肥料・資材図鑑 | オトモアグリ

写真: David Hawgood / CC BY-SA 2.0(Wikimedia Commons)

役割

落ち葉や家畜ふんを発酵させた土壌改良材。土をふかふかにし微生物を増やす。

使い方

完熟したものを植え付け前に土に混ぜ込む。完熟の目安は黒っぽくぼろぼろで土のにおいがすること。熱が出なくなり材料の形が消えてから4週間以上ねかせる(米国環境保護庁)。空気の足りない山で作ると生育を妨げる物質が残るので、ときどき切り返して空気を入れる(中国四国農政局)。

コツと注意

肥料というより土づくり。元肥の化成と役割が違う。家で作るなら、生ごみなどの湿った材料に落ち葉や小枝を2〜3倍の量混ぜ、しぼったスポンジほどの湿り気を保つ。肉・魚・乳製品・油は家庭の山では分解しきれず動物を呼ぶので入れない(米国環境保護庁)。

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牛糞堆肥ってどんな肥料?家庭菜園や農園で堆肥基本の使い方!牛糞堆肥の効果や考え方、適した野菜などを徹底解説!【農家直伝】

牛糞堆肥とは

牛の糞に稲わらやおがくずを混ぜて発酵させたもの。窒素・リン酸・カリの3要素をバランスよく含むが、含有量は鶏ふんの半分以下で、肥料というより土壌改良材として位置づける。

土壌改良には牛糞堆肥、肥料効果を狙うなら鶏ふん、と使い分けるのが一般的。鶏ふんは乾燥させただけでアンモニア臭が残るのに対し、完熟した牛糞堆肥は糞が完全に発酵・変質しているため臭いはほとんどない。

効果と考え方

土をふかふかの肥沃な状態に改良し、微生物を活性化させて、水もちのよい野菜栽培向けの土へ導く。

ただし一度使っただけで畑の土が大きく変わるわけではなく、毎年根気よく使い続けることで団粒化が進み少しずつ良くなる。効き方は鶏ふんよりもっとじっくり長く続くタイプ。

完熟の見分け方と注意

未完熟のものは土中で発酵・分解が進み、その熱で作物の根を傷める可能性がある。完熟かどうかは色・匂い・粒子の細かさで判断する。

ホームセンターで「完熟」と表示されたものを選べば安心。牛糞の種類によって窒素・リン酸などの成分値が違う商品があるので、購入時に表示を確認するとよい。

向く野菜・向かない野菜

生育期間が長いナス科(なす・トマトなど)に有効。ほうれんそうもゆっくり育って甘く収穫でき、鶏ふんや化成肥料と違ってえぐみが出にくい。

一方、じゃがいもやさつまいもは入れすぎるとつるボケして茎葉ばかり伸び、芋がつかなかったり小さくなったりするので控えめにする。

使い方

畑全体・畝全体に均等にまく。量は1平米あたり3kg程度で十分。

すき込むときは上から叩き入れるイメージでなるべく深く入れ込む。堆肥に限らず肥料でも同様に、均等にまくのがポイント。

出典: 農家直伝!家庭菜園らいふ(YouTube)で動画を見る ▶

出典

  1. 公的機関・英語 米国環境保護庁(EPA) Composting At Home
  2. 公的機関 農林水産省 中国四国農政局 環境保全型農業をすすめるために-家畜ふん堆肥の正しい知識

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