そらまめ
マメ科の果菜。旬は4〜6月、育てやすさは「ふつう」。


科
マメ科
旬
4〜6月
育てやすさ
ふつう
向く栽培環境
露地
区分
特定野菜
種まき
種まきは秋の10月中旬〜11月上旬が適期で、寒くなる前に本葉2〜4枚の若苗に育てておくと越冬しやすくなります。ポットに種のお歯黒(黒い筋)を斜め下に向けて半分ほど土に押し込み、覆土は浅めにします。
植え付け
本葉2〜4枚の苗を11月中〜下旬に植え付け、株間は30〜40cmとります。深植えを避け、根鉢を崩さず浅めに植えます。
収穫
収穫は翌春の4〜6月。上を向いていたさやが下や横に垂れ、背が黒っぽく光って背筋(スジ)がはっきりしてきた頃が適期で、適期は短いので採り遅れに注意します。
日当たり
日当たりと風通し・水はけの良い露地が向き、生育適温は16〜20℃とやや冷涼な気候を好みます。耐暑性が弱く、秋まき春どりが基本です。
水やり
乾燥にはやや弱いので、開花〜さやの肥大期は土が乾いたらたっぷり与えますが、過湿は根を傷めるため水のやりすぎには注意します。
肥料
元肥は控えめにし、酸性を嫌うので植え付け前に苦土石灰を施して土壌pH6.5前後に調整します。追肥は春の開花期に化成肥料を株元へ与えます。
出やすい病害虫
アブラムシ類:新芽の先端(生長点)に群がるので、摘心や早めの防除で密度を下げる チョコレート病(赤色斑点病):葉に茶色い斑点が広がる病気で、水はけと風通しを良くし密植を避ける さび病:葉裏に褐色の粉状の斑点が出るため、多湿を避け発病葉を早めに除去する
連作
マメ科で連作障害が出やすく、同じ場所での栽培は4〜5年あけます。
品種
さやが大きく甘みの強い「一寸そらまめ(河内一寸・仁徳一寸など)」が家庭菜園向けで作りやすい定番です。
主産地
鹿児島県が全国一の産地で、次いで千葉県・愛媛県が主産地となっています。
育て方のコツ
春に生長の良い枝を6〜7本残して他は整枝し、株元に土寄せして倒伏を防ぎます。伸びた主枝は摘心するとさやの肥大がそろいます。
資料
農研機構NARO/都道府県栽培暦/農畜産業振興機構(alic)/農水省e-Stat作物統計調査
解説動画
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の解説動画
家庭菜園や農園のそら豆栽培で4月にやるべき水管理とお世話のコツ!サヤが大きくなるタイミングで重要なそら豆の育て方を徹底解説!【農園ライフ】
概要
4月にサヤが膨らんでいく時期のそら豆を大きく育てるための水分管理とお世話のポイントを解説する回。そら豆は3〜4月にかけて根元が紫・先端が白い花を茎と葉の付け根に咲かせ、花が散ると上向きにサヤができる。
サヤが膨らんで重くなると真上を向いていたサヤが半分ほど倒れてくるので、触って硬ければ収穫適期。おおむね4月中旬以降に収穫が始まる。
生育状況の見方
よく育った株は背丈80cm近くになり、脇芽が6本ほど出ている状態が良好の目安。下の方の花は受粉を終えて散り、サヤができ始めている。植え付けが遅れて背が低い株でも脇芽の数が十分出ていれば問題ない。
乾燥防止と水分管理
マルチを張っていれば保湿されるので大きな問題はないが、プランター栽培や露地でマルチなしの場合は乾燥に注意する。乾燥するとサヤが大きく膨らまない。
土の乾き具合はつま先で少し掘り、湿り気があれば問題なし。含水量を測る簡易測定器を土に挿し、ノーマル表示なら十分、ドライ表示なら水やりが必要と判断できる。
マルチ栽培では株元ではなく畝間に水を流すと毛細管現象で畝の下に水が行き渡り過乾燥を防げる。露地では畝の上に水やりするが、やりすぎは根腐れの原因になるのでこまめに水分量をチェックする。15時以降の水やりは病害予防のため控える。
摘心(脇芽と先端)
4月の摘心は2種類。ひとつは脇芽の整理で、茎を6本ほど残して後から下部に出てくる余分な脇芽はハサミで切り、養分の分散を防ぐ。
もうひとつは先端の摘心で、サヤができ始めて背丈が70〜80cm以上になったら先端を切る。先端を伸ばしてもその先に良いそら豆はできず、切ることで養分の分散を防ぎアブラムシ対策にもなる。花芽があと1段ほどつくまで、1週間ほど待って摘心するとちょうど良い。
アブラムシ対策
株が茂ってくると茎に囲まれた内部の葉にアブラムシが付くと退治が難しくなるので、見える範囲だけでなく内部の葉もチェックする。特に先端の成長点に大量発生しやすい。
刷毛では落としにくいので、油石鹸水を噴霧して窒息させ、2〜3分置いてから綺麗な水で洗い流す。
支柱・誘引(質問への回答)
風で倒れないよう成長に合わせて麻紐の段数を増やしていくのが合理的。最初は畝の上から15cmほどの低い位置に3段(45cm程度)で作業しやすくし、4月に大きく伸び始めたら2段3段と増やして先端が麻紐で囲まれた状態にする。
アブラムシ取りなどのお世話で麻紐が邪魔になることもあるので、成長に従って足していくのがよい。
ソラマメの上手な育て方(種まきから収穫までを完全解説)空豆栽培方法のコツとポイントが分かる!
概要と栽培時期
そら豆は世界最古の農作物のひとつで、冷涼な気候を好み暑さと過湿・乾燥に弱いため、日当たりと水はけの良い土壌で育てる。豆が上向きにつき、サヤが空を向くことから空豆と呼ばれる。
栽培は秋から翌春にかけてで、種まきは10〜11月、苗の植え付けは11月以降、収穫まで約半年。寒冷地では越冬が難しく春まき(2〜3月)が主流。
育てやすい品種は一寸空豆、仁徳一寸、打越一寸など。連作障害が出やすく、豆科を植えるなら4〜5年は間隔を開ける。収穫適期が短く鮮度も落ちやすいので、もぎたてを塩茹でや炙りで味わうのがよい。
プランターと土作り
プランターは深型60cm以上(少数株なら10号以上の深鉢)を使い、株間約15cmで大型なら3〜4株。密植は実付き低下や病害の原因になる。
用土を自配合するなら赤玉土7に腐葉土やバーミキュライトを混ぜ、苦土石灰と化成肥料を用土10Lあたり各10g(化成は10〜30g)加えて1〜2週間前に仕上げる。用土は8分目より少なめの7割にしてウォータースペースと増し土の余地を確保する。
露地は植え付け2週間前に土作り。そら豆は直根型で1本の太い根が地下30cmまで伸びるので深さ30〜40cm耕す。
好適pHは6.0〜6.5で石灰で調整(1.0上げるのに1平米あたり石灰約400g、60cmプランターで約50g)。石灰は効果が出るまで日数がかかるので早めに済ませる。
1週間前に元肥を入れて畝を立てる。元肥は1平米あたり堆肥2kg・化成8-8-8を100g程度。
初期に肥料過多だとつるぼけ(茎葉ばかりで実がつかない)しやすい。そら豆は根の根粒菌が窒素を作るため、前作の肥料が残っていれば植物性堆肥だけにして化成を省いてもよいが、カルシウム(石灰)だけは必ず施す。
畝は平畝で幅70〜80cm、高さ10〜15cm。土寄せ用の土が要るので幅を狭くしすぎない。
種まき・育苗
移植を嫌う野菜だが、温度管理のしやすさや未発芽を防ぐ目的でポットまきして苗を移植するのが一般的。種まき時期は寒冷地2月中旬〜3月上旬、中間地11月上旬〜下旬、温暖地11月中旬〜12月上旬。
育苗日数は2〜3週間かかるので植え付け日から逆算する。発芽適温18〜22℃で5〜10日で発芽、その後15〜25℃で植え付けまで育苗。
種はお歯黒(黒い筋)を斜め下に向けて約2cm押し込み、種が見えるか見えない程度に覆土する。深く埋めると酸素不足で発芽率が下がる。
まき数はポットで1か所3粒、直まきで3〜4粒が目安。まいた後は手のひらで鎮圧して種と用土を密着させる。
本葉2〜3枚まで育苗する。低温に当たらないと花芽がつかないため、暖地の春まきは向かない。
間引き・苗選び・植え付け
間引きは直まきで本葉2〜3枚、ポットで本葉1〜2枚の頃、生育の良い1本を残して他を抜く。根が絡む時はハサミで根元から切る。
苗は本葉2〜3枚の小さいものを選び、背が高く節間が広いものより草丈が低く節間の詰まったずんぐり型が良い。育ちすぎた苗は寒害で霜枯れし越冬に失敗しやすい。
植え付け適期は中間地11月中旬〜下旬、温暖地11月下旬〜12月中旬、寒冷地3月中旬〜4月上旬。株間は露地30cm以上、プランター25cm以上。
そら豆は浅く広く根を張るので株間確保が収量アップのコツ。根鉢を崩さず植え、株元を軽く押さえて用土と密着させ、たっぷり水やりする。植え付け後1週間は表面が乾いたら水やり。
土寄せ・支柱・整枝
根が露出すると生育が弱るので、株周りの用土が減ったら間引き・追肥に合わせて土寄せする。プランターは新しい用土を株元に足す。
支柱を立てて誘引すると日当たり・風通しが良くなり豆が大きくなる。越冬する小さな苗は雨風に弱いので短めの仮支柱で支え、草丈60cmほどで周囲に支柱を立て紐で囲う。
露地は1.5m程度の支柱を苗の両側に2本ずつ立て、30cm間隔で紐を3〜4段張る。摘心は草丈20cmを超えたら主枝の先端を切ると株元から新たな側枝が伸びる。
側枝上部の花は実がつきにくいので草丈60cm超で先端を摘む。整枝は草丈40〜50cmで太く勢いのある側枝を5〜7本残し、後から伸びる側枝は摘み取る。
水やり・追肥
そら豆は乾燥に弱く水不足だと落花や実入り・サヤ肥大が悪くなる。初期は普通、越冬期は少なめ、開花後は多めが基本。
苗が小さい時期は表面をしっかり乾かしてからたっぷり与え、根を深く広く張らせる。越冬期は暖かい日中に水やりし、15時以降は控えて夜間は表面を乾かす。
開花後は水切れさせない。追肥はそら豆も根粒菌が窒素固定するので少なめだが、根粒菌の働きが弱い低温期はタイミング良く追肥すると生育・収量が上がる。
1回目は草丈20cm程度になる2月中旬頃で、露地は化成8-8-8を1平米10〜30g、プランターは1株3〜5gを株元から少し離してまく。開花後は2週間に1回程度。肥料不足だと葉先が黄変・黒ずみ、過多だと落花や奇形サヤが増え、窒素過多はアブラムシ多発の原因になる。
収穫・病害虫
収穫適期は開花後35〜40日。上を向いていたサヤが膨らんで重みで下を向き、サヤの背筋が黒くなったら収穫期。
膨らんだものから順次収穫し、美味しい期間が短いので適期を逃さない。収穫は光合成で糖を蓄えた朝方がおすすめ。
サヤから出さずにナイロン袋に入れ冷蔵庫の野菜室で保存、調理直前に取り出す。冷凍保存も可能。
病害はモザイク病・褐斑病・赤色斑点病など。水はけを良くし不要な茎葉を整理して日当たり・風通しを確保し、発病株は早めに抜いて圃場外処分。
生理障害の寒害対策に12月〜2月下旬は株周りに敷きわら、寒冷紗やマルチも有効。害虫はアブラムシ・ハモグリバエ・ヨトウムシ・コガネムシ・カメムシなど。
特にアブラムシはウイルス病を媒介するので注意し、窒素過多を避ける。生育初期の低温期は被害が少ないが3月から増える。
葉に白い筋が入るのはハモグリバエ・ナモグリバエの幼虫の食害痕で、見つけ次第つぶす。株周辺の雑草・枯れ葉・残渣は住処になるので除去する。
[自然栽培8] そら豆の種まきの時期です♪ 初心者にも育てやすい野菜
概要と特徴
そら豆の特徴と種まきの仕方を自然栽培の視点で紹介する回。生育適温は15〜20℃で、暑い場所では生育が緩やかになる。
発芽適温は20℃前後。種まきは年2回でき、春は1月中旬頃〜3月下旬まで、秋は10〜11月にまく。
そら豆は冬越しできるが、小さいうちは霜が降りても大丈夫でダメージをほとんど受けない。逆にある程度大きくなると霜のダメージを受けやすくなるので、小さい時期は寒さに強いが大きくなると弱くなる性質がある。
種まきのやり方
種はお尻の黒い線が入った方を下にして軽く掘って植えるとよいと言われるが、投稿者は岡山では気にせずどんどん植えてきてよく穫れているという立場。深さは黒い方を下にして軽く覆う程度でよいが、ネズミなどが食べることがあるので投稿者はやや深め(数cm〜10cm程度)に植えている。
株間は45〜60cm開ける。1か所に3粒ほどまく。
自家採種した種も使い、ポット(中ポット、深さ5〜6cm)にも分けてまく。1週間ほどで発芽し、2〜5cmほどになった頃に畑へ定植する。この時は畑がまだ乾いておらず耕せないため、いったんまいて後で定植する形にしている。
収穫の見極めと自家採種の話
収穫時期はサヤが上を向いていたものが垂れてきて光沢が出るくらいが目安。
後半は自家採種の体験談で、投稿者のそら豆は茎にアブラムシがびっしり付いても弱らず成長し実もしっかり穫れる。
オープンファームに来たガーデニング経験者が驚いたが、その人の畑では同じアブラムシで実がつかないという。投稿者は自然栽培で土が綺麗になり、さらに種取りを続けると種も綺麗になり、虫が来ても負けない力がつくと説明。
実際に自家採種を5〜6年続けたところ、6年目頃からアブラムシが一切来なくなり、それ以降数年間まったく来ていない。土と種の両方が綺麗になることが大事で、自家採種への挑戦を勧めている。
3分で分かる!そら豆の種まき・育て方・虫対策のコツ紹介!
概要と種まき準備
そら豆の種まきを短時間で紹介する回。関東地方では種袋の裏に11月中旬まで植え付け可能と記載がある。あらかじめ畝を立てて黒マルチを張っておき、ペットボトルの縁でマルチに簡単に穴を開ける方法を紹介している。
種のまき方
栽培資料には1か所3〜4粒と書かれる場合もあるが、間引きをする前提でもったいないので投稿者は1粒だけ育てる。少し黒くなった部分(お歯黒)を下にして植える。
種が大きいので全部を埋め込むより少し出しておいた方が発芽が良い。植え付けたらたっぷり水をやると発芽のスイッチが入り、1週間程度で発芽する。お歯黒の部分から根と芽が出てくる。
鳥害対策と追肥
まき終わったら不織布(ホームセンターで販売)を被せて鳥の食害を防止する。
追肥は途中の2〜3月頃、成長にかけて施す必要があり、それまでは必要ない。
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概要と3つの重要ポイント
無駄のない育て方をコンセプトに、そら豆栽培で失敗しないための重要ポイントを3点に絞って解説する回。1つ目は連作栽培を避けること、2つ目は植えるタイミング、3つ目は虫対策。
連作回避と土作り
そら豆は豆科の中で最も連作障害が発生しやすい品種。連作障害の例として、秋にまいた種が冬を越して春に育ち花が咲いて実が3cmほどになったと思ったら突然黒くなり一瞬で枯れる、ということが起こる。
豆科を植えていない期間を3年以上、できれば5年開ければ失敗しにくい。土作りは播種2週間前までに堆肥・苦土石灰などを鋤き込んで耕す。
豆科はカルシウムを大変好み、土中カルシウムが不足すると生育が悪くなる。その吸収を助けるためマグネシウム(苦土)が必要なので苦土石灰を結構入れる。
豆科は根粒菌との共生で空気中の窒素を利用できるため、窒素・リン酸・カリのうち窒素はそれほど必要ない。窒素過多はつるだけ育って実がつかないつるぼけになり、アブラムシの被害も受けやすくなる。
ただし全く入れないと苗が育たないので、8-8-8の化成肥料なら2平米で一握りもいらない程度、ごく少なめに入れる。
畝は1条なら幅50〜60cm、2条なら幅120cm程度で株間50cm程度が一般的。マルチを張ると地温を上げ雑草も抑えられるのでおすすめ。
種まきのタイミングと植え方
そら豆は冷涼な気候を好み栄養体の耐寒性は強くかなりの低温に耐えるが、発芽適温は15〜25℃で10℃以下・35℃以上では発芽率が著しく低下する。気象庁の千葉県船橋地区の気温データでは10月が17〜24℃、11月は最低が10℃を下回る。
投稿者は前年10月24日に播種して立派に発芽し、播種後1週間はおおむね適温の15〜25℃だった。早くまくと苗が育ちすぎ、遅いと小さくなって冬を越せないため、タイミングが非常に重要。
植え方はお歯黒を下に向けて土の中に半分だけ植える。全部埋めると土中で腐ることがあるため。
半分出ているのでカラスの餌になりやすく、カラス除けは必ず行う。
まき数は一般に1穴3〜4粒だが種は高価なので、投稿者オリジナルの考えとして1穴に1〜2粒植え、2週間後に追加で1粒植える。最初の種が育ちすぎることがあるため成長スピードを変え、背丈の違う苗が冬越しする保険的な役割にする。
冬越しと虫対策
冬越しさせる葉の枚数は4〜5枚程度が良く、この大きさで越冬させると耐寒性が強まり、過度な成長で寒さに弱くなるのを防ぐ。育ちすぎた場合は葉を5枚程度残して先端を切るやり方もあるが、枝を切る時期が早いと脇芽が勢いよく育つので注意。
真冬は苗の成長は止まるが根はじわじわ育つ。極端に寒い時は藁などを敷いてもよい。
虫対策では、ハモグリバエは葉に筋状の食害が出るので見つけ次第葉ごと切り取って処分する。
最も注意すべきはアブラムシで、病気を媒介し感染した苗が黄色く枯れる。アブラムシはそら豆の先端に群がるので、苗が育ち始めた11月から常にチェックし、無農薬なら水で洗い流すか油石鹸をかける。
間引き・整枝・摘心・支柱
2〜3月に急に気温が上がると越冬した苗が一挙に成長し、2月下旬〜3月に1株から12本以上の側枝がもさもさ出てくる。そのまま大きくすると養分不足で落花の原因になるため、側枝を5〜6本残し、主枝やそれ以外の側枝をハサミで取り除く。
保険で植えた苗があれば取り除く。残す株の根を傷めないようハサミでカットする。
残す側枝は塩焼けしていないもの(横筋が入っていない、ある程度太くて茎表面がツルツルのもの)を選ぶ。5〜6本にしたら株の中心に土をかけて茎を押さえると脇芽が一気に育つ。
この時期は背丈が伸び春の強風時期でもあるので支柱を立てて枝折れを防ぐ(投稿者はダンボールを間隔に立ててナイロンの平テープを張る)。
摘心後も脇芽は次々出るので定期的に摘心し、背丈が腰くらいになったら先端を切る。先端にアブラムシがつくため先端を切るとアブラムシ予防になる。
収穫・摘果・栽培期間
花が咲いたら2平米で一握り程度軽く肥料をまく。収穫は開花後35〜40日目でサヤがやや下向きになり、サヤ内の豆のへそが黒変する直前が目安。
投稿者はお歯黒が黒くなったものより青い方がしっとりして好きなので少し早めに穫っている。実を大きくする摘果は、大きいのを好むなら1つの枝で5〜8個残して他を摘果する。
しない場合は2〜3本は大きくなるが他は小ぶりになる。ビニールトンネルを使うと成長が早く早めに収穫できる。
使わない場合でも冬の間に根が大きくなっているため、春に暖かくなってからトンネルで育てた苗より苗の成長の勢いが断然違う。
そら豆は10月下旬播種で収穫が5月半ば頃と約7ヶ月の長い栽培期間なので、小区画では脇にレタスやベビーリーフなどコンパニオンプランツを植えると畝の有効利用・肥料過多防止・北風除けになる(ただし大きくなりすぎて日光を遮る難しさもある)。ポット育苗して定植する場合は根を傷めないようそっと植える。
ソラマメ(そら豆)の育て方|空豆の栽培方法【カインズ野菜栽培】
概要
そら豆特有の香りとほのかな甘みは初夏の味覚のひとつ。サヤが空に向かってつくので空豆、実が蚕(かいこ)の繭に似ているので蚕豆とも書く。種まきから収穫までを短くまとめた栽培解説。
土作りと種まき
寒さ対策と整枝
そら豆は寒さにあまり強くないので株元に藁を敷き詰めて寒さ対策を行う。大苗より小苗の方が寒さに強いので、苗が小さいうちに冬を越すとよい。
茎が伸びて倒れやすくなる前に茎の先端をハサミで切り取り、さらに茎を5〜6本残して間引きし、土を寄せていく。花が咲いてきたら1株あたり40gの化成肥料を与える。
収穫と栽培のポイント
やがてサヤが膨らんで空を向くようになるが、この時点ではまだ実が小さく周りが厚い綿毛で覆われている。一寸空豆の場合は上を向いていたサヤが下に垂れ、背筋が黒っぽくなって艶が出てきたら収穫の時期。
そら豆は連作を嫌うので、収穫してから2年間は同じ場所で栽培しないようにする。
そら豆栽培の土作りのコツを日本の農家が紹介!
概要と栽培スケジュール
そら豆の栽培準備(土作り)を紹介する回。そら豆は5月初めから出始める美味しい豆だが、冬を越さなければならない栽培物。
種まきはおおむね10月後半〜11月で、そのまま冬を越して春から花が咲き始め、5月には収穫できる息の長い植物。特に問題になるのはアブラムシが付きやすいこと。
種を植えて芽が出始めた頃からアブラムシが付き始め、そこで完全に退治しないと越冬して春に大量発生し、そら豆がダメになることもある。アブラムシ退治が最も重要な野菜。また芽が大きくなりすぎると冬越しできず枯れる場合があり、一番簡単な対策は摘心で背丈を大きくしすぎないこと。
品種と土壌チェック
そら豆はメーカーにより多くの品種があるが大きく分けて大粒種と長ザヤ種がある。大粒種は粒が大きく1つのサヤに3〜4粒、長ザヤ種は1つのサヤに5〜7粒入る。
収穫直後をそのまま焼いて食べると非常に甘く美味しい。そら豆は中性土壌を好むが酸性はそこまで神経質でなくてよい。
土壌の肥料状況を確認するため、表面ではなく10cmほど掘ったところから土壌サンプルを取る。電気伝導度(EC)で肥料状態を測定する手順として、土壌サンプル約10gを瓶に入れ、精製水50cc(約50g)を注いで全体60gにし、蓋をしてよく撹拌、上澄みができるのを待ってEC測定器を上澄み液に入れて測る。
通常1ミリジーメンスを超えると肥料が十分。今回は0.035ミリジーメンスで、栽培に適していると判断。
【ソラマメ栽培】葉っぱ切っても大丈夫?摘心って必要? 22/12/3
概要と主軸・脇芽の関係
そら豆の摘心をやるかやらないかを解説する回。種まきから約1ヶ月経つと、中央から人差し指サイズの太い主軸が20〜30cmと立ち上がってくる。
そら豆はこの主軸から実を取るのではなく、下の株元から今後出てくる脇芽から収穫する。脇芽を約8〜10本残すと、1枝あたり約10サヤ取れるとして8本残せば1株から約80サヤ穫れる計算になる。
摘心が必要な理由とタイミング
主軸は普通の環境では寒さに当たると成長が止まり、そのうち自然に枯れて消滅するのでベテランはいちいち手をかけないが、家庭菜園で初めてそら豆を育てる人には摘心を勧める。理由は、太い主軸が20〜30cm伸びていると冬の強風で何度も揺さぶられ、脇芽を叩きつけて葉に傷をつけてしまうから。
残したい脇芽に傷がつくとそこから雑菌が侵入したり寒さで枯れたりし、春先に大きくなっていない・病気になっている・様子がおかしいという事態につながる。
摘心の目安は植え付けから草丈20cmくらい、12月中旬頃だが、近年は冬が暖かく伸びが早いので日数はあくまで目安。最初に出た2本の脇芽の葉が主軸と同じくらいの大きさまで育ち光合成できるようになった頃が摘心の適期。
摘心の切り方と注意点
摘心は主軸の根元ギリギリで切ると切り口から下1〜2cmまで傷みが入るので、マルチの植え穴の株元の土から約2cmほど残し、綺麗なハサミで上をパツンと切る。切り口は風に当たれば自然に固まる。
翌日に雨予報がある時は傷口が乾きにくく雑菌が侵入しやすいので避け、翌日晴れが続く前日に切るのがおすすめ。
せっかく育った主軸を切るのはもったいなく感じるが、切らずにいると強風で揺さぶられて脇芽の成長点を傷つけ、春に花が咲かない原因になる。
1月2月頃には株元から多い時で20本ほど脇芽が出てくるので、2月中頃に冬が和らいだ頃、丈夫なもの8〜10本を残して細いものは株元から切るとよい。
投稿者が普段は切らない理由と種まき時期
投稿者は北関東で耐寒性が強い地域なので、いつもは主軸を切らない。植え付け後、クリスマス頃から年末に気温が急に下がると、耐寒性が強くても主軸の成長点がびっくりして下枯れしたようになり、いずれ自然に消滅する。
それがちょうど良く、脇芽自体は枯れない。大きく育たなかった株はその高さで止まるので風の抵抗も受けない。
急な寒さや強風の時は上に不織布や寒冷紗、トンネルビニールをアーチ状にかければ強風が当たらず主軸が残っていても問題ない。本数が少ないなら切った方が断然そら豆にとって育ちやすい。
投稿者はポリポットに種をまいて苗を育て、マルチを張った場所に定植するスタイル。近年は冬が暖かい日が長く続くため、昔と同じ時期にまくと育ちが早くなりすぎる。
主軸が早く立ち上がる分にはよいが、脇芽が早く大きく育ちすぎると寒さへの抵抗力が弱くなる。11月中旬頃に脇芽が20cmも育っていると、その後さらに20cmほど伸びて霜で全部枯れてしまう。
暦通りにまいて育ちすぎ全滅した失敗を踏まえ、暦より気持ち遅めにまくようにしている。昔より冬が暖かくなり、急な寒暖差でびっくりして枯れることが増えたので、種まき時期を少し遅らせつつ資材を併用して調整するのがよい。
ただし遅すぎて苗が小さすぎるのも耐寒性が弱いので難しく、感覚で覚えていくとよい。
ほかのオトモ
同じ作りの図鑑が全11本あります。内容の近いものから並べています。
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バード158・プランツ176・空124
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