腐葉土
解説動画
視聴済み
0/5
腐葉土の使い方を基礎から学ぶ!家庭菜園で使うポイントと注意点│モリミサと学ぶ有機栽培
腐葉土とは
落ち葉を大量に積んで発酵させた資材。市販品には米ぬかや油かすを混ぜて発酵期間を短縮したものもあり、それらは「落ち葉堆肥」とも呼ばれる。
細かく比較的均一な質感で、肥料分はほとんどなく主に土壌改良のために使う。種や苗を植えた後ではなく、植え付け前の畑に入れておく資材。
効果と特徴
カチカチの畑・粘土質・砂質など、どんな土質にも入れて土壌改良効果を発揮する。土を物理的にふかふかにして根を張りやすくし、有機物として土壌微生物の餌になり微生物を活発にする。
匂いが少なく使いやすく、大量に入れても問題ない。似た植物性のバーク堆肥と比べると少しだけ窒素成分を含み、きめが細かいため水分や肥料を保つ力に優れる。落葉樹の葉があれば家庭でも半年〜1年ほどの発酵で比較的簡単に作れ、分解されやすく扱いやすい。
使い方(量とタイミング)
投入量の目安は1平米あたり2〜3kg(多めに入れても問題ない)。植え付けの1ヶ月〜2週間前までに投入する。
植え付け直前に入れると未熟な部分が土中で発酵して熱や有害ガスを出し、根を傷める恐れがあるため。畑全面に均一に撒き(全面施用)、15cmほどの深さで耕して土とよく混ぜ、馴染ませておく。
注意点
肥料分はほとんど含まないため、肥料効果が必要な場合は他の肥料と組み合わせて使う。
家庭菜園や農園栽培の土作りで使いたい王道肥料!腐葉土の役割と正しい使い方!夏野菜栽培前の土壌改善に!
役割・効果
選び方と注意点
販売元によって成分にばらつきがあり、安価なものは要素が入っていたり入っていなかったりするので、肥料袋の裏面を確認して購入する。完全に分解されるまでには数年かかり、耕すと未分解の葉が出てくることもある。
また入れすぎると分解時に発生するガスで根が傷むため使いすぎに注意し、必ず完熟したものを使う(未完熟品も売られているので確認する)。
【いまさら聞けない】腐葉土の特徴と使い方【土壌改良資材】
特徴・堆肥との違い
メリット
①繊維質が多く適度な隙間があるため通気性・水はけが良く、根が伸びやすい環境になる。
②繊維質による保水性に加え、腐植を多く含むため保肥力が高く、与えた肥料を過不足なく供給できる。
③腐葉土自体に微生物が多く、混ぜ込むと土壌微生物が豊かになり、植物が病害虫の被害を受けにくく健全に育つ。
デメリット
室内で観葉植物を育てる土に混ぜるのはコバエが湧く原因になるため不向き。
室内で使うなら、分解されにくくコバエも湧きにくいヤシ殻チップ(ベラボン)を腐葉土の代わりに使うのがおすすめ。
使い方
土ではないので単体では使わず、他の用土と混ぜる。鉢植え用土は赤玉土7割+腐葉土3割が基本の配合。
庭や花壇の土壌改良では1平米あたり一定量を混ぜ込み、もみ殻くん炭を加えるとさらに通気性・水はけが改善する。
株元に敷き詰めてマルチング資材として使えば保温・保湿効果があり、宿根草の冬越し対策にも有効。使用量を間違えなければ土壌改良資材としてとても優秀。
発酵腐葉土使い方 1 畝編
畝への施用と使用量
自作した発酵腐葉土を畝の表面にすき込む実演。施用量の目安は1平米あたり3L。
例では幅80cm×長さ約10m(約8平米)の畝に対し、およそ24Lを撒いている。全体に撒いたあと、表面に軽くすき込む。
植え付けまでの期間
すき込み後、1週間〜10日ほどで作物の植え付け・種まきが可能になる。
【知らなきゃ危険】落ち葉を使った堆肥を使う際に気を付けるべきことを紹介します。【家庭菜園】
自作(落ち葉堆肥)は必須ではない
腐葉土と同じ落ち葉由来の「落ち葉堆肥」を、わざわざ落ち葉を集めて作る必要は必ずしもない。
木から自然に落ちた落ち葉を畑に入れて米ぬかと混ぜる程度でも十分で、処分に困る落ち葉を土に混ぜる感覚で使えばよい、という考え方。
材料の落ち葉の注意
使う落ち葉の出所が重要。自宅の庭など管理された場所の落ち葉は比較的安全だが、山や森で集めた落ち葉は害虫・虫の卵・雑草の種・雑多な微生物が付きやすく最も危険。
そうした落ち葉をそのまま使うと、その年に害虫が増えることがある。
肥料効果と米ぬか
落ち葉自体には肥料成分はほとんどない(土を柔らかくし微生物を増やす効果はある)。肥料効果は牛糞など動物性堆肥の方が圧倒的に高い。
落ち葉に米ぬかを混ぜて堆肥化すると、米ぬかの高い肥料効果が加わり、肥料効果のある落ち葉堆肥になる。
よそから集めた落ち葉の扱い
山や森など外から拾ってきた落ち葉は畑にそのまま入れず、一度燃やすか、袋に入れて米ぬかを加えて発酵させ、発酵熱で虫や菌を死滅させてから使う。
この一手間を守ることで害虫が湧くリスクを減らせる。
ほかのオトモ
同じ作りの図鑑が全11本あります。内容の近いものから並べています。
オトモドリンク&イーツ
料理と飲みものを、理由と条件から覚える
イーツ153・ドリンク122・発酵150
オトモネイチャー
野鳥・街の植物・昼の空・夜空の見分けと、キャンプ・釣りの図鑑
バード158・プランツ176・空124
シリーズ全11本を見る


