病害虫図鑑 | オトモアグリ

ヨトウムシ
写真: M. de Lisle / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

症状

夜間に葉を食い荒らし、昼は株元の土の中に隠れる。大きくなると被害が急増する。

対策

夜か早朝に見回って捕殺し、株元の土中も確認する。防虫ネットで産卵を防ぐ。

防虫ネット写真: Schlaghecken Josef / CC BY-SA 4.0

農薬に頼らないコツ

葉裏の卵塊を見つけたら葉ごと取り除く。若齢のうちはBT剤(有機)が効く。

かかりやすい作物

さといも・しそ・しょうが・はくさい・ふき・ほうれんそう・れんこん・カリフラワー・キャベツ・スイートコーン・バジル・パセリ・ブロッコリー・レタス

解説動画

視聴済み

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A natural enemy of spring and summer vegetable cultivation! Repel cutworms in your home garden or...

概要

ヨトウムシはヨトウガの幼虫で、ほとんどの野菜の葉を猛烈な勢いで食害する。放置すると一晩で野菜が食い尽くされることもある厄介な害虫。

発生時期は3月ごろから秋野菜の収穫期までと長く、家庭菜園のほぼ全期間で警戒が必要。この動画では家庭菜園向けのトラップと対策を5つ紹介している。

防虫ネットと農薬

防虫ネットは物理的に成虫の侵入・産卵を防ぐ。ただし土作りの段階で卵や幼虫が土中に紛れていることがあるため、土いじりの時に見つけて捕殺する。ネットは裾を隙間なく土で埋め、破れて穴が空いたらガムテープなどで補修してから張る。

農薬は効くものが限られるが、土に混ぜて使う粒状タイプや乳剤があり、土作りの段階で土中に混ぜ込むのが効果的。散布はタイミングが重要。

コーヒーと米ぬかトラップ

コーヒーの液を葉全体にまんべんなくかけると、匂いでヨトウガや幼虫が寄り付かなくなる。コーヒーの出がらしは株元の土にまいて軽く混ぜると忌避効果が高まる。

米ぬかトラップは、葉や株元(割り箸で探す)を見ても幼虫が見つからない時に有効。株元近くに穴を掘り、紙コップやペットボトルに米ぬかを詰めてうねと水平になるよう埋め込む。ヨトウムシは昼間は土中に潜み夜に葉を食べに出るが、大好物の米ぬかに先に潜り込むので、2〜3日置いてから割り箸やピンセットで探して捕殺する。

雨で濡れると匂いが飛ぶので張り替え、長く置くとカビるので一定期間で撤去する。

酢を使った対策

酢を使う方法は3つ。

①米酢や木酢液を散布すると野菜の活力剤にもなり、丈夫な野菜は害虫がつきにくくなる。②酢を根元にかけると根が活性化して養分の吸収力が高まる。いずれも300〜500倍に薄め、原液は使わない。

③焼酎トラップ:20度の焼酎200cc程度に砂糖約30gなどを加えた液をペットボトルに入れて仕掛ける。ヨトウガの成虫が飛ぶ高さに合わせ地上1〜1.5mほどに設置し、雨水が入らないよう庇を付ける。置きっぱなしは逆に害虫を呼ぶので時々交換する。

出典: 農家直伝!家庭菜園らいふ(YouTube)で動画を見る ▶