると2月終わりに植えれば4月終わりに収穫でき、そのためには1月終わりには種まきが必要。他のレタス類もほぼ同じサイクル。夏野菜の準備期間と重なるので、スペースが足りなければ夏野菜の間で育てるなどコンパニオンプランツ的に栽培してもよい。
土作りと畝作り
種まきの基本
種をまく前にほぐした土を手のひらでよく鎮圧するのが非常に重要。レタスは光を好む種なのであまり深く埋めず、表面に置いて指で少し押し込み、発芽しないこともあるので4粒程度まく。
周りの土を薄くかぶせて種が薄く覆われる状態にし、もう一度鎮圧して種と土を密着させる。まき終わったら軽く灌水するが、ジョウロは最初に出る水流が不安定で種を流すので、必ず畝の外で水流を安定させてから、また止めるときも畝の外で行う。発芽を良くするには前日からキッチンペーパーを濡らして種を包み、水分を含んだ種をまくと発芽率が良くなる。
防寒と育苗
種袋に書かれた発芽適温(多くは15〜20℃)は、種をまいた地面の温度を指す。実測すると裸の地面は14℃で発芽にはやや心もとないため、ビニールトンネルで防寒すると20℃まで上がり十分発芽が期待できる。
保温のため不織布をかけたうえでダンポールでトンネル枠を作りビニールをかけ、さらに上から防虫ネットをダブル掛けすると保温性が増し風にも強くなる。裾はトンネルパッカーで固定する。
ポット育苗の場合も種まき培養土を入れてしっかり鎮圧し、種を置いて薄く覆土し再度鎮圧。日中はビニールハウス、夜は室内に移すかタオルをかけて温度を下げないようにする。発芽後は一定の冷気に当てたいので室外に置き、夜だけタオルなどで保温する。
プランター栽培のワンポイントと質疑
本葉2〜3枚になった苗はプランターに定植して育てる。まだ寒い場合はビニールをかぶせて防寒し、暖かくなれば外す。
プランターは外気の影響を受けやすく、露地より保温が重要。質問への回答として、不織布のべた掛けは双葉の状態ではまだ外さず、本葉が2〜3枚出たタイミングで外すのがベスト。本葉が出る前に外すと寒さでやられることがある。
[Windowside Salad Bar] I Hydroponically Grew Over 1kg of Red Leaf Lettuce Indoors on My Windowsil...
概要
サニーレタスを室内の窓際だけで水耕栽培し、LEDを使わず種まきから3ヶ月で合計約1kgを収穫した記録。虫や土が苦手、ベランダがない人でも室内の日当たりの良い窓際でできる方法として紹介し、あわせて3種類の液体肥料の比較実験も行う。
室内水耕の生育条件
LEDを使わない室内栽培は、南向きの窓際で9月〜3月の間に行う。春〜夏は太陽の位置が高く室内に日が差し込まないが、秋は太陽が低くなり室内に日が入るため生育可能。
秋分の日から春分の日を目安に行うとよい。サニーレタスの発芽・生育適温は約15〜20℃で比較的涼しい気候を好むため秋冬でも育つが、なるべくエアコンで温度が安定したリビングがよい。
育成装置と種まき
ダイソーの水切りカゴ・トレーのセットと、ホームセンターの100円ほどのプラグトレーを組み合わせて使用。各穴にお茶パックを設置して培地の漏れを防ぎ根だけ突き抜けさせ、バーミキュライトをお茶パックの半分まで入れる(スポンジでも代用可)。
水道水をトレーに注いでバーミキュライトを湿らせ(この段階では液肥は入れない)、サニーレタスの種を1穴5〜10粒パラパラとまく。好光性種子なので覆土のバーミキュライトはかけすぎず、親指の腹で鎮圧する。
溶液に光が当たると藻が生えるため、容器にアルミホイルを貼って遮光する。窓際のラックにもアルミシートを貼って光量を確保しつつ藻・虫対策とした。
液体肥料3種の比較
水は下から2cmでキープし、減ったら継ぎ足す。溶液は2週間〜1ヶ月に1回入れ替えると藻の発生を抑えられる。
比較したのは(1)微粉ハイポネックス(N6.5・P6.0・K19とカリウムが多く根の生育を助ける配合、1000倍希釈、1Lあたり約3.44円で最安)、(2)グリーングリーンのお家の野菜(N5.9・P2.8・K8.8でミネラルなど微量元素が多い、1Lあたり約10円)、(3)ハイポニカ(ミネラル成分が豊富で水耕栽培では有名、2液混合、1Lあたり約6.56円)。発芽して間引いた後に液肥へ差し替える。
生育経過と収穫
9月15日開始、5日目に発芽(まきすぎて大量に間引き、2〜3株に絞る)。31日目に最初の収穫。
室内栽培だと紫外線がカットされるので葉が緑色に育ち柔らかく苦味が少なく食べやすい(屋外だと紫外線から身を守るためアントシアニンを出して赤く色づく)。葉の付け根をハサミで切れば茎が伸びて次々に葉をつける。
収穫が進むにつれ量が増え、風通しのため大きくなったらどんどん食べる。クリップ扇風機で風通しを良くすると藻や白カビの発生を抑え生育も良くなる。
密集・収穫遅れで白カビが出た際はスプーンで取り除きバーミキュライトを追加した。12月まで収穫を続け、合計収穫量は微粉ハイポネックス397g、ハイポニカ377g、お家の野菜358gと僅差で、コスパと収穫量で微粉ハイポネックスが総合1位という結果に。
99日目に室内が暖かく春と勘違いして花芽がついたため撤収した(花がつくと葉が硬く味が落ちる)。この時期にまき直せば3月頃まで室内で収穫を続けられる。
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