かぼちゃ
ウリ科の果菜。旬は7〜9月、育てやすさは「やさしい」。


科
ウリ科
旬
7〜9月
育てやすさ
やさしい
向く栽培環境
露地
区分
特定野菜
種まき
種まきは温暖地で3〜4月、寒冷地では4〜5月。3号ポットに培養土を入れて1粒ずつまき、発芽適温25〜30℃を保って本葉4〜5枚の苗に育ててから定植します。
植え付け
遅霜の心配がなくなる4月下旬〜5月に植え付けます。つるが広く這うので、地這い栽培では株間90〜100cm、1株あたり2〜3㎡のスペースを確保します。
収穫
旬は7〜9月。開花・受粉から約40〜50日、ヘタ(果梗)がコルク状に白くひび割れてきた頃が収穫の目安で、収穫後2週間ほど風通しのよい日陰で追熟させると甘みが増します。
日当たり
日当たりと風通しのよい露地が適し、生育適温は17〜20℃前後とやや冷涼な気候を好みます。乾燥には比較的強く、水はけのよい畑でよく育ちます。
水やり
乾燥に強く過湿は禁物で、基本は雨まかせとし、極端に乾く時期だけ株元にたっぷり与えます。着果後は水を控えると糖度が上がります。
肥料
元肥は植え付けの1週間前に堆肥と化成肥料を控えめに施し、追肥は着果を確認してからつる先付近に施します。窒素過多はつるボケを招くので与えすぎに注意します。
出やすい病害虫
うどんこ病:葉が白い粉状になる。風通しを良くし、発生初期に病葉を除去して薬剤散布で抑える 疫病:多湿・排水不良で発生。水はけを改善し、敷きわらで泥はねを防ぐ ウリハムシ:葉を食害する橙色の甲虫。苗が小さいうちは寒冷紗で覆い、見つけ次第捕殺する アブラムシ:新芽やつる先に群生しウイルス病を媒介。シルバーマルチで忌避し、早期に駆除する
連作
ウリ科なので、キュウリ・スイカ・メロンなど同科の作物との連作を避け、3〜4年は同じ場所での栽培を控えます。
品種
粉質でホクホクした西洋かぼちゃの「えびす」や、ミニタイプの「栗坊」などが作りやすく家庭菜園向きです。
主産地
国内収穫量の約半分を北海道が占め、次いで鹿児島県・長野県などで多く生産されます。
育て方のコツ
晴れた日の午前中に雄花の花粉を雌花につける人工授粉で着果が安定します。親づるを本葉5〜6枚で摘心し、子づるを2〜3本伸ばして仕立てます。
資料
農林水産省 作況調査(野菜)・e-Stat/都道府県の栽培暦/園芸一般知識
解説動画
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カボチャの上手な育て方(種まきから収穫までを完全解説)
概要
プランターと土作り
露地栽培の土作り
植え付けの2週間前までに土作りを終える。まず苦土石灰を1平米あたり150g、堆肥3kgを施し(pH6.0〜6.5、pHを1.0上げるには苦土石灰400g/平米が目安)、根を傷めないよう遅くとも2週間前には石灰を入れておく。
1週間前に化成肥料(15-15-15)を150g/平米ほど施してよく耕し、幅100〜120cm・高さ10〜15cmの平畝を立てる。根が浅く広く伸びるので広範囲を耕す。
種まき・間引き
発芽適温は22〜25℃と高温。直まきは日中20℃を超える4月中旬以降、ポットまきは3月中旬以降で保温して育苗する。
種は1か所3〜4粒、深さ10mm前後にまき、覆土して手で押さえ密着させてから優しく水やり。埋める深さは種の2〜3倍、まきすぎは発芽不良の原因。
かぼちゃは光があると発芽しにくい嫌光性種子で、へその尖った方を下向きにすると発芽率が上がる。直まきはトンネルやドームキャップで保温すると発芽が早い。本葉が出たら元気な株を1本残して間引く。
苗の植え付け
種まきから約1か月・本葉4枚頃が植え付け適期で、遅霜の心配がなくなる4月下旬以降、6月上旬頃までなら秋収穫に間に合う。良い苗は本葉4枚前後で節間が詰まり、茎が太く葉色が濃く、病害虫被害のないもの。
植え穴は鉢より一回り大きく掘り、根鉢を軽くほぐして子葉が埋まらない程度に植え、株元を押さえて水をたっぷり与える。霜に当たると枯れるので遅霜後に植える。春先は黒マルチで地温を上げると活着と生育がよく、雑草対策にもなる。
支柱立てと整枝・摘芯
地面を這わせる地這い栽培でもよいが、省スペースのため支柱で立体栽培する方法も一般的で、どちらでも収量に大差はない。支柱は細い巻きひげが伸び始めた頃、果実が重いので合掌式やアーチ型でネットを張り、最初のつるを緩く誘引しておく。
整枝は品種で異なり大きく3パターン。西洋系は主に親づるに実をつけ、日本かぼちゃは子づる・孫づるに実をつける。
親に実をつける品種は子づるを本葉3枚残して先を摘む。子づるに実をつける品種は親を本葉5〜7枚で摘芯し勢いのよい子づる3本を残す。
孫づるに実をつける品種は親を本葉7枚で摘み子づる3本を残して孫を伸ばす。放任も可能だが、勢力の弱いプランターでは整枝したほうが玉が充実する。1株から4〜6個が目安で、形の悪い実や小さい実は摘果する。
人工授粉と玉直し
低温期や昆虫の少ない場所では受粉が不十分になりやすく、特に一番果を確実に受粉させることが収量を増やすポイント。雌花は花の付け根がぷっくり膨らんでいるので雄花と見分けられる。
雄花の花びらを取り、花粉を雌花の柱頭にこすりつける(筆や綿棒でも可)。開花当日の朝9時頃までが花粉が多く、受粉日を記したラベルを実に吊るすと収穫日数の管理がしやすい。日照バランスが悪いと実が黄色く変色したり色むらが出るので、握りこぶし大になったら上下をひっくり返す玉直しを収穫まで数回行い、プランターは鉢ごと回して全体に日を当てる。
水やりと追肥
発芽までと植え付け後活着までの約1週間は表土が乾いたら水切れさせないよう与え、以降は用土をしっかり乾かしてから1回にたっぷり与える(毎日は不要)。水の与えすぎは徒長や病害を招く。
開花期は朝夕2回与え、水不足だと花が落ちやすい。玉が肥え始めたら収穫まで水を徐々に減らす。
夏の水やりは気温が上がる前の朝と、気温が下がり始める夕方に。追肥は一番果の肥大が始まるまで控えめにし(多肥はつるぼけの原因)、一番果がこぶし大になった頃に1回目。
以降は三番果の着果後、その後3週間に1回のペースで収穫2週間前まで、化成肥料20〜30gを株から離して施す。葉が大きく濃く枚数が多いときは肥料過多で追肥せず、葉色が薄く黄ばむときは肥料不足なので追肥する。
収穫の見極め
収穫適期は品種で差があり、西洋かぼちゃは受粉後40〜50日、日本かぼちゃは約35〜40日が目安。ヘタ(果梗)が白くひび割れコルク状になり、果皮の艶がなくなって溝が深くなったら完熟。
未熟なものは表面がつるっとして艶がある。ヘタは硬いのでハサミやナイフで切り取り、風通しのよい日陰で1週間ほど切り口を乾かす。
常温で3か月以上保存でき、西洋かぼちゃは冷暗所で1〜2か月追熟すると糖度が増して甘くなる。日本かぼちゃは保存が効きにくく追熟しても食味はあまり変わらない。
【カボチャ栽培】ベストな収穫のタイミングはコレを見れば分かります【有機農家直伝!無農薬で育てる家庭菜園】 26/7/23
収穫時期の目安
かぼちゃの収穫時期は品種や地域で変わるが、一般地では種まき後約90〜120日、6月下旬〜9月頃。受粉した日からの日数を目安にすると、西洋かぼちゃは約40〜50日、日本かぼちゃは約30〜40日、ミニかぼちゃは約30〜35日。
ただしかぼちゃはすいかと違い一株の収穫個数が多く、一つ一つ受粉日をメモしている人は少ないため、見た目での見極めが実用的。紹介株はミニかぼちゃのクリっと坊っちゃんで、3月下旬に播種、自家育苗した苗を4月下旬に定植、親づるを本葉5枚で摘芯し子づる3本を伸ばしている。
ヘタの割れで見極める
収穫期になるとヘタ(果梗部分)に縦に割れが入りコルク化してくる。ヘタに縦線が入っていてもまだ割れておらず果皮に艶が残っていれば収穫は早い。
縦割れが入りコルク化して果皮の艶がなくなれば収穫できる。より完熟を狙うなら、縦割れだけでなく横割れが入るのを待ってから収穫する。早すぎると甘みが乗らず水っぽく、遅すぎると実が割れたり腐ったりすることがある。
日焼け対策と収穫のしかた
実は着果以降に直射日光が当たり続けると日焼けして腐ることがある。葉が茂って日陰になっていれば問題ないが、葉が枯れて直射が当たる場合は、少し早めに収穫するか、上から枯草をかけたり新聞紙・チラシで実を包んで直射を避ける。
収穫は晴れた日に行うと切り口が乾いて病原菌が繁殖しにくい。ヘタは短く切りすぎるとそこから腐るので少し長めに残して切る。かぼちゃは追熟するので、葉が枯れている場合は完熟を待たずヘタに縦割れが入った時点で収穫してもよい。
Secrets to harvesting sweet pumpkins in your home garden or farm!
収穫タイミングと追熟の性質
早すぎる収穫のデメリット
収穫が早いと水分が多く残って味が水っぽくなるうえ、保存性も悪くなる。水分が多い分だけ腐敗しやすく実が傷みやすいため、早採りは避ける。
日数が分からない場合は、ヘタ(枝の部分)がコルク状になってから収穫する。ヘタが青々として触ると水分を感じるうちはまだ早く、全体がワインのコルクのように乾燥してパリパリ・茶色になってきたら収穫適期。
収穫後の保存と収穫前の水管理
【かぼちゃ】子づる3本仕立てのやり方
考え方:数を絞って大きく甘く
節の数え方と親づる摘芯
株元から伸びる太い茎が親づるで、親づるから出る葉の付け根を1節・2節…と数える。まず親づるの葉を6〜7枚(6〜7節)残して、その先を切る摘芯を行う。
これが最初の作業。各節の葉の付け根から小さな子づるが伸びてくる。
親づるを切ると以降は子づるだけが伸びる。摘芯の際に誤って親づるを切ると先端が全部だめになるので注意する。
子づる3本の選び方
残った子づるを全部育てると養分が分散して大玉にならないため、勢いがあり立派なものを3本に絞る。できれば親づるから見て左右均等になるように、片側1本・反対側2本のようにバランスよく残すと葉が込み合わない。
動画では3節目・4節目から左に伸びる子づる2本と、7節目から伸びる子づる1本の計3本を残し、赤ちゃんかぼちゃが付いている勢いのよいものを優先した。1節目・2節目や5節目・6節目の不要な子づるはハサミや手で摘み取る。
その後の管理
成長すると子づるを取った跡からまた脇づるが伸びてくるので、その都度取り除く。子づるから伸びる孫づるは実が付きにくいので摘み取る。
うどんこ病で白くなった葉は蔓延源になるので、この仕立ての作業と合わせて早めにカットし、葉を茂らせすぎないことが大事。収穫は花が咲いてから約50日が完成の目安。
実が大きくなったら片面だけ下を向くと色が変わるので、玉返しをこまめに行う。敷きわらを敷くと実が腐りにくくなり、追肥をして収穫を待つ。芯(ヘタ)がコルク状になったら収穫の目安。
カボチャの育て方・栽培方法|失敗しないポイント【カインズ野菜栽培】
種まきと育苗
かぼちゃは栗のように甘くβカロテンが豊富な緑黄色野菜。気温が25℃くらいになったら種まき。
直径15cmほどのビニールポットに種を2粒ほどまき、土を5mm〜1cm被せ、発芽まで土を乾燥させないようにする。4月頃なら畑に直接まくこともでき、その場合はホットキャップを被せて苗を温かく管理し、3週間ほどで元気な苗を1本残してキャップを外す。
土作りと植え付け
受粉と収穫
受粉作業は雄花の花粉を雌花に直接こすりつける。時間が経つと花粉の出が悪くなるので朝早くに行う。
花の下に丸い実があるほうが雌花。確実に実をつけるため受粉作業を行うのがポイント。受粉から45〜50日頃が収穫の目安で、収穫したら1週間ほど日に当てて乾かしておく。
無農薬でかぼちゃ栽培は植え付け放置するだけで充分できます。
放任栽培という管理のしかた
かぼちゃには親づる摘芯・子づる伸ばし、着果位置より手前の雌花を取る、本葉5〜6枚で切るなど様々な整枝法があるが、この動画は植え付けたら収穫まで何もしない完全放任栽培の実践例。週に1回来られるか程度の条件で放任するやり方で、手間をかけたくないが収穫したい人向け。とはいえある程度管理したほうが大きな実は付きやすいので、最低限のポイントを補足している。
人工受粉のやり方
かぼちゃは虫媒花で、主にハチ(この畑ではクマバチ)に任せれば放任でも実は付く。ただし確実に実をならせたいなら人工受粉が有効。
かぼちゃはきゅうりなどと同じく雌花と雄花が分かれており、株元(花の付け根)を見れば区別でき、雄花は花粉が付き雌花は花粉を受ける柱頭が付いている。受粉に失敗した雌花は付け根から腐って落ちる。
やり方は、雄花を1つちぎって邪魔な花びらを取り除き、先端のおしべだけ出して雌花の柱頭にちょんちょんと軽く付ける。べったり付けなくてよく、うまくいけば柱頭に花粉が付いているのが目視できる。雄花1つで雌花3〜4つ(3株程度まで)受粉できる。
雌花・雄花の間引き
花を摘み取って整理する際、雄花はあまり取らないほうがよい。一方、雌花は着果した実より手前の花は取ってしまうほうがよいとよく言われる。人工受粉はしてもしなくてもよく、放任でも自然に受粉して実は付くが、行えばより確実に実がなる。
初心者でもできる!イラストでわかるかぼちゃの育て方
かぼちゃの種類
かぼちゃは大きく西洋かぼちゃ・日本かぼちゃ・ペポかぼちゃの3系統。西洋かぼちゃは栗のようにホクホクした食感でスーパーでよく見かけ、現在流通の9割近くを占め、家庭菜園でも最も多く育てられている。
日本かぼちゃは歴史のある在来種で粘りがあり煮崩れしにくく煮物向き。ペポかぼちゃはズッキーニやそうめんかぼちゃ、ハロウィンのオレンジかぼちゃなどを含む。近年は西洋かぼちゃをベースにした改良品種が主流で、甘みや栽培のしやすさが進化している。
生育のしくみと用語
発芽して最初に出るのが子葉、次に出るのが本葉、真ん中に伸びる太い茎が親づる。親づるから出る葉の付け根を節と呼び、その葉腋から脇芽や花芽が出る。
この脇芽を伸ばしたものが子づる、子づるから出た脇芽が孫づる。仕立て方や摘芯を理解するにはこの成長のしかたを知っておくとよい。
かぼちゃの実が甘く育つには2つの供給ルートが不可欠で、根が水と土中の肥料成分を吸い上げ、葉が光合成でグルコースを作る。果実1個を育てるには品種にもよるが健康な葉が20〜25枚必要とされ、これが甘みとホクホク感の元になる。
仕立て方の選び方
仕立ては目的や栽培スペースで選び、正解は一つではない。親づる1本仕立ては主軸の親づるだけを伸ばし子づるは早めに全て摘む方法で、本葉が5〜6節出て親づるが伸びてから仕立てると楽。
整枝作業が少なく省スペースで、1個の果実に養分が集中し着果が安定、収穫1〜2個が目安。
子づる2本仕立ては親づるを5節前後で摘芯し、勢いのよい子づるを主軸に育てる方法で、養分が子づるに流れ2〜4個収穫できるがスペースと手間はやや増える。
3本仕立て(親づる+子づる2本)や子づる3本仕立ては収量重視型で、管理の手間はかかるが3〜6個を目指せ、畝幅に余裕がありじっくり育てたい場合に最適。
雌花の管理と着果位置
雄花と雌花の見分け方は、茎の先に小さなかぼちゃのような膨らみがあるのが雌花。品種で違うが、親づるの1〜9節目に咲く雌花は果実が小さく品質が劣る傾向があり摘み取りが推奨される。
10〜15節目の雌花に着果させ、16節目以降は草勢を見て判断する。1本仕立てで果実が小さい・生育が弱い場合は雌花を早めに摘む。
人工受粉
実が付かない悩みの多くは受粉不足が原因で、ミツバチなどの虫が少ない環境では人工受粉が効果的。雄花は中心に棒状のおしべが1本あり、その花粉が雌花のめしべに付いて初めて果実が育つ。
かぼちゃの花は早朝に開き昼頃には閉じるため、着果率が最も高い早朝4時頃が理想で、遅くとも朝8〜9時までに行う。やり方は雄花を摘んで花びらを優しくむしり中心のおしべだけ残し、雌花のめしべを優しく撫でるようにこする(実際の現場では雌花の花びらはむしらない)。
成功すると翌日には雌花の子房が膨らみ、失敗すると花の根元が絞れて枯れる。受粉から収穫までは品種にもよるが約40〜50日。
玉直しと追熟
収穫間近になったら最後のひと手間として玉直しと追熟(キュアリング)を丁寧に行うと見た目も味もよくなる。玉直しは育っている実をそっと動かし、地面に接している部分にも日光が当たるようにする作業。かぼちゃは収穫直後が食べ頃ではなく、1〜2週間ほど日陰の風通しのよい場所で追熟させると水分が抜けて甘みとホクホク感が増す。
カボチャの育て方は最初が肝心・親ヅル摘芯と子づる2本仕立てのやり方 21/5/10
親づるの摘芯
子づる2本仕立ての作り方
摘芯後、親づるの節の間から無数の子づるの芽が出るので、その中から特に太く、同じ長さで均等に出ているものを2本残す。畝に対して這わせたい方向、たとえば左右に1本ずつ伸ばしやすい向きのものを選ぶとよい。
伸ばしたくない方向に向いた子づるや、株元・マルチのすぐ下から出た芯先はハサミで取り除く。残す2本を決めたら、他の芽は小さいうちに指でぽろぽろ摘む。
成長して子づるが割り箸くらいの太さになると取った跡からまた子づるが出るので、玉直しや受粉(花合わせ)作業の際に見つけたら取り除く。この株では最終的に最低4個、多くて6〜8個収穫できる。
なぜ親づる1本+子づる1本にしないか
地域によって親づるを残して親づる+子づる2本にする、親づる1本+子づる2本の3本仕立てにするなどやり方は様々。この農園が親づるを摘んで子づる2本にするのは、受粉(花合わせ)の効率のため。
親づると子づるを1本ずつ残すと、勢いの強い親づるが先に花を咲かせ、後から追う子づるが別のタイミングで花を咲かせるため、花合わせに毎朝畑に通う手間が続く。長さの揃った子づる2本にすれば花が同じ時期に一斉に咲き、そのタイミングを狙って一度に花合わせでき、他の期間は畑に入らずに済む。親づる由来の実と子づる由来の実で味に差はほとんどない。
うどんこ病対策と放任の試み
梅雨に入るとかぼちゃはうどんこ病にかかりやすく、まず株元から発生して葉が白くなる。子づるを2本に決めたら他の葉を茂らせすぎないようにし、株元が込み合わないよう不要な葉はハサミで取り除いて風通しをよくする。
ただし健康な葉は光合成源なので必要以上に取らない。この年は試験的に放任栽培にも挑戦しており、株元だけは手入れしてうどんこ病を防ぎ、あとは自由に伸ばす。
真夏に40℃を超えると実が皮焼け(果焼け)して商品価値が落ちるため、葉である程度日陰を作ることも意識する。植え付けの苗の大きさによって、植え付け前に摘芯する農家、植え付け後に摘芯する農家などやり方は様々。収穫物は長期保存もできる育てやすい野菜。
ほかのオトモ
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