セロリ
セリ科の葉菜。旬は11〜2月、育てやすさは「むずかしい」。


科
セリ科
旬
11〜2月
育てやすさ
むずかしい
向く栽培環境
露地
区分
特定野菜
種まき
初夏(5〜6月)にまくと秋から冬に収穫できます。好光性種子なので覆土はごく薄くし、乾かさないよう管理します。発芽に10〜14日かかり育苗期間も長いため、家庭菜園では市販苗の利用が確実です。
植え付け
植え付けは7月中旬〜8月が適期で、本葉7〜8枚の丈夫な苗を選びます。株間は30cm以上あけ、深植えを避けて浅めに植えます。
収穫
旬は11〜2月で、草丈40〜50cmに育てば収穫適期です。株元を切って株ごと収穫するほか、外側の茎からかき取れば長く楽しめます。
日当たり
日当たりと風通しのよい場所を好みますが高温と強い直射に弱く、生育適温は15〜20℃前後です。夏の高温期は遮光や敷きわらで地温上昇を抑えます。
水やり
乾燥に弱く水を多く必要とするため、土の表面が乾く前にたっぷり与え、特に夏場は水切れさせないようこまめに管理します。
肥料
肥料をよく吸うので元肥を十分に施し、植え付け後は2〜3週間おきに追肥を続けて茎を太らせます。
出やすい病害虫
軟腐病:高温多湿や傷口から発生するため、水はけを良くし連作を避け、株を傷つけないよう管理する アブラムシ:防虫ネットで飛来を防ぎ、見つけ次第早めに駆除する 斑点病・葉枯病:密植を避けて風通しを良くし、下葉や被害葉を早めに除去する キアゲハ(幼虫):葉裏の卵や幼虫を見つけ次第捕殺する
連作
セリ科のため、ニンジン・パセリ・ミツバなど同じセリ科を含めて1〜2年は同じ場所での連作を避けます。
品種
香りの穏やかな緑色種のほか、初心者に育てやすい中間種や、香りの強いスープセロリ(キンサイ)も選択肢になります。
主産地
長野県が全国一の産地で静岡県が続き、この2県で出荷量の6割以上を占めます。
育て方のコツ
乾燥・高温・肥料切れのいずれも失敗の原因になるので、水と肥料を切らさないことが成功の鍵です。育苗が難しく生育期間も長いため、初心者は苗から始めると安心です。
資料
農林水産省 野菜生産出荷統計、長野県・静岡県の産地情報、一般的な園芸栽培知識
解説動画
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セロリの上手な育て方(種まきから収穫まで完全解説)セルリー栽培のコツとポイントを掴める!
概要
セロリはセリ科の野菜で、地中海沿岸が原産。水辺のやや湿った土壌で育っていたため水分を好み、多肥性で土作り次第で収量が大きく変わる。
栽培時期は春まきが5〜7月、夏まきが6〜8月で、種まきから収穫まで4ヶ月以上かかる。栄養はビタミンB群・鉄分・食物繊維が豊富で、葉にはカロテン(ビタミンA)が茎の2倍含まれる。
香り成分のアピインなどにはリラックス効果があるとされる。香りが苦手なら癖の少ないコーネル種がおすすめで、人気品種にコーネル619、トップセラー、スープセロリ、コンテナ向けのミニホワイトなどがある。
コンテナと土作り
コンテナは幅60cm程度の深型を使い、小株なら3株、大株なら2株植えられる。1株なら15型以上の深鉢でも可。
市販の培養土が手軽で、自作する場合は赤玉土7・腐葉土2・バーミキュライト1に、用土10Lあたり苦土石灰と化成肥料を各10〜20g混ぜる。用土は縁から4〜5cm低く入れて増し土や水やりに備える。
露地栽培では植え付け2週間前までに土作りを済ませる。セロリは酸性土を極端に嫌うため苦土石灰でpH6.0〜6.5に調整する(pHを1上げるには1平米あたり苦土石灰400g、60cmコンテナで約50g)。
植え付け1週間前に堆肥1平米2kgと化成肥料1平米100gを施して耕し、幅60〜80cm・高さ10〜15cmの平畝を立てる。乾燥を嫌うので畝を高くしすぎない。
種まき・育苗
発芽・温度・水管理が難しいため、直まきよりポットまきがおすすめ。発芽適温は15〜20℃(20℃前後が最良)で、適温なら7〜14日で発芽する。
ポットまきは1ヶ所に深さ5mm以下で4粒ほどまき、本葉5〜7枚までポットで育てる。直まきは深さ5mm以下で1cm間隔の筋まき。
セロリは好光性種子なので光が必要で、細かい用土を薄くかけるのがコツ。本葉3〜4枚まで乾燥に弱いので水を切らさない。発芽までは濡らした不織布や新聞紙をかけて乾燥を防ぎ、発芽したら早めに外す。
間引き・苗の植え付け
葉が触れ合ったタイミングで数回に分けて間引き、最終は本葉3〜4枚の頃。根が絡む時は根元からハサミで切ってもよく、双葉のバランスが良く緑が濃い株を残す。
間引き苗はサラダや付け合わせに使える。種からが難しければ市販苗が手軽で、苗からなら60〜80日で収穫できる。
植え付けは春(ゴールデンウィーク後〜梅雨前)が育てやすい。苗は事前にポットごと水に浸すと活着が良い。
株間は20〜30cm以上確保し、根鉢の上面が少し出るくらいの浅植えにする(深植えは根元が腐る原因)。セロリは直根性なので根鉢を崩さないよう注意。夏の高温期は遮光ネットで管理し、15〜20℃が最適。
わき芽取り・下葉かき・軟白栽培
わき芽取りと下葉かきで株が大きく育つ。植え付け後1ヶ月ほどで親株が立ち始め、株元からわき芽が次々出るので、5〜7cmに伸びた頃に取り除く。
黄色い葉や枯れ葉も摘み取る。傷口からの細菌・ウイルス侵入を防ぐため、作業直後の水やりは避ける。
軟白栽培は、親株が立ち始めたら茎の部分だけを厚紙などで包んで日光を遮ればよい。株全体を包むと生育が悪くなるので、遮光は茎だけにする。
水やり・追肥・収穫
セロリは適度な水分管理が多収のポイント。本葉3〜4枚までは表面が乾いたら、植え付け後1週間は1日数回、根付いた後は間隔をあけて根張りを促し、収穫3週間前からは毎日与えると太く柔らかい茎になる。
1回の水やり量は1株1〜2.5L。夏の高温時に水を与えすぎると軟腐病が出やすいので注意。
追肥は植え付け後(種まきから約1ヶ月半、苗からは約3週間、葉が急に大きくなる頃)にスタートし、月2回施す。1回量はコンテナで1株5〜10g、露地で1平米10〜30g。
液肥を週1回与えるのも効果的。収穫は種まきから約4.5ヶ月、苗から2.5ヶ月、株の高さ30〜40cmが目安。
株ごとナイフで切り、収穫直後に根を切ると鮮度が長持ちする。時期を逃すと茎の中心が白く空洞化する「ス」が入るので早めに収穫。外葉かき収穫は内側から新しい葉が伸びるので外葉から摘む。
☘248: [Q&A] How to grow celery | Tips for growing it deliciously and how to harvest it? Also intr...
概要
ヨーロッパ原産のセリ科野菜セロリについて、よくある質問にQ&A形式で答える動画。最大の特徴は茎のシャキシャキした食感と独特の強い風味で、サラダ・スープ・炒め物に使える万能野菜。
土作り・種まき・植え付け
水やり・追肥
種まき直後はたっぷり与え、発芽まで乾燥させないよう水やりを続ける。発芽後は土の表面が乾いたら与える。セロリは肥料を好むので、追肥は苗の植え付けから1週間〜20日後に始めて収穫まで、月2回のペースで野菜用の肥料を施す。
【セロリの育て方】この動画を見れば育てられます!【プランター】【家庭菜園で】
概要・準備
3つのポイント(肥料・浅植え・水やり)
最も重要なのは生育期間中に肥料を切らさないこと。セロリは実をつけず体を大きくして収穫するため多くの肥料を必要とする。
有機入り化成肥料アミノ酸を計60g、微量要素肥料プランツプロを30g入れる。入れ方は培養土を半分入れたらアミノ酸30g・プランツプロ15gを混ぜ、残りの培養土を入れてまたアミノ酸30g・プランツプロ15gを入れる。
2回に分けることで満遍なく混ざる。苗は深植えすると根元が腐って枯れるので浅植えにし、直根性で根の再生が難しいので根鉢を崩さず植える。
水やりは植え付けから根付くまでの約1週間は1日数回、表面が乾いたらこまめに与える。乾きすぎは生育不良の原因。
追肥・軟白・収穫
肥料切れすると株が大きく育たないため、プランターでは追肥が特に重要で忘れずに行う。植え付けから収穫までは2週間に1回、アミノ酸10g・プランツプロ10gを追肥する。
市販品のような白い茎にしたい場合は茎に光が当たらないよう遮光するが、投稿者は試したところ病気にかかりやすかったのであまり勧めない。草丈30〜40cmに育ったものから外側の葉を必要な分だけ摘み取って収穫する。遮光しなくても十分柔らかいセロリが作れる。
How to grow celery
育てる上での注意点
セロリの苗を畑に植えれば、サラダに使えるサイズに育つ。比較的育てやすい植物だが、より良いものを作るための注意点がある。
置き場所は日当たりを好み、肥沃な土を好む一方で酸性土壌を嫌うので、畝を作る前に必ず石灰をまいてから育てる。連作を嫌うので、一度植えた場所は2〜3年間隔を空けてから再び植える。
収穫は早めに
植え付けから約60〜70日でスーパーで見るような大きさに育つが、欲張って大きくしすぎると茎の白い部分にスが入り、筋も硬くなって食べづらくなる。草丈40cmくらいになったら収穫するのがポイント。
日当たりの良い場所で育てると茎が白くならず緑が強めで少し硬くなるが、その方が栄養価が高いので家庭菜園の楽しみとして味わえる。欲張らず早めに取るのがこの野菜のコツ。
3 Secrets to Successful Celery Cultivation Learned from Japanese Farmers !
概要・栽培スケジュール
セロリはセリ科で栄養価が高く独特の苦味があり好き嫌いの分かれる野菜。あまり日光を好まないため、半日陰や野菜と野菜の間(株間)に植えると成功しやすい。
10号程度のプランターでも育てられる。本来は2月頃からの種まきが多いが、近年は東京でも5月に30℃を超える日が多く、25℃以上になると生育障害が起きる。
そこで今回は2〜3月に防寒して種まきし、生育の時間帯に高温を当てずに育てる方法を実践する。いつも暑さで枯らしてしまう人は例年より早めに育てるとよい。
ポイント1:場所選び
ポイント2:肥料多めの肥沃な土作り
ポイント3:苗作り(防寒育苗)
早い時期は防寒して育苗する。栽培適温は15〜20℃で、防寒することで十分発芽させられる。
種は非常に細かいので、種まき用土を使い、多めにまく。割り箸などを使って一粒ずつ埋め、覆土は種が隠れる程度でよく、指先で鎮圧する。
種まき後は水を与え、不織布をかけ、その上に穴あきのビニール(穴なしだと温度が上がりすぎる)、さらに防虫ネットで覆うと簡易ハウスがなくても保温できる。発芽には10日以上かかることがあり、極端に乾いたら水やりする。近年の気温上昇を見ながら、昨年暑さで枯らした人は早めの防寒栽培に挑戦するとよい。
【家庭菜園】梅雨時が植え時!! セロリの種まきから発芽まで。【セロリ】【梅雨】【育て方】【栽培】
土作りとポットまき
梅雨時のセロリの種まきを、直まきではなくポットで発芽させる方法。あらかじめ石灰をまいて酸度を調整した土をポットに入れる。セロリは酸性土を嫌うので、少しアルカリ寄りのpH6.5あたりに調整しておく。
種まきの注意点
発芽の確認
発芽までは最低10日かかる。種まきから10日後、その間に適度な雨も降り、双葉が発芽した。1つのポットで2〜4つの発芽を確認でき、雑草マルチの保水と直射日光を和らげる効果があったと考えられる。
How to Grow Celery: Trimming Side Shoots
概要・軟白栽培について
セロリは香りが強いがシャキッとした食感でおいしい野菜。店で売られている白いセロリは軟白栽培といって、光を遮ることで白くしたもので、本来の色は緑色。
新聞紙やダンボールで周りを包んで光を遮ると白いセロリができるが、緑のものは栄養価が高い。ここでは定植から1ヶ月ほど経った緑のセロリを扱う。
芽かき作業
この動画のテーマはわき芽を取る芽かき作業。放っておくと株元の脇から小さなわき芽がたくさん出てきて、そのまま残すと養分が分散して大きくおいしいセロリが取れない。
小さなわき芽を芽かきすることで、太くおいしいセロリができる。株元の小さなわき芽を次々に取り除いていき、作業後は株元がすっきりする。これで太くおいしいセロリができてくる。
全部食べられる
芽かきしたわき芽ももちろん食べられる。緑の部分は栄養価が高く、いつも食べる茎の部分以外に葉も食べられ、根も食べられる。セロリは捨てるところがなく、すべて食べることができる。
【セロリ】今年3回目の種まきで発見!種を発芽させるコツ~苗の定植
概要・失敗から学んだこと
テーマはセロリの種を発芽させるコツと苗の立ち上げ。セロリは投稿者の菜園で最も難しい野菜。
昨年は収穫量ゼロで1株も収穫できなかったが、その原因は畑の土のpHが低いと成長が止まってしまうことを知らずに、pHの低い畑に定植してしまったため。pHを調整すればよいと考え今年も種をまいたが、今度は1回目の種まきで1つも発芽せず、これも自作の種まき用土のpHが低かったためと考えられる。pHを高めに調整してまき直したところ発芽したが、2回目も発芽が揃わず発芽率も悪かった。
発芽を揃えるコツ(日照)
2回目までの不調のもう一つの原因は日照不足だった。種まき後、発芽まで約2週間かかるが、土が乾くのを嫌って直射日光を避け玄関の中に取り込んで管理していたところ、その光では不十分だった。
3回目は遮光ネットをかけたトンネルの中で育苗したところ、ほぼ100%と思えるほど綺麗に発芽が揃った。強い日差しを遮光ネットで和らげ、柔らかな日差しが差し込む状態にするのがコツ。この方法だと朝水をやれば夕方まで水分が持ち、表面が少し乾く程度でカラカラにならないので、毎朝1日1回の水やりだけで綺麗な発芽が実現できる。
苗の立ち上げ・定植の注意
種は128穴のセルトレイに1セルあたり5〜10粒まき、ある程度大きくなったら間引いて1セル1株にし、その後10.5cmのポットへ立ち上げる。ポットには生育の良い7株を選抜する。
灌水の際、この時期はホースの中の水が熱せられて熱水になっている可能性があり、そのままかけると一発で枯れることがあるので、冷たい水であることを確認してから与える。ジョウロで優しく、下から水が落ちるまでしっかり与える。
灌水後はすぐ育苗スペースに置いて遮光ネットをかける。真夏の直射日光の下での立ち上げや定植は避け、できれば早朝・夕方、または直射日光がかからない場所で作業するのがよい。
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