えだまめ
マメ科の果菜。旬は7〜8月、育てやすさは「やさしい」。


科
マメ科
旬
7〜8月
育てやすさ
やさしい
向く栽培環境
露地
区分
特定野菜
種まき
地温15℃以上を目安に、一般地では晩霜のおそれがなくなる5月上旬〜6月に種をまきます。1穴に3〜4粒まき、本葉が出る頃に生育のよい2本を残して間引きます。鳥に食害されやすいので、ポット育苗や不織布掛けが安心です。
植え付け
ポット苗は本葉1〜2枚の若苗で植え付けます。株間は早生種で20〜25cm、中晩生種で25〜30cmを目安にします。
収穫
種まきからおよそ80〜90日で収穫期を迎え、旬は7〜8月です。サヤがふくらんで実が充実し、押すと弾ける頃が適期で、採り遅れると味が落ちるため株ごと一気に収穫します。
日当たり
日当たりと風通しのよい露地向きで、生育適温は20〜25℃前後です。マメ科の中では暑さに比較的強い作物です。
水やり
開花からサヤがふくらむ時期は乾燥すると実入りが悪くなるため、水切れに注意してたっぷり与えます。それ以外の時期は過湿を避けます。
肥料
根粒菌が窒素を供給するため元肥の窒素は控えめにし、追肥もリン酸・カリ主体に少量とします。窒素過多は「つるボケ」を招き、着莢や実入りが悪くなります。
出やすい病害虫
カメムシ類:吸汁でサヤの実入りが悪くなるため、防虫ネットや早期の捕殺で対処 マメシンクイガ・シロイチモジマダラメイガ:幼虫がサヤに食入するので、開花期の被害株を早めに除去 アブラムシ:新芽に群生しウイルスも媒介するため、見つけしだい駆除し防虫ネットで予防 ハスモンヨトウ:葉を食害する幼虫を捕殺し、多発時は薬剤で防除
連作
マメ科で、連作すると立枯病や線虫の被害が出やすいため、2〜3年はマメ科を作った場所を避けます。
品種
初心者は失敗の少ない早生の白毛豆系がおすすめで、香りを楽しみたい場合は茶豆風味の品種も人気です。
主産地
千葉・群馬・山形・埼玉・新潟などが主産地で、産地リレーにより初夏から秋まで長く出荷されます。
育て方のコツ
収穫適期が数日と短く、遅れると急に味が落ちます。窒素を効かせすぎないこと、開花後の水切れを防ぐことが実入りのよいえだまめを作るコツです。
資料
農水省作物統計調査(e-Stat)、都道府県栽培暦・普及情報、種苗会社の栽培マニュアルを参照
解説動画
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エダマメの上手な育て方(種まきから収穫まで完全解説)枝豆栽培のコツとポイントが分かる
概要
枝豆は中国北東部が原産で、温暖な気候と強い日射を好む豆野菜。大豆を未成熟なうちに収穫したものが枝豆で、タンパク質やビタミン、アミノ酸・糖分のバランスに優れる。
種まき適期は3月中旬〜6月、苗の植え付けは4月〜7月で、種まきから収穫まで約2.5カ月。栽培難易度は普通。コンテナでも育てやすく、収穫直後のホクホク感と甘みは市販品では味わえない。
品種の選び方
品種は温度に反応して開花する早生系(夏豆型)、日長が短くなると開花する晩生系(秋豆型)、その中間の中生系に大別される。枝豆用途には主に早生・中生が使われ、晩生は加工・煮豆向け。
さらに豆の色で茶豆・黒豆、さやの毛の色で茶毛・白毛に分かれる。初心者には食味と収量のバランスが良い札幌みどり、多収の湯あがり娘、甘みの強い茶豆系がおすすめ。春まきは夏豆、夏まきは秋豆を選ぶと失敗しにくい。
コンテナと土作り
連作と根粒菌
枝豆は連作を嫌うため、同じ場所での栽培は4〜5年空ける。根に付く根粒菌が空気中の窒素を養分に変えるため、前作で野菜を育てた後地なら堆肥のみで元肥を控えてよい。生育初期に肥料が多すぎると徒長・つるぼけになり、着莢率・結実率が大幅に低下する。
種まき・間引き
発芽適温は20〜30℃。気温が高い時期は直まき、低い時期はポットまきが向く。
直まきは日中15℃超が目安で、低温期はマルチで地温を上げると発芽が揃う。発芽まで約1週間。
ポットまきは1カ所1〜2粒、直まきは1カ所2〜3粒を深さ10mmほどにまき、覆土して手で押さえ密着させる。種の間隔は15〜20cm以上、深まきは発芽不良の原因。
間引きはポットまきで本葉2〜3枚、直まきで本葉3〜4枚のとき、生育の良い苗を1〜2本残す。間引きが早すぎても遅すぎても不都合で、抜いた後の穴は必ず埋める。
苗の植え付け
植え付け適期は4月〜7月、日中20℃超で。双葉が残り茎が太く節間の詰まった、本葉が出始める頃の小さな苗を選ぶ。
初生葉を本葉と見間違えないよう注意。株間は早生15〜20cm、中生・晩生20〜30cm。
根鉢を崩さず植え、初生葉が埋まらない程度に覆土して株元を押さえ、たっぷり水やり。植え穴の底は平らにならし、根付くまで約1週間はしっかり水やりする。
土寄せ・マルチ・トンネル
土寄せは根が地表に出る前に行い、根粒菌の働きを高める。1回目は草丈10cm超、2回目は20〜30cmの頃で、少しずつ高畝に仕上げる。
コンテナは用土が減るので随時足す。マルチングは地温を高め水分・肥分を保持し初期生育を促進、雑草も抑える。
トンネルがけは低温期の種まき・植え付けに有効で、霜害・鳥害・害虫防除にもなる。資材はポリフィルム・不織布・防虫ネットなどを目的に応じて選ぶ。
水やりと追肥
生育初期は少なめ、開花直前から徐々に増やす。発芽まで・根付くまでの約1週間は表土が乾いたらこまめに。
初期は乾燥に強く毎日与える必要はないが、着莢が始まったら水を切らさない。開花期に水分不足だと落花や実の入りが悪くなる。
水やりは午前中に株元へ低い位置から行い、泥はねによる病害を防ぐ。追肥は与えすぎると茎葉ばかり茂り実がつかない「つるぼけ」になる。
根粒菌が窒素を供給するため開花までは元肥中心で追肥不要。1回目はつぼみが付き始める開花直前(5月下旬〜7月下旬頃)、2回目は約2週間後だが1回目が効いていれば以降は花数が少ない・落花が多いときのみ。
収穫の見極め
開花後40〜50日で収穫期。種まきから80〜120日、植え付けから60〜100日が目安で、早生80〜90日、中生90〜110日、晩生100〜120日程度。
さやを押すと中の実が飛び出すようになり、7〜8分の膨らみが適期。さやが黄色くなる前に収穫し、遅れると甘みが減り実も硬くなる。
実は株元から上へ順に成熟するので株ごと抜くか、成熟したさやから摘む。収穫は光合成で糖が蓄えられた午前中の涼しい時間帯が良い。
枝から外さず保存すると味と鮮度が長持ちし、食べきれないときはすぐ塩茹でして冷蔵。大豆にする場合は秋まで枯れるまで栽培を続ける。
エダマメの育て方(美味しく元気な枝豆)【カインズ野菜栽培】
概要と土作り
種まき・間引き・土寄せ
気温が25℃くらいになったら20〜30cm間隔で種をまき、2cmほど覆土する。直まきが基本だが鳥害の恐れがあればポリポットにまいて苗まで育ててから定植する。
草丈10cmくらいで間引いて2本仕立てにする。本葉4〜5枚になったら株元に土寄せすると根の発育が良くなり倒伏を防げる。種まき前に種を水に浸さないのがポイント。
収穫
収穫時期は短いので採り遅れに注意。さやが黄色くなり始めた頃ではもう遅い。
おいしい茹で方
枝豆は塩が染み込みにくいので、まずさやの端を切る「さや切り」をして10gの塩でもみ洗いする。1Lの水に30gの塩を加え、塩もみ分と合わせて水1Lあたり計40gの塩が目安。
沸騰した塩水にそのまま入れて3〜5分茹で、5分以上は茹でない。茹で上がりは団扇で冷まし、水で冷やすと塩が流れて水っぽくなるので避ける。
【エダマメの育て方】初心者でも大丈夫!誰でも出来る栽培方法【摘芯編】
概要
枝豆を初めて育てる初心者向けに、摘芯と土寄せの方法を実演で解説する回。
節(本葉)の数え方
摘芯には節番の数え方が重要。茎の根元から上へ見ていくと、茎に対し左右に1枚ずつ葉が付いたものがあるが、これは初生葉で本葉には数えない。
さらに上に、葉が3枚付いた状態が本葉1枚。根元から初生葉を除いて数え、本葉が5枚になったところを見極める。
摘芯のやり方
摘芯は先端の芯(新芽)を摘み取る作業。枝豆は本葉5枚で摘芯するのが良いとされるが、経験上4枚や6枚でも問題なく、畑に行ける頻度と成長状態で判断してよい。先端の柔らかい芽を手で摘むだけで簡単に取れ、5節目を間違えて取っても問題ない。
摘芯の効果
通常は先端(主茎)に集まる養分が、摘芯で行き場を失い脇芽(側枝)に回るため枝数が増える。枝豆のさやは葉や枝の付け根に付くので、枝数が増えれば実の数も増え収量が上がる。
縦でなく横方向に株を大きくするイメージで、実がたくさんできる。草丈が低く抑えられ強風時の転倒防止にもなる。
土寄せ
土寄せは株元に土を寄せて盛る作業で、初生葉が隠れない程度に。草丈10cmくらいで1回、20〜30cmくらいで1回の計2回行う。
根張りを良くし強風への転倒防止効果もある。防虫ネットは必須ではないが、使えば害虫や鳥から守れる。トウモロコシのコンパニオンプランツとしても育つ。
今後の管理
枝豆は乾燥が苦手で、特に開花からさやが付き始めるまではしっかり水を与える。一度に大量ではなく数回に分けて与える。害虫が発生するので、農薬・天然成分スプレーなど栽培目的に合った防除を行う。
エダマメを鈴なりに実らせる育て方のコツ・残渣処理にカルス使えばフカフカな土になる(肥料〜害虫対策〜土寄せ)23/7/14
概要
前作のじゃがいも跡地で育てる枝豆について、朝30分でできる追肥・中耕・除草を実演。カルスNC-Rという微生物資材で残渣を分解させ、元肥をほとんど使わずここまで大きく育てた事例を紹介する。
残渣処理と土作り(カルス活用)
じゃがいも収穫後の大量の茎葉残渣を持ち出さず、枝豆の通路(畝間)に埋め込み、カルスNC-Rと米ぬかを加えて分解させた。これが元肥代わりになり、化成肥料に頼らず土の環境が良くなって大きく育った。
カルスを入れた区画は雑草の発生も明らかに少なく、雨後でも表土がサラサラ・フカフカの「団粒構造」になっていた。良い土=根が広く伸びる基礎であり、微生物の分解が野菜を元気に育てる。
植え付け前にはカルスと同時に有機石灰(ホタテ・カキ殻)も撒いた。枝豆はカルシウムを好む。
追肥の考え方
中耕・土寄せと倒伏防止
追肥とセットで中耕(土の表面をかき立て)を行い、肥料を土になじませる。三角ホーを使えば雑草を根から切り離しつつ土寄せができて便利。
一度切られた雑草は収穫まで大きくならない。枝豆は横風で倒れると汚れ、そこから虫が入るので、なるべくまっすぐ育てる。葉が真上を向く方が光合成しやすく実付きが良くなる。
この時期の肥料の注意(発酵鶏糞と害虫)
化成肥料は「使い分け」で、土作りとしては春前の気温が上がる前に発酵鶏糞などを使うのは良い。しかし7月など高温期に発酵系肥料を追肥すると、アンモニア臭にタネバエが寄ってくる。
タネバエ(ハエの小型のもの)は1カ所に100匹ほどのウジが発生し、実に穴を開けたり根を食害して株が大きく育たなくなる。高温期の発酵鶏糞などは避け、暖かくなる前に土作りの一環として使うのが基本。
病害虫対策(お酢スプレー)
アブラムシや小さな飛ぶ虫、葉焼け病や斑点性の細菌病の対策として、純米酢にニンニクと鷹の爪を入れて1カ月熟成させた自家製スプレーを使用。原液を水で希釈し、1週間おきに株の上からも下からも全体に噴霧する。
体に酢がかかると酸っぱくなるので体から離して撒く。葉のツヤが出て細胞が強くなり、虫も臭いを嫌って寄りにくくなる。
お酢は植物に取り込まれにくいが、ニンニク・鷹の爪と発酵させることで吸収しやすくなる。なお先日、雹が降って葉に穴が多数空いた(虫害ではない)が、晴れが続けば自然に乾いて回復する。
肥料過多の弊害
畑に肥料(特に窒素成分)が溜まった状態で野菜を育てると、ほとんどが病気を発症し、虫も呼び寄せてしまう。別の畑では同じ育て方で鈴なりに大量収穫できており、肥料を控えた栽培の効果を示している。
【A4サイズのスペースでOK】えだまめの水耕栽培がとても簡単で早くたくさん収穫できた|自動給水で放置栽培
概要
小さな植木鉢とA4サイズのトレイで、枝豆を溶液(水耕)栽培で育てた記録。自動給水でほぼ放置栽培でき、装置作りから種まき・収穫・実食までをまとめて紹介する。
品種はアタリヤの早生系を選択。発芽適温20〜30℃で、気温が上がる4月以降が種まき適期だが、今回はあえて暑い7月30日にスタートした。
装置作りと種まき
100均の8号植木鉢と、A4ファイルが入る大きさのトレイ、不織布シート、バーミキュライト、こやしピート、2Lペットボトル2本を使用。トレイに液体肥料を貯め、植木鉢の底から吸わせて育てる仕組み(厳密には溶液栽培)。
鉢底に不織布シートを敷き、給水性の高いバーミキュライトと空気を含むこやしピートを混合した用土を、水を足しながら鉢の約6割まで入れる。湿らせたら種のへそを下にしてまく。
円を描くように8粒、真ん中に3粒の計11粒。枝豆は光があると発芽しにくい嫌光性種子なので用土を厚めにかけるかアルミホイルで覆い、霧吹きで水をかけて完了。ペットボトルはアルミを巻き、底から1cmの位置に穴を開けて自動給水システムにする。
自動給水と発芽・育成
ペットボトルの穴の高さより水位が下がると自動的に水が補給される仕組みで、4Lが尽きるまで水やり不要。防虫ネットで遮光と鳥害を防ぐ。
栽培5日目でほぼ全て発芽。7日目に液体肥料へ切り替え、微粉ハイポネックスを1000倍(2Lに2g)に希釈して使用。バーミキュライトもこやしも栄養がないので液肥で育てる。
密植栽培と成長
11粒中7粒が発芽し7株に。通常は15cm間隔だが今回は全て残す密植栽培。
枝豆は強い光をそこまで必要とせず、葉が茂って適度に遮光されると良く育つ。溶液栽培で栄養不足になりにくく摘芯も不要。
束になって互いを支え合い風にも耐える。種まきから25日で成長が著しく、29日目で草丈50cmほどになり花が咲いた。
花後30〜40日で収穫サイズになる。35日目に小さな実(子房)が付き始めた。
ピーク時は葉が茂り溶液をよく吸うため、45日目にうっかり水切れで葉がしおれた。1週間に2〜3回は補充が必要。
収穫と実食
収穫は豆がぷっくり膨らんだかどうかで判断し、触って膨らんでいれば収穫。畑では枝ごと切るが(枝から離れると鮮度が落ちるため)、採ってすぐ食べる家庭ならさやの根元を切って収穫すれば未熟なさやを残して長く楽しめる。
栽培58日目に最初の収穫で約30個、実がパンパンに詰まっていた。塩茹でやずんだ餅で食べて甘くて美味と絶賛。種まきから約2カ月でもりもり収穫でき、手入れもほとんど不要だった。
根粒菌の検証
溶液栽培で常に栄養がある場合、枝豆が根粒菌(根のコブ)を作るかを検証。収穫後に根をチェックすると根はよく回っていたがコブは無く、溶液栽培では根粒菌ができなかった。
栄養が常にあると作る必要がなくなるためと推測。ただし成長が早く栽培期間が短かった、用土に根粒菌がほとんどいなかった可能性も指摘。
The most popular summer vegetable in home gardens! Introducing the secret to successful cultivati...
概要
直売所などに出荷する農家・坂本さんが枝豆栽培のコツを解説。ポイントは肥料を控えることと、防虫ネットを最初から張ることの2点。
肥料は控える(つるぼけ防止)
枝豆は肥料をあげすぎると枝や葉ばかりが大きくなり実がつかなくなる「つるぼけ」になるため、肥料はほとんど与えない。豆類が肥料なしで育つのは、根に根粒菌ができ、その菌を栄養にして育つため。
昔から畦道の脇に豆をまいて作られてきたように、肥料が全くなくても育つ。あげすぎると収量がうんと落ちる。
防虫ネットのかけ方
虫除けのため種まき直後から防虫ネットを張り、収穫まで(およそ80日)ずっと外さないのがコツ。ネットは目の細かいものを選ぶ。
近年の虫は直接触れなくても網の上から卵を産み落とすため、目の粗いネットでは効果が薄い。目合いが0.5mm〜1mm以内のものを使う。
ネットの裾は土をかぶせてしっかり埋め、株が小さいうちに横に土を寄せておくとさらに虫が入りにくい。完璧に防ぐには葉がネットに触れないようにする。
着莢と草丈の関係
草丈が40〜50cmくらいの伸びが、さやを最も多く付ける。これ以上葉が伸びると着莢の間隔が延び、次に付くさやの数が少なくなる。花が咲くか咲かないかの小さいうちに親の先端をカットする「芽止め(摘芯)」をする方法もあるが、坂本さんはそこまでせず、摘芯しなくても収量はそう変わらない印象という。
水やり
種をまいて芽が出るまでは水を与えるが、発芽後はほとんど水は不要。黒マルチを張って畝を作る方法ならほぼ与えなくてもよい。
マルチなしでも1〜2回程度、土がカラカラになったら少し与える程度で十分。与えすぎて腐ることもない。
家庭菜園や農園の枝豆栽培でサヤの中に実が無い!?実が育たない原因や対策と枝豆の育て方を徹底解説!【農園ライフ】
概要
菜園アドバイザーの高橋さんが、枝豆を「空さや(からさや)」にしないための対策を解説。空さやとは、さやはできても中に豆が入らない、または入ってもほとんど成長せずぺちゃんこのままの状態。花が咲き終わって実が太りつつあるこの時期のお世話が重要で、対応次第で空さやが多発する。
空さやになる3つの原因
①水不足:枝豆はさや(豆)が太る時に大量の水を欲しがり、この時期に水分が足りないと豆が太らず空さやや小粒になる。花が咲いてからは乾燥させないことが大切。
4月頃にまいた株は梅雨に開花し乾燥は少ないが、今種をまいたばかりや梅雨明け後に開花する株は乾燥に注意。②日照不足:梅雨で太陽が出ないと実の膨らみが遅れる。
予防策はないが梅雨明けで徐々に太るので、成長が遅いからと追肥や過剰な水やりをすると病気や生育障害を招くため、しばらく様子を見る。③害虫:カメムシ類はさやに針を刺し、その時点でさやの成長が止まる。マメシンクイガはさやの中に侵入して豆を食い荒らす。
乾燥対策
定期的な水やりと畝を乾燥させないことが重要。マルチを使っていない人はこの時期に全面的に藁を敷くと畝全体の乾燥を防げる。藁が余れば畝間にも敷くとさらに効果的。
害虫対策
マメシンクイガなどは株を軽く小刻みに揺らすと、付いている場合は下に落ちるので見つけ次第捕殺する。カメムシは落ちると逃げるが、いなくなったら防虫ネットをかける。
さやを一枚一枚確認するのは大変なので揺らして確認する方法が有効。ネットは裾をしっかり埋め、葉がネットに触れないよう設置する。隙間があると卵を産み付けられるので注意。
枯れ葉の除去
枯れたり生育の悪い葉は摘除して、元気な葉が光合成しやすくする。この時期は葉が茂るが、食害でズタボロになった葉や枯れ葉を残しても意味がないのでカットする。通気性も良くなり病害虫予防にもなる。
枝豆(エダマメ)の育て方 種まきから収穫までまるっと見せます!│初心者向け菜園ムービー
概要
枝豆の育て方を種まきから収穫までまるっと紹介。枝豆は大豆を若採りしたもので、タンパク質・食物繊維・ビタミンCなどが豊富。
「畑の肉」と呼ばれ、豆腐・豆乳・醤油・味噌など日本の食に欠かせない大豆と同じ植物。夏にビールのお供として最適。
種まき
マルチカッターで穴を開け、1つの植え穴に3粒ずつまく。まき時は5月〜6月頃で、7月〜8月の夏に収穫できる。
発芽と間引き
枝豆はまず子葉が出て、次に2枚の初生葉が出て、そのあと本葉が出る。枝豆の本葉は3枚で1セット。本葉が出た頃、1カ所に複数の株が育っている場合は1カ所1株になるよう間引く。
収穫
さやがぷっくり膨らんだら収穫。株ごと抜いてカゴで持ち帰り、茹でる寸前まで枝に付けておく方が鮮度と味が保てる。
豆類は鮮度が下がりやすいため、枝付きのまま持ち帰るのがおすすめ。採れたての枝豆を夏に茹でて食べるのは最高で、家庭菜園やプランターでも挑戦できる。
ほかのオトモ
同じ作りの図鑑が全11本あります。内容の近いものから並べています。
オトモドリンク&イーツ
料理と飲みものを、理由と条件から覚える
イーツ153・ドリンク122・発酵150
オトモネイチャー
野鳥・街の植物・昼の空・夜空の見分けと、キャンプ・釣りの図鑑
バード158・プランツ176・空124
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