道具・農具図鑑 | オトモアグリ

写真: Gihan Jayaweera / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

用途

土のpH(酸度)を測る道具。

使い方

土に数カ所挿して酸性・中性・アルカリ性を確認し、平均を取る。

選び方とコツ

石灰の量を決める目安になる。過信せず目視も併用。正確さは土壌検査に劣る。

土壌酸度計

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解説動画

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吉瀬園芸

の解説動画

[Soil pH Meter] A video you should watch before you regret buying a pH meter [Gardening/Potted Pl...

概要(計測機のプロによる信頼性検証)

計測機のプロを名乗る投稿者が、土壌酸度計(ペーハーメーター)の信頼性を実測で検証する。以前2種類を買ったが数値に信頼が置けず使うのをやめていたが、最近使用動画が増えたため、業界標準ともいえる神和製のアナログ機を新規購入した。

改めて測定の様子を見せながら、「なぜ測りにくい・信頼できないと感じるか」を解説する内容。

仕組みと正しい測り方

特殊合金と亜鉛アマルガムの2種の金属間を流れる微弱電流を数値化する仕組みで、電池は不要。デジタル式も原理は同じ。

正しく測るには手間がかかる。端子をサンドペーパーで磨き、乾燥や肥料過多だと測れないので、バケツで水をたっぷり与えて手で泥団子ができる硬さにし、20〜30分放置してから測る。棒状のものは約10cm差し込み、金属端子が完全に埋まった状態で約1分待って安定値を読む。

端子が土に密着しないと測れないため、隙間があれば手で押し固める。1箇所だけでなく複数箇所を測って平均を取るべきで、本来こうした計測機は定期的な校正が必要だが農業用途ではほぼ行われない。

土質による向き不向き

草生栽培では草の根が多く端子に密着せず正確に出ない。ブルーベリー用の鹿沼土はゴロゴロして密着できず、ピートモスも繊維質で密着しにくいため、鹿沼土やピートモスといった園芸用土ではほとんど役に立たない(買うだけ無駄という評価)。

田んぼや畑のような見た目どおりの土壌質の場所であれば使える。

実測結果と結論

適当に差すと7.0(=無反応の初期値)のままになりやすく、安価なデジタルの粗悪品は7から動かず壊れていた。仕込んだ場所ではアナログ機が6前後を表示。

傾向として、中性寄りのはずの畑が予想より酸性強め(5前後)に出て、逆にピートモスやブルーベリー専用用土は袋の表示値より酸性が弱く出た。これは密着度の差で、土は密着が良く電気が流れやすいため酸性寄りに、鹿沼土やピートモスは密着が悪く酸性が弱く出るためと説明。

数値は当てにならない面があり、器具の癖を理解して読む必要がある。なくても栽培はできるが、慣れを前提に参考程度に使う分には可、というのが結論。

出典: 吉瀬園芸(YouTube)で動画を見る ▶

出典

  1. 動画・英語 Alberta Urban Garden Simple Organic and Sustainable How to Measure your Soil pH Cheap and Easy
  2. 動画・英語 Gary Pilarchik (The Rusted Garden) How to Properly Use pH Meters in the Garden - Soil Prep, Averaging & Cleaning: Rapitest & Burpee