作物図鑑 | オトモアグリ

ヒガンバナ科の葉菜。旬は通年、育てやすさは「やさしい」。

ねぎ
写真: 不明 / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

科

ヒガンバナ科

旬

通年

育てやすさ

やさしい

向く栽培環境

露地

区分

指定野菜

種まき

春まき(3〜4月)と秋まき(9〜10月)ができ、地温15〜20℃前後で発芽します。箱やセルトレイ、または苗床にすじまきし、本葉2〜3枚まで間引きながら育苗します。

植え付け

根深ネギ(白ネギ)は苗が鉛筆ほどの太さになったら深さ20〜30cmの溝に株間3〜5cmで立てて植え、成長に合わせて土寄せします。葉ネギ(青ネギ)は浅植えで株間を少し広めにとります。

収穫

葉ネギは種まきから60日ほどで随時収穫でき、根深ネギは植え付け後3〜4カ月、十分に軟白部が伸びた秋〜冬が収穫適期です。とう立ち前までに掘り上げます。

日当たり

日当たりと水はけのよい露地が適し、生育適温は15〜25℃で、耐寒性が高く暑さにも比較的よく耐える作物です。

水やり

乾燥にはやや強いので過湿を避け、育苗期や植え付け直後は土の表面が乾いたら与える程度にします。

肥料

元肥を控えめに入れ、根深ネギは土寄せのたび(およそ1カ月ごと)に追肥して肥料切れを防ぎます。

出やすい病害虫

さび病:黄褐色の斑点が出たら早めに罹病葉を除去し、密植・多肥を避けて風通しを良くする べと病:低温多雨で多発するため水はけを改善し、発病葉は抜き取って伝染を防ぐ ネギアザミウマ:葉の食害でかすり状の白斑が出るため防虫ネットや早期発見で対応する ネギハモグリバエ:葉に白い筋状の食害痕が出たら被害葉を取り除く

連作

ヒガンバナ科(ネギ属)で連作障害は比較的出にくいですが、同じ場所での連作が続く場合は1年程度あけると安心です。

品種

白い部分を楽しむ根深ネギ(下仁田・石倉系など)と、葉まで食べる葉ネギ(九条ネギなど)があり、目的に合わせて選びます。

主産地

全国で栽培され、千葉・埼玉・茨城・北海道・群馬などが主産地で、生産量は年間およそ44万トンです。

育て方のコツ

根深ネギは白い部分を長く育てるため、成長に合わせて葉の分岐点を埋めないよう数回に分けて土寄せするのが最大のコツです。

資料

農水省 作物統計調査(e-Stat)/都道府県栽培暦・農業試験場情報を参照

解説動画

視聴済み

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Tips for preparing soil and planting green onions in your home garden or on a farm! How to grow g...

概要

3月から3月下旬に種まきした1本ネギの苗を、6月に定植して夏の間管理し、11月ごろに立派な1本ネギとして収穫するまでの流れを紹介する動画。

定植適期の苗は、あまり細いと強い日差しで弱ってしまうため、時間とともに太っていける程度の太さを目安にし、根はなるべく切らずに掘り上げる。

土作りと畑選び

ネギは通気性の良い土壌を好むため、土が固く締まったり水が抜けない場所ではうまく育たない。籾殻や燻炭を混ぜ込んで通気性を確保することが重要。

連作を避け、たまねぎやにんにくの跡地は避けてじゃがいも・いちご・そらまめの跡地に植えるとよい。6月に収穫するじゃがいもの跡地を使えば時期的に都合の良いリレー栽培になる。肥料は1平米あたり牛糞堆肥3L、鶏ふん200cc、苦土石灰60〜70cc程度(2握りほど)を施し、籾殻・燻炭とともによく耕しておく。

植え溝と植え付け

植える場所に溝を掘り、その中に籾殻を1mあたり3〜4握りたっぷり入れて土とよく混ぜ込むと通気性が向上する。ネギは酸素が入ることで根張りと成長が良くなる。

苗は土を上げた側に並べ、株間は自分は3〜4cm程度にしているが、地域や人によって10cm開けたり密植したりとさまざまで、一般には4〜5cmが良いとされる。夏の暑さで自然と溶けることがあるため密植は保険にもなる。

根元の白い部分だけに浅く土をかぶせて軽く鎮圧し、上から乾燥防止に藁をかぶせる。藁は後で土に埋め込めば通気性向上にも役立つ。余った苗は捨てず予備として残しておくとよい。

風で倒れないための裏技

ネギは浅植えのため、活着するまでの間に風で飛ばされたり倒れたりしやすい。

予防策として、U字ピン(Uピン)に紐を結びつけ、ネギの中段付近を押さえるように紐を張っておくと、大風が来ても倒れず効果が高い。活着するまでこの方法を行うとよい。

出典: 農家直伝!家庭菜園らいふ(YouTube)で動画を見る ▶

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