作物図鑑 | オトモアグリ

ヒガンバナ科の葉菜。旬は4〜6月・10〜11月、育てやすさは「やさしい」。

わけぎ
写真: Kurt Stüber [1] / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

科

ヒガンバナ科

旬

4〜6月・10〜11月

育てやすさ

やさしい

向く栽培環境

プランター

区分

特定野菜

種まき

わけぎは種子ができないため種まきはせず、球根(種球・分球)を植えて育てます。前年に掘り上げて乾燥保存した球、または市販の種球を用意します。

植え付け

植え付けは8月中旬〜9月中旬が適期です。1か所に2〜3球を、芽の先が少し土から出る浅さで植え、株間は露地で15cm前後、プランターでは10cm程度を目安にします。

収穫

葉が20〜30cmに伸びたら、株元を3〜4cm残して刈り取ります。秋(10〜12月)から翌春まで数回収穫でき、春先の若く柔らかい葉が旬の味です。

日当たり

日当たりと風通しのよい場所を好み、生育適温は15〜20℃前後で、涼しい気候によく育ちます。

水やり

土の表面が乾いたらたっぷり与えますが、過湿は球の腐りを招くため、水はけを保ちやり過ぎに注意します。

肥料

植え付け前に堆肥と化成肥料を元肥として入れ、刈り取り後は追肥で株の回復を促して繰り返し収穫します。

出やすい病害虫

さび病:発病葉を早めに除去し、風通しをよくして密植を避ける べと病・黒斑病:多湿を避け、水はけと株間を確保して予防する アブラムシ・ネギアザミウマ:見つけ次第捕殺し、防虫ネットで飛来を防ぐ

連作

ヒガンバナ科(ネギ属)で連作を嫌うため、同じ科の作物を続けて植えず1〜2年あけると安心です。

品種

品種の区別は少なく、球が締まって病斑のない良質な種球を選ぶのが失敗しないコツです。

主産地

広島県が全国有数の主産地で、尾道市・三原市を中心に栽培され、関西圏へ多く出荷されます。

育て方のコツ

刈り取り式で株元を残せば同じ球から何度も再収穫でき、初夏に地上部が枯れたら球を掘り上げて乾燥保存し、秋に植え直すと翌年も楽しめます。

資料

農水省e-Stat(地域特産野菜生産状況調査)/農畜産業振興機構ALIC/産地(広島県)の栽培指針

解説動画

視聴済み

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We recommend planting in March! You can harvest endlessly for years! Great value for money! How t...

概要

シェア畑アドバイザーによるわけぎの育て方紹介。わけぎは薬味によく使われ、ベータカロテンなどを多く含むことから疲労回復や殺菌作用に良いとされる。

通常は8〜9月に球根を植えて秋と春の2回収穫するパターンがあるが、この動画では3月に植え付けて5〜6月まで収穫する方法を扱う。うまく育てれば毎年新しい球根を買わずに栽培を続けられるのが魅力で、球根はホームセンターで手に入る。

植え付けの3つのポイント

1つ目は密植。1球ずつでも育つが、複数球を同じ穴に植えても十分に育つので、この動画では3球をまとめて一つの穴に植えている。

2つ目は浅植え。深植えせず、球根の首が少し出るくらいの浅さで植える。植え付け後は穴に球根を並べて土をかぶせる。

収穫と球根の保存

植え付けから約30日で草丈20cmほどに成長したら収穫できる。収穫時は地面から3cmくらいのところでカットし、その上の葉を食べる(3つ目のポイント)。

切ったところからまた葉が伸びてくるので、1回の植え付けで年3回ほど繰り返し収穫できる。6月頃になると地上部が枯れて球根ができるので、球根を掘り起こし風通しの良い暗い場所に保管しておくと、8〜9月にまた植え付けられる。これを繰り返せばずっと栽培を続けられる。

出典: 農園らいふ+(プラス)(YouTube)で動画を見る ▶