病害虫図鑑 | オトモアグリ

ハダニ
写真: Toby Young / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

症状

葉裏に群がって汁を吸い、葉が白くかすれる。ひどいとクモの巣状になる。高温乾燥で多発。

対策

葉裏に水を勢いよくかけて洗い流し、適度な湿度を保つ。被害葉は除去する。

農薬に頼らないコツ

乾燥させないことが最大の予防。天敵のカブリダニも働く。

かかりやすい作物

いちご・さやいんげん・しそ・なす・みょうが・バジル・ミント・ローズマリー

解説動画

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Tips for preventing spider mites on autumn eggplants from a Japanese farmer !

ハダニの特徴と見分け方

ハダニはクモの一種で、葉に蜘蛛の巣状の糸を張りながらアブラムシのように爆発的に増える。乾燥すると発生しやすく、8月後半から9月にかけての乾燥の繰り返しで一斉に出ることがある。非常に小さく肉眼では見づらいため、気づいた時には被害が広がっていることが多い。

被害葉は表が白っぽく変色して一見うどんこ病に似るが、裏返すと赤茶色に変色し(養分を吸われた跡)、赤い小さな粒(ハダニ)が群れてコロニーを作っている。成長点付近には蜘蛛の巣が張る。

秋なすは栽培終盤に株が弱ってくると被害に遭いやすいので、定期的に葉裏を観察してチェックする。

対策1 クモの巣の除去と剪定

まず成長点付近に張ったクモの巣をブラシなどで物理的に除去する。個体数が多いと何度もこすることになるが、新芽が被害に遭わないようしっかり取る。完全に白くなった葉の復活は難しいが、成長点が丈夫ならまだ収穫は見込める。被害がひどい部分は剪定して新しい脇芽を出させるのも一つの手。

取り除いた葉は畑に放置せず処分する(放置すると横へ広がり株が全滅することもある)。ブラシや手でこすった後は、広めないよう手をよく洗う。

対策2 重曹スプレー

重曹スプレーを散布する。ハダニに対して多少の殺傷効果があり、一説では7割ほどの撃退効果とも言われる。ただし農薬ではないので必ず効くわけではなく、こまめに観察しながら散布して徐々に減らしていく。

葉の表裏、特に群れている葉裏と成長点付近を重点的にかける。週1回ほど繰り返すと少しずつ数が減り、きれいな新芽が出てくる。

注意 放置と冬野菜への波及

ハダニはほうれんそうなど冬野菜にもつくため、夏のうちに蔓延させないことが大切。9月中旬以降に発生してしまった場合は、栽培を終わりに向けて株を徐々に撤去していくのも有効な選択肢。

出典: 農園らいふ+(プラス)(YouTube)で動画を見る ▶

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