にんじん
セリ科の根菜。旬は10〜12月、育てやすさは「ふつう」。


科
セリ科
旬
10〜12月
育てやすさ
ふつう
向く栽培環境
露地
区分
指定野菜
種まき
家庭菜園では夏まき(7〜8月)が最も作りやすく、涼しくなる秋〜初冬に収穫します。種は好光性なので覆土は5mm程度と薄くしてすじまきにし、発芽までは乾かさないよう注意します(春まきは低温でトウ立ちしやすいため早まきを避けます)。
植え付け
移植には向かないため直まきが基本です。本葉が展開するごとに数回に分けて間引き、最終的に株間10〜12cm(長根種は12〜15cm)に整えます。
収穫
種まきから短根種で約80日、長根種で約100〜140日が目安です。肩の直径が4〜5cmになり地面から肩が見えてきたら収穫適期で、旬は10〜12月の秋から初冬です。
日当たり
日当たりと水はけのよい場所を好み、生育適温は18〜21℃前後の冷涼な気候が適します。
水やり
発芽までは土を乾かさないようこまめに水やりし、発芽後は過湿を避けて乾いたら与える程度に控えめにします。
肥料
元肥を土に施し、間引き後や本葉が茂る頃に1〜2回追肥します(未熟な堆肥は岐根の原因になるため避けます)。
出やすい病害虫
黒葉枯病:密植を避け風通しと排水をよくし、発病葉は早めに除去する 軟腐病:高温多湿と過湿を避け、根に傷をつけないよう管理する アブラムシ類:防虫ネットで飛来を防ぎ、見つけ次第除去する キアゲハ(幼虫):葉を食害するので見つけ次第捕殺し、防虫ネットで産卵を防ぐ
連作
セリ科(同科にパセリ・セロリ・みつばなど)で、連作すると生育不良や病害が出やすいため1〜2年は同科の栽培を避けます。
品種
初心者には栽培期間が短く作りやすい五寸系(向陽二号など)が扱いやすく、ミニにんじんはプランターにも向きます。
主産地
主産地は北海道・千葉県・徳島県で、この3道県で国内収穫量の半分以上を占め、初夏は徳島、秋は北海道、冬は千葉と季節でリレー出荷されます。
育て方のコツ
成否は発芽で決まるため、種まき後にしっかり鎮圧して乾燥させないことが揃った発芽の最大のコツです。石や未熟堆肥を取り除いて土を細かく耕すと、まっすぐな根に育ちます。
資料
農林水産省(作物統計・こどもページ)、種苗会社の栽培情報を参照
解説動画
視聴済み
0/10
の解説動画
ニンジンの育て方|人参の栽培方法|基本ポイント【カインズ野菜栽培】
概要
ベータカロテンが豊富で和洋中どの料理にも合うニンジンの基本的な育て方を短くまとめた入門動画。若い葉も食べられるのは家庭菜園ならではの利点として紹介している。種まきから2回の間引き、追肥、収穫までの一連の流れを扱う。
土づくり・種まき
間引きと追肥
本葉2〜3枚で3〜5cm間隔になるよう1回目の間引きを行い、1平方メートルあたり50gの化成肥料を与えて草取りを兼ねて株元に土を寄せる。
本葉6〜8枚で根が小指くらいの太さになったら2回目の間引きをして最終的に株間を10cmにし、同様に1平方メートルあたり50gの化成肥料を施して土寄せする。根が太ったものから順に収穫していく。
病害虫と注意点
ニンジンは病気に比較的強いが、初期の生育が遅く苗が小さいうちは雑草に負けやすいため、間引き時の草取りが重要。根の表面に小さなコブができていたら土中に害虫が潜んでいるサインなので注意する。
マリーゴールドを一緒に植えると匂いで土中の害虫を遠ざけてくれる。覆土は薄くし、発芽まで乾燥させないことが成功のポイント。
ニンジンの上手な育て方(種まきから収穫まで完全解説)人参栽培方法のコツとポイントを掴める!
概要と基礎知識
セリ科のニンジンはアフガニスタンのヒンズークシ山脈・ヒマラヤ山脈の合流地帯が原産で、元々は水辺のやや多湿を好む植物であるため初期の水分管理が難しい。種まきは春まき(3〜4月)と夏まき(7〜8月)が基本で、害虫被害の少ない夏まきが初心者向け。
国内の品種は金時を除き多くが西洋種で、長さにより三寸・四寸・五寸などに分けられる。生育適温は18〜22℃で冷涼な気候を好む。
連作障害があるため同じ場所は2〜3年あける。カロテン(ビタミンA)が豊富で、甘味の強い品種はジュースやケーキにも使える。
容器・土づくり
種まき
直根性で移植を嫌うため直まきが基本。発芽適温は15〜25℃で、7℃以下・35℃以上では発芽率が下がる。
適温なら5〜7日で発芽する。好光性種子なので浅くまくのがコツで、深まきは禁物。
すじまきは深さ5〜10mmのまき溝に約1cm間隔で種を並べ、条間は20cm以上あける。点まきは1か所に5〜7粒。
発芽率が悪いため種は多めにまく。種は小さく吸水力が弱いので、まいた後は手で軽く押さえて用土と密着させ、発芽までは表面を乾かさないようこまめに水やりする。もみ殻やキッチンペーパーで乾燥・流出を防ぎ、発芽後は取り除く。
間引き・土寄せ・水やり
間引きは2〜3回に分けて最終株間10〜15cmにする。1回目は本葉1〜2枚で株間2cm、2回目は本葉3〜4枚で3〜4cm、3回目は本葉5〜6枚で1本立ちにする。
生育の悪い株や色の薄い株を抜き、残す株の根を傷めないよう根元を押さえて抜く。土寄せは根の緑化防止のため肩が見えるか見えない程度に覆土し、収穫まで2〜3回行う。
水やりは初期は多め・中期はやや少なめ・後期はやや多めが目安。過湿は病害を招くので与えすぎないことが大切で、収穫数日前は水やりを止めると腐りにくい。
追肥
種まきから2か月ほどで葉の生育が盛んになり肥料の吸収が良くなるため、それ以前の追肥は根の生育にほとんど効果がない。追肥は2回目・3回目の間引きのタイミングで行い、1回目は本葉3〜4枚で葉を育てる窒素多めの肥料、2回目は本葉5〜6枚で根を太らせるリン酸・カリ多めの肥料を施す。
量はプランターで1株3〜5g、露地で1平方メートルあたり20〜30g。追肥回数が多く雑草も生えやすいのでこまめに除草する。
収穫
収穫時期の目安はミニ種70〜90日、五寸で100〜120日。遅れると裂根や鬆(す)が入る。
土から出た根の肩が4〜5cm(ミニ種は親指大)、肩が下がらず水平になったら収穫適期。株元を掴んで一気に引き抜き、葉と細根を切り水洗いして陰干しし、新聞紙で包んで保存する。秋以降は土寄せして防寒すれば翌年3月頃まで畑に埋めたまま保存できる。
ニンジンの種まきの注意点 絶対発芽させるポイント おすすめ品種も
概要
毎年まいても芽が出ないという人向けに、ニンジンの発芽を成功させる2つの注意点と、投稿者が実践している夏まきの種まき方法、さらにおすすめ品種を紹介する動画。夏野菜の跡地を利用した畝づくりから解説している。
畝づくりと元肥
発芽の3条件と注意点1:水
発芽には酸素・水・適温の3つがそろうことが必要。最大の失敗原因は水で、種まき後に土が乾くと、吸水して芽を出そうとした種が再び乾いて発芽が止まってしまう。
そのため発芽するまでは毎日水やりを欠かさず、土の表面を乾かさないことが重要。特に発芽後、地上に芽が出る前に乾かすと枯れてしまう。
畑なら雨で発芽するが、心配ならわらを敷いて乾燥を防ぐ。ただし水のやりすぎは酸素不足で芽が枯れる原因にもなるため、表面の乾き具合を見て加減する。
注意点2:覆土は薄く
ニンジンは好光性種子なので、覆土を厚くすると発芽しない。まき溝は浅く、指の第一関節にも満たない程度に作り、覆土は1cm未満(数ミリ)とごく薄くする。
ただし薄すぎると乾きやすいので水やりを徹底する。種まき後は溝の上を足で踏んで鎮圧すると、種と土が密着して水分を吸収しやすくなり発芽率が上がる。見えてしまった種には軽く土をかぶせて調節する。
おすすめ品種
アロマレッド=香水成分を含みフルーティーで甘い人参。オランジェ(タキイのファイトリッチシリーズ)=ベータカロテンが普通より多く、芯まで色が濃く甘い。
紅愛25=土を選ばず尻まで太くて形が良いので、土づくりを始めたばかりの人向き。京くれない=金時系の赤い人参だが金時と違って尻まりが良く、真っ赤で甘い人参を作りたい人向け。
【保存版】特大ニンジンを収穫する5つのコツ|プランター栽培
概要
発芽や害虫対策はできても収穫したら小さな人参ばかり、という悩みに対し、プランターで太く大きな人参を育てるための「肥大の5つの極意」を、8月5日種まきの実際の栽培記録とともに解説する。生育途中の虫や病気のハプニングと対処法も紹介。
基礎情報と土づくり
極意1:種まき時期を守る
人参は暖かい時期に葉をぐんぐん茂らせるが、気温が低いと葉数が少なく光合成による養分生産が落ちて大きく育たない。品種ごとの種まき時期を守り葉をしっかり成長させることが1つ目の極意。
種まきは条間20cmで2すじ、鎌で1cm弱のごく浅い溝を引く。坂田の「畑で長持ち人参」は収穫後も畑に長く置ける家庭菜園向き品種として選定。
種まきと間引き
薬剤コーティング種を約1cm間隔でまく。人参は「共育ち」で、多めにまくと発芽時に隣同士が協力して土を押し上げ発芽率が上がり、競い合って生育も良くなる。
好光性種子なので薄く覆土し、手のひらでぎゅっと鎮圧して種と土を密着させる(水やりで流れにくく乾きにくくなる)。前日に種を一晩水につけると発芽率が上がる。
発芽まで乾かさないようこまめに水やりし、この時期は日陰に置く。5日後にほぼ発芽が出そろった。間引きは生育の遅い株・徒長株・異形株を選び、根が絡むので手で抜かずハサミで切り、1回目で2〜3cm、2回目で株間5cm、最終的にプランターで10cm以上にする。
極意2:太陽光を好む/極意3:株間を確保
人参は太陽光をとても好むため1日最低5時間は日が当たる場所が理想で、日照不足だと徒長し肥大にも悪影響が出る。株上部の新しい葉の色が淡いのは徒長のサイン。
太らない原因の一つは株間不足で、一株一株に水分と養分が届かないこと。栽培中期以降に間引きを怠ると小さくなるので、最終的に10cm以上の株間を確保する。間引き後は中耕(すじの間の土をほぐして空気を入れる)と土寄せをセットで行う。
極意4:原産地の環境/水やりと追肥
原産地は水が豊かなヒンズークシ・ヒマラヤ山脈合流地点一帯で、適度な湿度と良い日当たりの環境。水分不足で成長が悪くなり極度の乾燥で葉先から枯れるため適宜水やりする。
夏は葉に水をかけると葉が倒れて病気の発生源になったりプランターの縁で高温焼けするので、地表めがけて与える。追肥は種まきから1か月後を目安に速効性化成肥料を10日に1回、1回量を多くせず数回に分けて与える。
葉が黄色くなったら肥料不足のサイン。肩が地表に出て黒っぽく変色したら都度軽く土寄せするが、変色部も食べられる。
【ニンジン栽培の基本】初心者でもたくさん収穫できる最強の育て方・プランター栽培!
概要と準備するもの
種まきのコツ
人参の種は発芽率が低く、低温・高温・乾燥に弱いので発芽までは特に注意する。土を7〜8分目まで入れ1cmほどの溝を作り、種が重ならないよう約1cm間隔ですじまきする。
大きなプランターなら条間15cmで2列にできる。集団でまくと発芽率が良くなる性質があるため1粒ずつまかない。
好光性種子なので覆土は5mmほどと薄くし、かけすぎると光を感じず発芽しないので注意。薄い分しっかり鎮圧しないと水やりで流れてしまう。移植を嫌い苗を植えると根が曲がるため、苗づくりや間引き苗の植え替えはNG。
発芽までの水管理
種をまいたら発芽まで水を切らさないことが最重要。まいた後に乾くと表面が硬くなって発芽できなくなるので、本葉が出そろう約2週間はやや湿った状態を保つ。
おすすめは上から腐葉土(不織布)シートをふんわりベタがけする方法で、乾燥防止と雨による種の流出防止になり発芽しやすい。シートを使わない場合はホースをミストにするなど水流を弱めて種が縁に流れないよう慎重に与える。
間引き・追肥・土寄せ
間引きは2回に分ける。1回目は本葉2〜3枚で株間3cm(指2本分)にし、幼い苗は繊細で早く間引くと倒れるので注意、小さい苗はピンセットで抜くと楽。
2回目は本葉5〜6枚で株間10cm(握り拳1個分)にし、大きく葉色が濃く虫食いのない株を残す。間引き苗の葉はサラダで食べられる。
野菜用培養土なら最初の1か月は追肥不要で、肥料が切れる2回目の間引きのタイミングで1度だけ追肥する。肥料のやりすぎは害虫を呼ぶので追肥は1回だけと覚える。
根元が見えてきたら土寄せする(日焼けで黒ずむため)。緑化しても人参はクロロフィルによるもので無害。
収穫とトラブル
収穫は根の太さで見極め、種まきから3か月半ほどが目安。五寸なら4〜5cm、三寸なら3〜4cm、ミニ種なら1〜2cmの太さになったら茎の下を持ってまっすぐ引き抜く。
側根が等間隔に並んでいるものは生育が順調で美味しい証拠。二股などの「また根」は生育途中で根の先端が石やゴミに当たるのが原因なので、土の障害物や塊を取り除いておく。
肥料のやりすぎも成長点が傷んでまた根の原因になる。初心者には育てやすく丈夫でタイミングを選ばない「時なし三寸ニンジン」がおすすめ。
家庭菜園や農園の夏蒔きニンジン栽培で発芽を成功させる秘訣!
概要
シェア畑の菜園アドバイザーが、種まき時期を迎える夏まきニンジンの育て方を解説。夏まきは春まきより太くがっしりした人参が取れ、これが人参の本命。
冬になっても土の中に入れておけば2〜3月まで貯蔵でき、必要な時に畑から抜いて食べられる。発芽が難しく何度も失敗しがちな野菜で、その克服法を中心に紹介する。
種選び
人参の種は見た目で2種類ある。1つは白いコーティング剤で1粒ずつ包み種まきしやすくしたペレット種子、もう1つは加工のない裸の種。
ペレット種子は作業性が良い反面、コーティング剤が溶けて分解しないと発芽できないため発芽のリスクが増える。人参は発芽すれば栽培の7割が終わりと言われるほど発芽が難しいので、投稿者はあえてコーティングなしの普通の種を1粒ずつ丁寧にまくのをすすめる。
品種は作りやすい五寸系(黒田五寸、ベータリッチ)が甘くて美味しい。変わり種として金時人参、彩り用の黄色人参や黒人参も紹介。
発芽と水管理
人参は発芽すれば7〜8割成功と言われ、発芽に絶対欠かせないのが水。夏の暑い時期の水やりは大変だが、水がないと発芽しないため、いかに湿った状態を保つかが最大のポイント。
実演では、種をまいた後に細かくしたものを敷き、不織布をかけ、その上からたっぷり水を与えてやっと発芽した。発芽後も本葉が2〜3枚出るまでは油断できず、毎日様子を見て湿り気を確保し続ける。
マルチ・元肥・根こぶ対策
暑い時期はマルチをすると地温が高くなりすぎて逆に発芽しづらくなるため、今回は保水目的でわらや不織布を使う直まきにした。寒くなればマルチを張った方が成長は早いが、発芽優先で直まきを選択。
暑さを避け8月後半〜9月に涼しくなってからマルチを使ってまくのもよい。元肥については、余分な肥料は害虫を呼ぶため、前作の野菜の残肥で十分育つのであえて施さなくてよい。
根こぶ線虫が心配な人は、畝を立てたら米ぬかを軽くまいて1〜2週間おいてから播種すると被害を軽減できる。夏まきのポイントは水分を欠かさないことと種選びの2点。
水やりは1回のみ!ニンジンかんたん発芽!
概要
猛暑が続く中でも発芽に苦戦しがちなニンジンを、あえて猛暑のタイミングで種まきし、種まき当日以外は一切水やりせずに発芽させた実践記録。北海道で40℃予報が出た1週間でも1週間後の7月28日に無事発芽していた。
遮光による発芽のコツ
水やりの代わりに暑さ対策として遮光ネットを使用し、トンネル状に裾まですっかり覆った。東京でも強い日差しで畝表面が熱くなったため念のため遮光ネットを二重掛けした。
猛暑でも遮光対策で発芽できることを示している。遮光をいつまで続けるかは、発芽直後の幼い人参は強い直射日光に耐えられないため、晴れが続くなら継続、曇りや雨が続くなら弱めたり一時撤去する。迷うときは念のため継続を推奨。
発芽後の注意
発芽後も水やりを続けると根が傷んで(多湿で)立派な人参が取れなくなるので注意する。水やりしたい衝動に駆られたら水ではなく遮光で対応する。投稿者は種まき当日以外一切水やりせずに毎年たくさん収穫している。
【知らないと損】ヒョロヒョロ人参の原因は酸性土壌だった!リン酸と追肥の正しい対策
概要
育ててみたが細くヒョロヒョロになってしまった、という視聴者の悩みに答え、その原因を「リン酸が効いていない」「追肥のタイミングのずれ」の2つに整理して解説する。普通に栽培しているのに人参だけうまくいかない場合を想定した内容。
原因1:酸性土壌でリン酸が固定される
リン酸は植物が新しい細胞を作る材料で、細胞分裂や新しい根を増やす時に必要な栄養素。人参は根菜だから関係ないと思われがちだが、リン酸不足だと新しい根が作れない。
さらにリン酸は土中で他成分と結合して吸えない形になりやすく、特に酸性土壌では鉄やアルミニウムが溶け出してリン酸鉄・リン酸アルミニウムという難溶性の物質になり、植物が吸収できなくなる(リン酸固定)。
赤土・黒土・火山灰土(黒ぼく)で起こりやすい。対策は苦土石灰などを入れて酸度を改善すること。この時期からなら苦土石灰が良い。
原因2:追肥のタイミングのずれ
人参は発芽後1か月前後が特に重要で、この時期に肥料が不足するとその後に肥料をやっても太くならない。根菜類は生育に合わせて肥料要求量が増えるが、序盤の少量の肥料も欠かせない。
人参は発芽に時間がかかり(早くて1週間、通常2週間ほど)、種まきから1か月後に追肥すれば実質発芽2週間後にあたるので問題ない。元肥の段階でゆっくり効く有機肥料や大粒の緩効性化成肥料を入れておくと安心。
カリウムの役割とまとめ
カリウムは葉で光合成してできた養分を根に送る運搬に使われ、不足すると根が大きくならない。ただしカリウムは土に固定されないので過度に心配しなくてよい。
窒素は葉を育てて光合成させる最も大事な養分なので、リン・カリだけでなく窒素も必ず入れる。まとめ=酸性土壌でリン酸が固定される/カリウム不足/追肥のタイミングのずれが細くなる原因。土が酸性かどうかチェックし、追肥は種まき1か月後に行うか緩効性肥料を使えば太くて立派な人参ができる。
【人参】発芽後の〇〇しないと枯れてなくなります
雑草除去は小さいうちに
動画は、にんじんが発芽すると同時に雑草も発芽してくると説明しています。放っておくと雑草の方が早く育ち、にんじんの周りが雑草だらけになって葉の成長が遅くなるとして、小さいうちに手や三角ホーで表面の土を削って取り除くよう勧めています。大きくなってから抜くよりも、小さいうちに抜く方が手間がかからないとも話しています。
雑草の種類で対応を変える
動画は、雑草には直根系と横に広がる系があり、直根系はにんじんへのダメージが少ないと話しています。一方、横に広がる系の雑草が大きくなってから抜くと、にんじんの根っこも一緒に抜けたり周りの土がゆるんだりして、成長が悪くなることがあるとして、小さいうちの除去を勧めています。
間引きの進め方
動画は、種が密にまかれたら発芽から1〜2週間で間引くと話しています。最初は近いものから抜き、葉が育ったら真っすぐ伸び葉もそろっているものを残し、小さいものや虫食いのものを間引くと、形の良いにんじんが残りやすいと説明しています。また、種まき機で種の間隔をあけているため、自分の畑では間引きをしていないとも話しています。
間引き菜の使い道
動画は、間引いたにんじんの葉は食べられ、若いうちは柔らかいのでかき揚げや天ぷらにしてうどんやそばと一緒に食べる方法もあると話しています。間引いたにんじんは直根系のため、別の場所に植え直しても活着して育つのは難しいとも説明しています。どちらにするかは育てる人次第だとも話しています。
外虫チェックのコツ
動画は、にんじんは発芽直後の小さい葉のうちからアゲハチョウの幼虫が寄ってきやすく、葉が少ない時期に食べられると成長がおかしくなると話しています。下の方がぐらついていたら根元に虫が潜んでいないか指で確かめ、外虫チェックを勧めています。例年は葉の下に黒い糞が落ちて気づけますが、今年は雨で土が黒っぽくなり見分けにくいため、葉をよく見て確認するとも話しています。
【ニンジン栽培】追肥時期と肥料の上手な与え方(根が太くなる追肥のタイミングと量を完全解説!)
追肥の考え方
動画は、人参を太らせるには地下の根だけでなく地上の葉の状態も見る必要があると説明しています。窒素が不足すると葉の色が薄くなり新しい葉の展開が鈍くなって、光合成を行う面積が確保できず根の肥大にも影響するとしています。窒素を与えすぎると地上部ばかりが茂ることがあるとも述べています。
追肥の与え方
動画は、追肥を人参の株元に集中させると土壌の肥料濃度が高くなり、土が乾いている時は根に負担をかける肥料焼けを起こすことがあると説明しています。株元から少し離れた場所に肥料を薄く分散させるのがよいとしています。また人参は直根性でまっすぐ下に伸びるため、株元にスコップを入れて深く混ぜ込むと横に伸びる根を切ってしまうことがあるので避けるとも述べています。
肥料の種類と量
動画は、家庭菜園で扱いやすい化成肥料の例として、8-8-8の肥料なら追肥量は1メートルあたり20〜30グラム程度が目安だとしています。この数字は窒素・リン酸・カリがそれぞれ8%含まれるという意味で、20グラム施すと窒素は1.6グラムになるとしています。また油かすなどの有機質肥料は土壌の微生物に分解されて効き始めるため、気温が下がる時期は効き始めるまで時間がかかるとも説明しています。
ほかのオトモ
同じ作りの図鑑が全11本あります。内容の近いものから並べています。
オトモドリンク&イーツ
料理と飲みものを、理由と条件から覚える
イーツ153・ドリンク122・発酵150
オトモネイチャー
野鳥・街の植物・昼の空・夜空の見分けと、キャンプ・釣りの図鑑
バード158・プランツ176・空124
シリーズ全11本を見る