油かす
役割
菜種などの搾りかす。チッ素主体の有機肥料でゆっくり効く。
使い方
元肥に土へ混ぜるか、追肥として株の周りに置く。
コツと注意
発酵前は分解時にガスや虫が出ることがある。発酵油かすが扱いやすい。
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【油かすの使い方】家庭菜園でどう使う?初心者の方向けに基本から解説します!│かっちゃんの有機栽培コーザ
油かすとは
菜種・大豆・ごまなどの油を搾った最後に残るかすを利用した有機質肥料。原料ごとに菜種油かす・大豆油かす・ごま油かすなどがあり、肥料成分が少しずつ違う。
ごま油かすは香りが良いが値段が高め。ホームセンターで一番よく売られているのは菜種油かすや大豆油かす。さらさらして扱いやすい。
特徴と向く野菜
使い方とタイミング
緩効性なので基本は元肥として、野菜を植える約1週間前に畑へ入れて耕しておく。入れてすぐ植え付けると分解時に有害なガスが出て根が傷むため、必ず1週間ほど置いてから植える。
追肥として使いたい場合は、油かすでぼかし肥料を作るか、水に入れて液肥にして葉にかける形で使う。
量と注意点
家庭菜園では1平米あたり100gほどを目安に元肥として入れる。入れすぎると病気が出やすくなったり虫がつきやすくなるので、多いと感じたら次の植え付けでは控えめにして畑に合った量を探る。
注意点は、(1)緩効性なので基本は元肥、追肥なら液肥やぼかしにする、(2)元肥なら植え付け1週間前までに入れる、(3)入れすぎない、の3つ。鶏ふんに比べ値段はやや高いが匂いは少なく、むしろ良い香りがするので匂いが気になる人に向く。
The basics of oil cake used in soil preparation for home gardens and farm cultivation! Be careful...
基本と成分
油かすは菜種や大豆から油を搾った残りかすを細かく砕いて乾燥させた有機肥料。肥料成分は窒素・リン酸・カリをおよそ5%・2%・1%含み、葉を茂らせる効果の高い窒素肥料。
発酵しながらゆっくり効く緩効性で、3週間ほど効果が続く。
効果とツルボケ・使いすぎの注意
油かすの種類
(1)菜種油かす=最もポピュラー、(2)大豆油かす=成分は菜種とほぼ同じだが効果が早く出る、(3)ニーム・椿油かす=栄養供給に加え害虫を遠ざける働きがあり、ニームはコガネムシなど、椿はナメクジ・カタツムリ・ジャンボタニシなどを遠ざける、(4)骨粉入り油かす=リン酸を含む骨粉を加えたもので花つきや果実を増やしたい時に有効。
また発酵油かすは発酵済みできつい匂いが少なく即効性があり、価格は高いが早く効かせたい時におすすめ。発酵の有無や主成分を確かめて購入する。
使い方(元肥・液肥)
使い方は2つ。元肥として牛糞・鶏ふんなどと混ぜて土に仕込む方法と、液肥にする方法。
液肥は、2Lの水に油かす200mlを入れ、発酵ガスが出るのでフタを軽く締め、涼しい場所で3〜4週間置く。使う時は上澄みを600倍程度に薄めて株元に散布し、葉にはかからないようにする。そのまま水に入れて使うと窒素分が多すぎるので、必ず薄めて使う。
It's too late to ask now! The correct way to use oil cake, essential for organic farming ♪
油かすとは(有機肥料としての位置づけ)
油かすは油を搾った残りかすを原料とする植物由来の有機肥料。速効性は低いがゆっくり長く効き、効果が持続する。
植物に直接効くというより土中の微生物のエサになり、微生物を活性化させて土壌を改善する。その結果、窒素・リン酸・カリを吸収しやすい形に整え、カルシウムやマグネシウムなど微量元素も補う。
フカフカの土になり植物が病気にかかりにくくなり、無農薬栽培も可能にするなど有機農業で最も重要な肥料とされる。農薬を使いたくない人におすすめ。
成分と種類
使い方と3つの注意点
じわじわ効くので、植える前に土に混ぜ込む元肥として使うのがおすすめ。注意点は3つ。
(1)匂い=発酵過程で匂いが出るが、発酵(約3週間)が進むと収まる。対策は土にしっかり埋めて上から土をたっぷりかぶせる。ベランダ栽培なら発酵油かすを使う。
(2)害虫=成虫・幼虫やネズミなどが集まることがあるので、これも土に埋め込むのがポイント。
(3)肥料焼け=分解過程でアンモニアガスが発生し植物が枯れる可能性があるため、野菜を植え付ける1週間ほど前の耕した畑に混ぜておく。
Tips for properly using chicken manure and oil cake !
油かすの性質
油かすは菜種油の絞りかすを乾燥させたもの。窒素分を多く含むので葉野菜の生育に非常に役立つ資材。
ただし窒素が多いぶん、使いすぎると害虫を引き寄せるデメリットがあり注意が必要。
元肥での使い分け
追肥・液肥での扱い
追肥は鶏ふんが中心で、油かすを使う場面はほとんどない。油かすの窒素は初期生育で茎を伸ばし葉をつけるには重要だが、花や実をつける時期には向かない。
さらに生の油かすを追肥にするとアンモニアガスが発生して悪影響を及ぼすため、追肥に使うことはまずない。
ごく稀に生育が悪く窒素不足の時だけ、油かすを液肥にして(希釈して)対応することがある。葉物の生育が悪い時は液肥なら即効性があるのが利点。
野菜別の鶏糞と油粕のおすすめの使い方と使い分け方を完全解説!鶏ふんと油かすの違いは?
油かすの性質
油かすはまだ分解途中の有機物で、土中の微生物に分解されながら徐々に栄養を放出するため、ゆっくり長く効く緩効性。窒素を中心とした肥料。
微生物の働きが前提なので、土が良い状態ほど安定して効き、土が悪いと効きが遅れたりムラが出る。
生の油かすはよりゆっくり長く効くが入れすぎるとガスが出て根を傷める。発酵済みの油かすはある程度分解が進んでいて効きが安定し、扱いやすい。
効果と使い分けの基本
油かすは窒素中心で、木や葉が育つ栄養成長を支える肥料。葉がしっかり育つと光合成の力が高まり植物全体が安定する。すぐ大きな変化は出ないが生育を支える土台として優秀。
使い分けの基本は「土台を作るなら油かす、花や実をつけるなら鶏ふん」。元肥は油かすをベースにするのがおすすめで、ゆっくり分解して栄養状態が安定し効きのムラが出にくい。
追肥では、生育が安定していれば油かすを少量足して維持する。土作りができているなら油かすが生きる。迷った時は、効きが穏やかで多少多くても大きな失敗になりにくい油かすを選ぶとよい。
作物別の使い分け
入れすぎの注意
油かすは安全なイメージがあるが、分解の過程でガスや熱(発酵熱・ガス障害)が発生する。未分解の状態で多く入れると根の周囲の環境が悪化し根がダメージを受ける。
特に植え付け直後や根がまだ弱いタイミングで多く入れるのは要注意。大切なのは効かせることよりもバランスを崩さないこと。
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