マルチ
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【目からウロコ】失敗しないマルチの賢い張り方教えます 【カーメン君】【園芸】【ガーデニング】【初心者】
マルチとは・3つの大きな効果
マルチとは植物の株元を何かで覆う(被せる)ことで、畑だけでなく庭でも使える技。覆う素材はビニール、草マルチ、グランドカバー植物、木のチップやバーク堆肥、もみ殻など何でもよく、時期やコストで使い分ける。猛暑や大雨、病害虫が増えるこれからの時代はマルチがあった方が確実に育てやすい。初心者はまずビニールマルチがおすすめ。
効果は大きく3つ。(1)畝が雨や風で崩れるのをビニールが水を弾いて守り、土台の高さを保ってメンテナンスが楽になる。(2)雨で溶け出しやすい化学肥料・化成肥料を守り、必要な分の水分だけをキープするので肥料の持ちが良くなりコスト削減になる。(3)6〜7月に激増する雑草を抑えられ、雑草が減ることで虫や病気も減らせる。
色と穴あきタイプの選び方
ビニールマルチには黒・透明・シルバーの3色がある。最初の1枚は汎用性が高く安い黒がおすすめで、春夏秋冬ほぼこれで対応できる。黒は光の熱を吸収するので3〜4月の低い地温を上げて夏野菜の初期生育を助け、放熱もしやすく遮光もするので真夏も熱くなりすぎない。透明マルチは地温が上がりすぎて根を傷めることがあるため初心者には不要で、時期を選んで使う。シルバーは反射で防虫効果があり夏に地温を下げられるが黒より高価。
穴あきマルチ(玉ねぎマルチ=直径約4.5cm・15cm間隔、ポテトマルチ=ミシン目で裂くタイプ・20cm間隔)は書かれた作物専用ではなく、穴の直径と間隔が合えば他の作物にも使える。玉ねぎマルチはこまつな・チンゲンサイ・ほうれんそうなどの葉物、ポテトマルチはトマト・なす・ピーマンなどに流用でき、間隔を空けたい時は穴を1つ飛ばして植える。
デメリットと注意点
ビニールマルチには規格サイズ(幅95cmと135cmの2サイズが主)があり、これに合わせた畝幅で作らないとシートが足りなかったり、大きすぎてビラビラが余り風でバタつく・作業しにくくなる。マルチ栽培をするなら先に畝幅をマルチに合わせて決めることが大事。
また基本的に使い回しが効かず、ワンシーズンで剥がして土壌改良し貼り直す手間がかかるうえ、大量に使うとゴミの処理が大変になる点も理解しておく。
貼り方の実演・固定具・開閉式マルチ
畝幅50〜60cmなら幅90cmのマルチがちょうど合う。風の強い日は避け、風上から風下へ貼るとあおられにくい。端を多めに出して脇の土を被せて固定する方法もできるが、マルチ押さえ(プラスチックアンカーは抜けにくい、T字型の鉄ピンは100個約1000円と安い)を使うと畝際までピンと固定できる。
手順は、まず中央を1本止め、縦に引っ張って中心線を通し、両サイドを軽く引っ張り気味に押さえ、余りは踏んで土を落とす。畝の脇の露出部は三角ホーで足に土をかけるように被せると風の入り込みを防げる。追肥のときは、株元の穴だけに肥料を落とすと根が吸いにくく肥料障害も起きやすいので、根が広がる株の周りに与えたい。
そこで支柱2本にパッカーで留めた「開閉式マルチ」を作ると、ドームの屋根のように一気にめくって畝の肩へ追肥・芽かきができる。支柱は直径2cm(20mm)の太めがおすすめ。開閉式はピンとは張れないが広い高畝(トマトなど)に有効。マルチを貼る前に元肥が不十分なら有機化成や化成肥料を上から満遍なく振り、乾いていれば軽く水を打ってから貼ると保肥・保水力が増す。
マルチの張り方 1人でも簡単にできます|初心者向け野菜づくりムービー
マルチを張る目的
マルチを張る意味は、保温・保湿・余計な草を生えさせない、の3点。
1人でできる張り方のポイント
使うマルチは幅1m×長さ3m。ピンと張るために、まず片端を土の重みで押さえて固定する。畝の両端からしっかり張り、両サイドの土をマルチの縁に乗せていく。中心線を意識してピンと張り、シワが出ないようにする。
どんなに丁寧にやっても縁が露出する部分が出ると、そこから風が入ってマルチが飛んでしまうので、露出部分は全部土で埋める。最後にマルチシートに30cm間隔で植え穴を開ける(穴を開ける道具は何でもよく、マルチに穴を開けられればよい)。
マルチの正しい貼り方【家庭菜園】
マルチを入れる3つのメリット
夏野菜でマルチを使う理由は大きく3つ。(1)気温が上がると悪くなりがちな水持ちが良くなる。(2)夏の大雨で肥料が一気に流れるのを防ぎ、肥料持ちが良くなる(夏野菜は肥料が特に大事)。(3)一番大事なのが雑草対策で、肥料を入れる分だけ雑草も勢いよく伸びるが、マルチをすれば周りからの雑草も生えにくく、雑草に肥料を吸い取られるのも防げる。
使うマルチとセンターライン
用意したのは厚さ0.02mm・幅135cm・長さ100mの普通の黒マルチ。幅は80〜180cmまであるが、投稿者はどの野菜でも基本135cmを使っている(使いやすさは人それぞれ)。長さ100mを選んだのは畝が手前から奥まで約15mで、5〜6列でも足りるため。
購入時のポイントとして、中央にセンターラインが入ったものを選ぶと、真っ直ぐ綺麗に貼れるかどうかが大きく変わる。
綺麗な貼り方の手順
道具はマルチキーパー(なくても可)と、マルチより長い棒を1本。棒をマルチの芯の真ん中に通して転がすと2人作業で動かしやすい。スタートは少し長めに取り、マルチキーパーで2箇所仮止め。
中心線を確認しながらまっすぐ伸ばすが、引っ張りすぎるとキーパーの穴が広がって破れるので程よく。シワが出る所は一度刺してから、少しずつ間隔を空けて土で仮止めする。1箇所目は下だけ、2箇所目以降は少し奥に引っ張ってから下に引いて土を被せると縦横のシワが消える。
仮止め後は、左足(逆側は右足)でマルチを軽く踏みながらクワで横に土を被せる(踏まないと横シワが出る)。土の量はマルチが取れない程度でよい。最後に両端のストッパーを外し、端もピンと引っ張って土を被せ、少しでも見えている所を作らない。
注意点(風の強い日は避ける)
風が強い日はマルチが綺麗に貼れず時間もかかるので避け、できるだけ午前中の風がない時に貼る。マルチが土から見えているとそこから風や空気が入って剥がれる恐れがあるので、端は必ず全部埋める。
[First-time home gardeners] Easy way to use mulch explained and practiced
マルチの効果と4つの種類
マルチには大きく7つの効果があると言われ、基本的に良いことづくめなので初心者にもおすすめ。実際は簡単に貼れるので、貼らずに起こる問題を考えると臆せず挑戦してよい。
種類は4つ。一般的な黒マルチ、反射性が高く虫が嫌がるシルバーマルチ、地温が上がり保温効果が高い透明マルチ、最初から穴が開いている穴あきマルチ。特徴で選べばよいが、迷ったら黒マルチか穴あきマルチでよい。
今年は絶対張ってください!マルチを張るメリット4つ紹介します。【夏野菜】【家庭菜園】
地温を上げる・乾燥を防ぐ
雑草を防ぐ
3つ目は雑草を防げること。透明マルチは効果が薄いが、黒マルチは光を完全に遮断するので雑草がとても生えにくい。マルチ穴を開けた所からは多少生えるが、それ以外は基本生えてこない。雑草を抜く手間が大幅に省ける。
さらに、夏は雑草が生えていると虫が住みやすく、そこに卵を産んで繁殖し、育てた野菜が食べられてしまう。雑草が多いと湿気がたまって風通しも悪くなり病気の原因にもなるので、虫対策の第一歩としても雑草を抑えるマルチは有効。
病気対策(泥はね防止)
Why to Mulch and Best Natural Mulches
マルチが効く7つの理由
アメリカ・オハイオの菜園チャンネル。夏じゅう草取りをしなくて済み、水やりが激減し、粘土質の土そのものが良くなる、しかも多くの場合ただという導入。効く理由を順に挙げている。1つ目は日光を遮って雑草の種の発芽を抑えること(タンポポやアザミのような強い雑草は突き抜けてくるが、マルチをした土は抜きやすい)。2つ目は土からの水分の蒸発を防ぐこと。作者の畑ではマルチと粘土質の保水力が合わさって、夏じゅう地植えの畝に水をやったのが3〜4回だけ、トウモロコシは干し草を厚く敷けば無灌水で済んだという。3つ目は草の刈りかす・落ち葉・ウッドチップなどの有機マルチが分解して、養分と有機物として土に還ること。分解を担う細菌や菌類が土の生物相を豊かにする。
温度・浸食・病気・害虫にも効く
4つ目は地温を安定させること(夏は涼しく、春秋は暖かく)。5つ目は強い雨や風による土の浸食を防ぐ。6つ目が実用的で、雨や上からの潅水で土が跳ね上がるのを防ぐので、土に潜む病気が下葉へ移るのを止められる。うどんこ病の回でも同じ理屈が出てくる。7つ目は土に潜って産卵する種類の虫を寄せにくくし、逆にクモや捕食性の甲虫のような益虫のすみかになること。
落ち葉マルチと「リーフモールド」
作者の一番のお気に入りは落ち葉。芝刈り機のバガーで刻んで集め、敷地の隅に積んでおく。積んだまま置くと、やがてリーフモールド(落ち葉が分解した、黒くほろほろの土のような物質)になる。養分として働くだけでなく、分解を担う菌類を大量に含んでいて土の健康に効く。使い方は、定植なら植え付けて水をやってから、畝全体に数インチ(10cm弱)敷く。ただし株元の茎に直接触れないよう、数センチ空ける。直まきなら先に畝全体を覆って播く筋だけ空けるか、芽が数センチ伸びてから敷く。
落ち葉は「刻んでから」使う(作者の失敗談)
刻まずに丸ごとの落ち葉を大量に敷いたのが、この家の畑での最初の失敗。丸ごとの葉は風で飛びやすいうえ、濡れると厚い不透過の膜になって土に酸素が届かず、水も抜けなくなった。しかも分解に2〜3年かかった。雑草を抑える効果だけは非常に高かったという。できるだけ刻んでから敷くのが結論。
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