病害虫図鑑 | オトモアグリ

べと病
写真: Rude / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

症状

葉に黄色っぽい角ばった斑ができ、裏側に灰色のカビが生える。多湿・長雨で急に広がる。

対策

水はけと風通しをよくし、混み合った下葉を除く。同じ科の連作を避ける。

農薬に頼らないコツ

発病葉はすぐ処分し、株を乾きやすく保つ。雨よけも有効。

かかりやすい作物

かぶ・きゅうり・しゅんぎく・たまねぎ・にがうり・ねぎ・ほうれんそう・わけぎ・チンゲンサイ・ブロッコリー・メロン・レタス

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概要と発生原因

たまねぎ栽培でほぼ必ずと言っていいほど発症する代表的な病気がべと病。特に3〜5月に多く、この時期の予防と対策が重要。

原因は大雨が降り続いたり気温差が激しいこと。11〜12月の植え付け時はまだ暖かいが、2〜3月に急激に温度が下がることでたまねぎがダメージを受け発症すると言われる。

放置すると収穫量が減るだけでなく、最悪の場合はたまねぎが全滅し腐って枯れることもある。

症状の見分け方

葉の中間あたりに楕円形の縦筋が入り、茶色く変色するのが典型的な症状。最初は灰色のカビの胞子がうっすらと付着する。

この胞子は晴れた日に付着し、雨が降ると胞子が流されて一気に株全体へ広がる。

進行すると枯れた所から葉が折れ、最終的には黒紫色になって腐ってしまう。

対策は早めの収穫

定期的に農薬を使う農家でもかかることがあり、完全に防ぐのは難しい病気。かかった後にいかに広げず育てるかがポイントで、適切な時期の収穫が大事な対策になる。

全部の葉が茶色になるまで待たず、葉が茶色くなってきたら、まだ小さくても早めに収穫すると他株への感染を防げて結果的に多く収穫できる。初期症状なら食べられる。

抜かずに放置すると土にも菌が残り、次に育てる野菜にも感染する恐れがあるため、べと病と分かった時点で早めに収穫する。

おすすめの薬剤

農薬で防ぎたい場合はアゾキシストロビン水和剤(殺菌剤)がおすすめ。原因菌を抑える効果があり、雨に強く効果が長続きする。

予防として2〜3月に1回、発生してしまったら拡大を防ぐためもう1回散布するのが効果的。

出典: 庭なし家庭菜園!ポコずチャンネル(YouTube)で動画を見る ▶