苦土石灰
役割
酸性に傾いた土を中和し、苦土(マグネシウム)も補える石灰資材。
使い方
植え付けの2週間ほど前に1㎡あたり100g前後を土に混ぜてなじませる。
コツと注意
入れすぎるとアルカリに傾く。連用せず、酸性を好む作物には控える。
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【5分でわかる】苦土石灰のまき方 ~狭い庭で家庭菜園~
なぜ苦土石灰をまくのか
苦土石灰は、酸性に傾いた土を中和し、野菜に合ったpHに戻すためにまく。土が酸性のままだと、土中のアルミニウムが溶け出して根を傷める、根がリン酸を吸収しにくくなる、病気も発生しやすくなる、といった弊害がある。
ただし元々pHが整っていればまく必要はない。時間に追われるときは、pH調整に手間をかけるより種まき・植え付けの時期を逃さない方を優先してよい。
pHの目安と測定
まく量の目安
苦土石灰は1平方メートルあたり100gでpHが約1上がるのが目安。0.5上げたいなら1平方メートルあたり約50g。
人のひと掴みは約30〜40gなので、それを基準にすると量りやすい。50gは幅50cm×2mほどの範囲にパラパラとまくイメージ。
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苦土石灰の特徴
主成分は炭酸カルシウムと炭酸マグネシウムで、比較的ゆっくり効くのが特徴。
家庭菜園で最も一般的に使われる石灰の一つで、取り扱いも比較的やさしく、農家はもちろん初心者にもおすすめできる。
「苦土」=マグネシウムの働き
苦土石灰の「苦土」とはマグネシウム成分のこと。マグネシウムは植物が光合成をするための葉緑素をつくるのに欠かせない成分で、不足すると葉が(株元の方から)黄色くなって枯れてくる。
苦土石灰は土壌pHを調整しながら、この必要なマグネシウムも同時に補給できるのが利点。
使い方・量の目安
植え付けの最低1週間前には土に施し、1平方メートルあたり約150gをまいて土とよく混ぜ合わせる。
pHを0.5上げるのに必要な量は、苦土石灰で1平方メートルあたり100〜200gほどが目安。最終的には製品パッケージの表示を確認して使う。参考までに、100gは大人の手で大盛りひと掴みくらい。
まきすぎ注意
良いからといって石灰をまきすぎると、かえって生育に悪影響が出て逆効果になる。適量を守ることが大切。
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概要(苦土石灰の上澄み液)
苦土石灰はおなじみの土壌改良剤だが、水に溶かした「上澄み液」を使うことで植物をさらに元気にできる。手軽で効果的な補助肥料テクニック。
上澄み液の作り方
2Lのペットボトルに苦土石灰を30cc(大さじ約2杯)入れ、水を注いで一晩置く。白く濁った液が透明になれば使える。
多く使いたい場合は、ポリバケツに40Lの水+苦土石灰600ccで作る。苦土石灰は水1Lに約0.005gしか溶けないので、液が減ったら水を足すだけで何回でも繰り返し使える。
使い方
使うときは上澄み液を約100倍に薄めて与える。
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特徴とおすすめ理由
まく量の目安
基本は1平方メートルあたり100gが目安。土壌酸度(pH)を1.0上げるのに苦土石灰で約100g/平方メートルが目安になる。
作物が育つpHは5.5〜6.5が目安で、たいていの野菜はこの範囲で育つ(酸性を好む作物は作物に合わせて調整)。まいた後は念のため2週間ほど置くと安心。
まきすぎ注意
やりすぎると逆に育たなくなる。石灰類は多くても1平方メートルあたり300g程度に抑える。
カルシウムが過剰になると、土の中のカルシウム・マグネシウム・カリウムの比率(バランス)が崩れ、肥料の吸収率が落ちてしまう。畑が酸性に傾いていても、カルシウムのやりすぎには注意する。
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主食ではなく土を整える
話者は、苦土石灰は野菜の主食ではないと説明します。野菜の主食は油かすや化成肥料に入っている栄養で、苦土石灰はその栄養を野菜が食べやすいように土の酸度を整えるものだといいます。ついでにカルシウムとマグネシウムも少し足してくれます。効き方はゆっくりなので、植え付けの1〜2週間前に使うよう話しています。
苦土石灰の3つの役割
役割は3つあると話者は説明します。1つ目は、雨の多い日本の畑で酸性に傾いた土を野菜が育ちやすい状態に戻すことで、酸性が強いと根が栄養を吸いにくくなるといいます。2つ目は主成分のカルシウムを補うことで、実や新しい葉で不足するとトマトのお尻が黒くなる症状や白菜の縁が傷む症状が出ると挙げます。3つ目は、葉の緑の材料になるマグネシウム(苦土)を補うことで、足りないと下の葉の筋と筋の間から黄色くなるといいます。
多すぎても効かない
苦土石灰は多く入れればいいというものではないと話者は強調します。カルシウムとマグネシウムが土に余ると他の栄養の邪魔をし、根がカリウムを吸いにくくなることがあるといいます。入れたのに葉が黄色くなる、白菜の育ちが止まって巻かないといった場合は、足りないのではなく、多すぎて他の栄養が吸えなくなっていることがあると話します。少なければ酸性のまま、多ければ他の栄養の邪魔になり、どちらも効果が出ない畑になるといいます。
酸度は畑ごとに違う
話者は、「1㎡あたり100g」といった書き方は間違いではないが、「酸度を測ってから」という言葉が抜けていると指摘します。酸度は畑ごとに違うので、同じ量を入れると足りない畑と多すぎる畑が出るといいます。酸度はpHで表し、数字が小さいほど酸性が強く、例外はあるもののほとんどの野菜が育ちやすいのはpH6.0〜6.5だと話します。この範囲なら酸性を直すための苦土石灰は足しませんが、カルシウムとマグネシウムが足りているかはpHだけでは分からないと注意しています。
少しずつ足して測り直す
pHが6.0より低ければ入れますが、1回で調整しようとせず、目安の量を混ぜて1〜2週間置き、測り直して、まだ低ければ少し足すと話者は説明します。ゆっくり効くので、まいた直後の数値では判断できないといいます。まくときの注意は2つで、肥料と同じ日にまかず、先に入れて1週間ほど空けてから肥料を入れること、そして表面にまくだけで終わらせず、耕す深さの10〜15cmまで混ぜることです。
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酸性の土を中和
動画は、たまねぎはペーハー6.0から7.0程度の中性に近い土を好み、酸性の土を苦手とする野菜だと説明しています。日本の土は雨が多くカルシウムやマグネシウムを洗い流すため、もともと酸性に傾きやすいとも述べています。酸性の土では根が肥料を吸う力が弱まり、葉が黄色くなったり玉が太らなかったりすることがあると説明しています。苦土石灰は、この酸性を中和するとともにマグネシウムも補えると話しています。
使う量とタイミング
動画は、苦土石灰を1平方メートルあたり100から150グラム、畑全体にまんべんなくまき、深さ20から30センチほどまでしっかり耕して混ぜ込むと説明しています。両手で軽く1すくいがおよそ100グラムだとも話しています。タイミングは植え付けの2週間前が目安で、まいてすぐ植えると土が落ち着かず根を痛めることがあるとも述べています。
入れすぎの注意点
動画は、酸性がダメなら苦土石灰を多く入れればいいと思うかもしれないが、入れすぎは逆効果だと説明しています。土がアルカリ性に傾きすぎると、鉄やマンガンなどの微量な養分を吸えなくなるためだと述べています。毎年同じ場所で栽培する場合は、ホームセンターで売っている酸度測定キットで一度測ってみるのもすすめだとし、もともとペーハーが6.5くらいある土なら苦土石灰は少なめか、入れなくても大丈夫だとも話しています。
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