液体肥料
役割
水で薄めて使う速効性の肥料。追肥や葉面散布に向く。
使い方
規定倍率に薄めて水やり代わりに、または葉の表裏に散布する。
コツと注意
効果は早いが持続は短い。定期的に与える。成長点への濃いかけは葉焼け注意。
解説動画
視聴済み
0/2
の解説動画
[Liquid Fertilizer] Effectiveness depends on timing! The correct way to use Hyponex concentrate! ...
概要:液肥は与える時期が大事
ハイポネックス原液は窒素・リン酸・カリをバランスよく含む液体肥料だが、いつ与えても良いわけではない。植物には肥料を欲しがる時期と必要としない時期、与えても効きにくい時期がある。
植え付け後はまず根(主根、続いて毛細根)が株の大きさに比例して先行して伸び、活着して初めて上の茎葉が一気に育つ。この生育段階を見極めて使うことが、液肥をうまく効かせるポイントだという趣旨。
植え付け直後は与えない
苗を植えた直後は根が切れていたり植え替えのショックで弱っており、まだ活着していないため養分や水を吸う力が弱い。この時期に液肥を与えても効果は薄く、そのまま流れてしまう。
むしろ土壌の濃度が上がって根から水が抜ける肥料焼け(漬物でキュウリが縮むのと同じ浸透圧の現象)を起こしたり、根を深く伸ばそうとする成長スイッチを鈍らせてしまう。
市販の培養土には元肥が入っていることも多く、さらに液肥を足すと肥料過剰になりやすい。植え付け直後は液肥ではなくリキダス(活力剤)を使うとよい。
与えるベストタイミング
(1) 植え付けから3週間〜1ヶ月ほど経ち、活着して株が動き出したタイミング。(2) 花や実がつき始めたタイミング。速効性があるので、花・実づくりの栄養として一気に効く。
花や実がつき始めたら週1回を目安に与える。プランター栽培では、毎日の水やりのタイミングで与えるとよい。初期から何か与えたい場合は、液肥ではなくリキダスを栽培初期から週1回。
希釈と与え方
希釈は水10Lに原液20mlほど。入れたらよくかき混ぜる。弱っているからと濃くするのは逆効果でNG。
上から葉にかけると葉を伝って流れてしまうので、ジョウロのハス口を外すか下向きにして、株元・根元に直接与える方が効きが早い。土が乾いていると表面だけ吸って下まで届かないことがあるため、鉢底から水が滴るくらいまで数回に分けて与える。
[Liquidus Hyponex Concentrate] Concentration is crucial! Explanation of the correct dilution meth...
概要:液肥に切り替えるタイミング
成長期の水やりに合わせて活力剤や液肥を与える際の、希釈の考え方を解説した回。植え付け直後(植えて2週間ほどで活着してくる)は根を伸ばしたい時期なので、液肥ではなくリキダスを使う。
活着の確認は、葉が上を向いて垂れていないか、株元がふわふわしていないか(隙間があると根付かないので鎮圧する)で見る。
植え付けから3〜4週間ほど経って活着したら、窒素・リン酸・カリを含むハイポネックス原液(液肥)に切り替え、株を大きくして花や実の形成につなげる。
濃くしすぎるのはNG
株が小さいからと濃い液肥を与えたり、リキダスを濃くして与えるのはNG。
濃すぎると、(1) 浸透圧で根の細胞から水が抜ける「肥料焼け」を起こし、根が傷んだり枯れたりして、逆に水を吸えなくなり徐々に枯れる。(2) 成分バランスが崩れ、窒素分が多いと葉ばかり茂って徒長し、実つきが悪くなり病害虫にも弱くなる。
見た目は元気そうでも弱い株になりやすい。これはリキダスにも言え、吸収量を超えると逆効果になる。株が弱々しくても、必ずきちんと希釈して与える。
かんたんな希釈のやり方
空のペットボトルを使うと水量を量りやすい。
500mlのボトルで500倍を作るなら、スポイトで原液1ml(ペットボトルのキャップ内側の出っ張りまで満たすとおよそ1ml)を入れて、水を満タンにする。1Lで500倍なら2ml(キャップ内側の水位を少し超えるくらい)、2Lボトルなら4mlと、水量に比例させて増やす。
1000倍にしたい場合は1mlを1Lの水で薄める。野菜の栽培では500倍を目安にするとよい。
ほかのオトモ
同じ作りの図鑑が全11本あります。内容の近いものから並べています。
オトモドリンク&イーツ
料理と飲みものを、理由と条件から覚える
イーツ153・ドリンク122・発酵150
オトモネイチャー
野鳥・街の植物・昼の空・夜空の見分けと、キャンプ・釣りの図鑑
バード158・プランツ176・空124
シリーズ全11本を見る

