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作物図鑑・葉菜

生しいたけ

キシメジ科の葉菜。旬は10〜4月、育てやすさは「ふつう」。

生しいたけ
写真: frankenstoen from Portland, Oregon / CC BY 2.0(Wikimedia Commons)

科

キシメジ科

旬

10〜4月

育てやすさ

ふつう

向く栽培環境

ハウス

区分

特定野菜

種まき

家庭菜園では種菌を接種済みの菌床(栽培ブロック)を購入するのが手軽で、種菌からの培養は温度管理が難しく上級者向け。原木栽培なら秋〜春先の休眠期にコナラ・クヌギの原木を伐採して種駒を打ち込み、半年〜1年半ほど寝かせて菌を回す。

植え付け

購入した菌床は袋を開けて容器に置き、直射日光を避けた涼しい室内やハウスに設置する。菌床同士は蒸れを防ぐため数cm離して並べる。

収穫

旬は10〜4月。菌床では発生(芽切り)から5〜8日で収穫でき、傘が7〜8分開いて裏のヒダを覆う膜が切れた頃が採りごろで、柄の根元をハサミやナイフで切り取る。

日当たり

直射日光は不要で明るい日陰を好み、発生に適した気温はおおむね15〜20℃。高温期は品質が落ちやすいためハウスや室内での温度管理が向く。

水やり

菌床の表面と周囲の湿度を保つのが要で、乾いたら霧吹きや散水で湿らせる。発生を促す際は菌床を数時間浸水させ、収穫後は乾かし気味にして休養させる。

肥料

菌床にはおが粉と米ぬかなどの栄養源があらかじめ含まれるため追肥は不要で、原木栽培も原木の栄養だけで育て施肥はしない。

出やすい病害虫

トリコデルマ(緑カビ):接種・栽培環境を清潔に保ち、発生した菌床は早めに隔離・処分する キノコバエ類:施設に防虫網を張り、腐敗した菌床や食害部を取り除く ナメクジ:菌床を地面から離して設置し、夜間の見回りで捕殺する 細菌性の軟腐(ぬめり・腐敗):過湿と高温を避け、風通しをよくして水切りを徹底する

連作

キシメジ科のきのこで菌床・原木で育てるため畑の連作障害とは無関係だが、雑菌の繁殖を防ぐため栽培場所や容器は清潔に保つ。

品種

家庭では低温性・高温性など発生温度帯の合った品種の菌床や種駒を選び、手軽さ重視なら発生調整済みの菌床キットが扱いやすい。

主産地

生しいたけは徳島県が生産量全国トップで、北海道・岩手県・群馬県・秋田県なども主産地。現在は空調ハウスでの菌床による周年栽培が主流。

育て方のコツ

温度と湿度の管理が成否を分け、乾かしすぎても蒸らしすぎても発生しない。収穫後は散水と保温で20日ほど休養させてから再度浸水すると、数回にわたり繰り返し収穫できる。

資料

農林水産省、農畜産業振興機構(alic)、都道府県のきのこ栽培指針、JA全農とくしま

解説動画

視聴済み

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JAしまね

の解説動画

菌床しいたけの育て方

概要

JAしまねの担当者が、市販の菌床ブロックを使った生しいたけの家庭栽培を実演で紹介する動画。準備するものと、発生から収穫までの流れを一通り見せている。

準備するもの

菌床ブロック、ハサミ、割り箸(菌床が下に接して蒸れないよう底上げに使う)、または網を敷いたバットなど、菌床が水に浸かりっぱなしにならないようにする台。そして霧吹きと水を用意する。

浸水と発生管理

まず菌床を袋から出し、しいたけの芽出しを促すために5分ほど水に浸ける。

その後、芽が出そろうまでは菌床が乾かないよう、霧吹きで定期的に水を与えて管理する。

収穫の目安

浸水から約1週間でしいたけがたくさん発生する。収穫はなるべく根元から切り取る。

傘が7分開き程度の頃が食べ頃だが、家庭で食べるなら傘が開ききった状態でも十分おいしく食べられる。

出典: JAしまね(YouTube)で動画を見る ▶