肥料・資材図鑑 | オトモアグリ

写真: Srimathiv1995 / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

役割

畝を覆うシート。地温を保ち、雑草・泥はね・乾燥を防ぐ。

使い方

畝に張って植え穴を開ける。黒は雑草抑制、シルバーはアブラムシ忌避に。

アブラムシ
アブラムシ写真: Daniel Schwen / CC BY-SA 3.0

コツと注意

張る前に元肥と水やりを済ませる。夏の高温期は透明・黒の使い分けを。

マルチ

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【目からウロコ】失敗しないマルチの賢い張り方教えます   【カーメン君】【園芸】【ガーデニング】【初心者】

マルチとは・3つの大きな効果

マルチとは植物の株元を何かで覆う(被せる)ことで、畑だけでなく庭でも使える技。覆う素材はビニール、草マルチ、グランドカバー植物、木のチップやバーク堆肥、もみ殻など何でもよく、時期やコストで使い分ける。猛暑や大雨、病害虫が増えるこれからの時代はマルチがあった方が確実に育てやすい。初心者はまずビニールマルチがおすすめ。

効果は大きく3つ。(1)畝が雨や風で崩れるのをビニールが水を弾いて守り、土台の高さを保ってメンテナンスが楽になる。(2)雨で溶け出しやすい化学肥料・化成肥料を守り、必要な分の水分だけをキープするので肥料の持ちが良くなりコスト削減になる。(3)6〜7月に激増する雑草を抑えられ、雑草が減ることで虫や病気も減らせる。

色と穴あきタイプの選び方

ビニールマルチには黒・透明・シルバーの3色がある。最初の1枚は汎用性が高く安い黒がおすすめで、春夏秋冬ほぼこれで対応できる。黒は光の熱を吸収するので3〜4月の低い地温を上げて夏野菜の初期生育を助け、放熱もしやすく遮光もするので真夏も熱くなりすぎない。透明マルチは地温が上がりすぎて根を傷めることがあるため初心者には不要で、時期を選んで使う。シルバーは反射で防虫効果があり夏に地温を下げられるが黒より高価。

穴あきマルチ(玉ねぎマルチ=直径約4.5cm・15cm間隔、ポテトマルチ=ミシン目で裂くタイプ・20cm間隔)は書かれた作物専用ではなく、穴の直径と間隔が合えば他の作物にも使える。玉ねぎマルチはこまつな・チンゲンサイ・ほうれんそうなどの葉物、ポテトマルチはトマト・なす・ピーマンなどに流用でき、間隔を空けたい時は穴を1つ飛ばして植える。

デメリットと注意点

ビニールマルチには規格サイズ(幅95cmと135cmの2サイズが主)があり、これに合わせた畝幅で作らないとシートが足りなかったり、大きすぎてビラビラが余り風でバタつく・作業しにくくなる。マルチ栽培をするなら先に畝幅をマルチに合わせて決めることが大事。

また基本的に使い回しが効かず、ワンシーズンで剥がして土壌改良し貼り直す手間がかかるうえ、大量に使うとゴミの処理が大変になる点も理解しておく。

貼り方の実演・固定具・開閉式マルチ

畝幅50〜60cmなら幅90cmのマルチがちょうど合う。風の強い日は避け、風上から風下へ貼るとあおられにくい。端を多めに出して脇の土を被せて固定する方法もできるが、マルチ押さえ(プラスチックアンカーは抜けにくい、T字型の鉄ピンは100個約1000円と安い)を使うと畝際までピンと固定できる。

手順は、まず中央を1本止め、縦に引っ張って中心線を通し、両サイドを軽く引っ張り気味に押さえ、余りは踏んで土を落とす。畝の脇の露出部は三角ホーで足に土をかけるように被せると風の入り込みを防げる。追肥のときは、株元の穴だけに肥料を落とすと根が吸いにくく肥料障害も起きやすいので、根が広がる株の周りに与えたい。

そこで支柱2本にパッカーで留めた「開閉式マルチ」を作ると、ドームの屋根のように一気にめくって畝の肩へ追肥・芽かきができる。支柱は直径2cm(20mm)の太めがおすすめ。開閉式はピンとは張れないが広い高畝(トマトなど)に有効。マルチを貼る前に元肥が不十分なら有機化成や化成肥料を上から満遍なく振り、乾いていれば軽く水を打ってから貼ると保肥・保水力が増す。

出典: 「カーメン君」ガーデンチャンネル(YouTube)で動画を見る ▶

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