うどんこ病


症状
葉の表面に白い粉をまぶしたようなカビが広がり、進むと葉が黄ばんで枯れる。乾燥ぎみで発生しやすい。
対策
日当たりと風通しを確保し、窒素肥料の与えすぎを避ける。発病した葉は早めに取り除く。
農薬に頼らないコツ
重曹や食酢を薄めたスプレー、カリグリーンなど有機で使える資材が効く。
かかりやすい作物
いちご・かぼちゃ・きゅうり・ごぼう・さやえんどう・ししとうがらし・すいか・にがうり・みつば・オクラ・グリーンピース・ズッキーニ・トマト・バジル・ピーマン・ミント・メロン・ローズマリー
解説動画
視聴済み
0/6
の解説動画
うどんこ病対策 重曹スプレーより効く簡単に出来て効果抜群! #うどんこ病 #きゅうり #無農薬
概要
原液の作り方
400ccの容器に植物性の油を半分ほど(約200cc)入れ、重曹を大さじ1杯、食器用洗剤を6〜7滴加え、最後に水をいっぱいまで入れる。油はどの植物性でもよい。重曹が溶けるまでよく振る。
水と重曹を先に入れると重曹が溶けやすい。原液はすぐ分離するので、使う前に必ず振る。
希釈と使い方
500ccのスプレーボトルに原液を5〜6プッシュ入れて薄める。散布時もよく振ってから使う。
白くなっている部分にはたっぷりかけ、白いカビが落ちにくいときは指で葉をこすると落ちやすい。症状のない葉も予防のためにかけ、葉の裏面にもかけて全体に散布する。
効果
散布1時間後、白い部分は完全には消えないものの、散布前と比べてかなり目立たなくなる。予防としても使える。
【うどんこ病対策】重曹植物性オイルスプレーですぐ消える!無農薬で簡単に治す!
重曹+オイルスプレーの考え方
重曹水だけでの対処もあるが効果を感じにくかったため、重曹に植物性オイルを混ぜて葉に密着させる方法を採用している。
原液は掃除用の重曹大さじ1と植物性オイル(オリーブ油やサラダ油)200ccに、展着剤として食器用洗剤6滴を加える。すぐ分離するのでよく振る。
希釈と散布
少量の原液を多めの水で薄めるのがコツ。100均のスプレーボトルに原液を少し入れ、水200ccほどで薄める(2〜3プッシュ程度)。分離が早いので振りながらかける。
散布直後から白い粉が消えていき、一度消えれば翌日以降も消えたまま。消えない箇所は薬がかかっていないだけなので、消えるまでかければよい。さらに葉をコーティングして水を弾き、うどんこ病が出にくくなる予防効果もある。
作物ごとの目安
注意
農薬を使う場合は殺菌剤がよく効くが、真っ白になる前の、点々と出はじめた初期にかけるのが効果的。
自家製スプレーは薄めで使えば悪影響は出にくいが、あくまで自己責任で行う。
【うどんこ病】今年は要注意!正しいうどんこ病予防と対策を徹底解説!【有機農家直伝!無農薬で育てる家庭菜園】
概要
発生しやすい条件
病原菌はカビだが通常のカビと違い、湿度が低く冷涼な環境を好む。そのため春から梅雨前、秋にかけて発生しやすく、逆に梅雨や真夏は繁殖しづらい。
株が弱っていると発症しやすく、日照不足・肥料の過不足・連作障害・水分不足が要因。こうした状態にならない環境づくりが大事。
予防と環境づくり
一番大事なのは樹勢の維持。肥料が効きすぎているときは脇芽を取り、不足しているときは追肥する。土が乾燥しないよう適度に水分を与え、雨が少なく乾いているときは定期的に水やりをする。
葉が重なり合わないよう摘葉やつる整理をして日当たり・風通しを良くする。発症した葉を見つけたら早めに切って畑の外に持ち出す。
重曹オイルスプレーの作り方
初期症状なら化学農薬を使わなくても重曹や酢などの自然農薬が有効。作り方は水500mLに重曹0.5〜1g(500〜1000倍)と植物性オイル(キャノーラやオリーブ油)大さじ1を入れてよく混ぜる。展着剤代わりの食用洗剤は任意(この人は使わない)。
重曹は沈殿しやすくオイルは分離しやすいので散布前にもよく混ぜ、葉の表だけでなく裏にもかけると白い粉が薄まる。症状のひどい葉は切って畑の外へ。
重曹と酢は特定農薬として殺菌効果が認められており、酢なら水で100倍に薄めて使う。どちらも週1回程度が目安で、濃度が濃すぎたり間隔が狭すぎると葉を傷めるので注意。
[Powdery Mildew] Here's an easy way to deal with it using baking soda or vinegar | Katchan's Orga...
概要
早期対処と衛生管理
白い胞子が出た葉はその部分を切って畑の外に持ち出す。ただし切りすぎると光合成できる葉がなくなるので、本当に初期のうちに見つけて取るのがよい。
菌が手や体についたまま他の植物を触ると広がるため、撤去後は手を洗ってから作業する。
予防で一番大事なのは風通しを良くすること。いらない葉や余分な葉は整枝の中で取り除く。
重曹スプレー・酢スプレー
重曹スプレーは重曹1gに対し水1L(1000倍)が目安。濃すぎると植物が弱り、薄すぎると効果が出ない。酢スプレーは砂糖などが入っていない酢を約20倍(例:酢15mLに水300mL)で使い、同じく濃度に注意。
仕組みは、重曹がアルカリ性、酢が酸性にして植物のpHを変え、菌の繁殖を防ぐというもの。両者を混ぜると中性になって効果が落ちるので絶対に合わせず、それぞれ別に使う。展着剤として油を混ぜると葉に密着しやすくなる。
納豆菌スプレー(おまけ)
食べ終わった納豆のカップに水を入れて混ぜ、納豆菌を水に移す。希釈率は気にしなくてよい。そのままだとスプレーが詰まるので、キッチンペーパーやガーゼ、コーヒーフィルターで濾してからスプレーに入れる。
うどんこ病の菌よりも強い納豆菌で退治するという狙い。病原菌が広がってからでは効きにくいので、初期に早めにまく。効果が出ないときは乾いた後にもう一度吹きかける。日々の観察が大切。
うどんこ病の予防と対策|草花の病気対策【カインズ草花の病気_01】
概要
うどんこ病は葉に白い斑点ができ、徐々に葉全面がうどん粉をかけたように白くなる。他の病気と区別がつきやすく初心者でも発見しやすい。野菜・草花・観葉植物・樹木・花など多くの植物がかかる。
進行すると葉が黄色く変色・縮れて枯れることもあり、つぼみや花にも発病する。葉の表面が覆われて光合成が妨げられ生育不良となり、花が咲かない・野菜の味が落ちる・果実が大きくならないなどの被害が出て、ひどいと枯れる。
発生しやすい条件
春から乾燥して高温の環境や、植物が弱っているときに発生する。日光不足、肥料のやりすぎ・不足も引き金になる。
地植えの場合は連作障害も原因で、毎年同じ場所に同じ野菜を栽培すると病原菌が多くなって生育が悪くなる。
予防と対策のポイント
できるだけ水はけを良くして根が元気に育つようにする。狭い場所に植えすぎず株や葉の間を開けて風通しを良くする。適量の水をまいて乾燥しないようにする。
発症時の処置
発生を見つけたら、まず症状が出た葉だけを切って様子を見る。切った葉は必ず植物から離し、焼却するか捨てる。
症状が広がる場合は、軽症のうどんこ病なら1週間おきくらいに酢を水で薄めたものや重曹を散布すると症状が消えることがある。
症状が進んでいる場合は殺菌剤をまくのも効果的だが、種類が多いため、対象の病気・害虫や使用条件がラベルに合っているか必ず確認する。うどんこ病は植物によって病原菌が異なり、生きている植物にしか発生しないので、早めに見つけて処置できるよう日頃からよく観察する。
Prevent & Treat Powdery Mildew and 4 Home Remedies that Work!!
何が起きているのか
うどんこ病は暖かく湿った環境で増えるカビで、たいてい株の下のほうの葉に小さな白い胞子として現れ、放っておくと株全体へ広がる。葉が覆われると光合成ができなくなって黄変・落葉し、開花と結実まで止まる。動画の作者はどれだけ気をつけていても出るときは出るので、有機的な方法で100%避けられるとは言い切れないと正直に述べている。以下は「出にくくする」ことと「出たあと止める」ことの両方。
出にくくする:詰めて植えない・風を通す・日陰に植えない
第一に株間を詰めない。トマトのようにかかりやすい作物はこまめに整枝して株の中に風を通す。カボチャ・ズッキーニの仲間も非常にかかりやすいので、出た葉(たいてい古い下葉)を見つけしだい取り除く。取った葉は堆肥に入れない・地面に置いたままにしない。そこで病原が残って広がる。もう一つよくある失敗が日を好む作物を日陰に植えること。これはほぼ確実にうどんこ病を招き、しかも日照不足のままでは治すのがきわめて難しい。
水やりは葉ではなく土へ。ただし理由が少し違う
「葉が濡れると湿度が上がってカビる」と説明されがちだが、作者はもう一段踏み込んで病原はしばしば土の側にいて、水やりの跳ね返りで土から葉へ運ばれると説明している。だから低い位置から、跳ねないように土へ水をやる。夏に雨が多い地域では、シーズンの初めに厚くマルチをして土の胞子を覆ってしまう。乾いた夏の地域でもマルチは水分保持の意味で有効。作者自身は点滴(ドリップ)灌水を導入して、土は濡らし葉は濡らさない形にした。
出てしまったとき:ニームオイル
作者が長年使っているのはニームの種と葉から作るニームオイル。出はじめた胞子に対して24時間で止まるという経験。製品の指示どおりに希釈し、葉の表と裏にたっぷり散布する。同時に液体の海藻(ケルプ)肥料を混ぜて葉面施肥も兼ねている。予防散布はせず、胞子を見つけた時点で使う。ミツバチへの影響を心配する声については、ニームは植物を食べる噛む・吸う虫に効くもので、できれば花には掛けないようにしつつ、園芸で使う濃度よりずっと高い濃度でないと蜂に害が出ないという研究しか見つからなかったと述べている。
動画が紹介している家庭内の代用品(出典どおりの紹介)
ニームオイルが手元に無い場合として4つ挙げている。いずれも動画の作者の紹介で、日本の登録農薬ではないので、作物や状況によっては使えない・効かないことがある点は踏まえたい。1つ目は牛乳で、化学殺菌剤より効いたという研究が複数あるとし、理由として牛乳が日光と反応して生じる活性酸素がカビを殺すのではないかと説明、牛乳4:水6で数週間おきに散布する。2つ目はマウスウォッシュで、エタノール系のもの1:水3。3つ目は酢で、水約3.8Lに対して酢を大さじ2〜3、葉の表裏に散布。4つ目は重曹で、水約3.8Lに重曹を大さじ3、食器用洗剤を数滴、油を大さじ1(油と洗剤は葉に留まらせるため)。
ほかのオトモ
同じ作りの図鑑が全11本あります。内容の近いものから並べています。
オトモドリンク&イーツ
料理と飲みものを、理由と条件から覚える
イーツ153・ドリンク122・発酵150
オトモネイチャー
野鳥・街の植物・昼の空・夜空の見分けと、キャンプ・釣りの図鑑
バード158・プランツ176・空124
シリーズ全11本を見る