病害虫図鑑 | オトモアグリ

炭疽病
写真: Scot Nelson from Honolulu, USA / CC0(Wikimedia Commons)

症状

葉や果実に暗い色の丸いくぼんだ斑点ができる。多湿で発生・拡大する。

対策

水はけと風通しをよくし、被害部を取り除く。連作を避ける。

農薬に頼らないコツ

泥はね防止のマルチが有効。過湿にしない。

マルチ写真: Srimathiv1995 / CC BY-SA 4.0

かかりやすい作物

さやいんげん・すいか・やまのいも

解説動画

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Tips for watermelon anthrax measures taught by Japanese farmers !

概要:スイカの炭疽病とは

梅雨の長雨のなかですいかに炭疽病が発生。実の表面に灰色っぽい斑点ができ、進行すると実が真っ黒になって枯れていく。梅雨の時期に発生しやすく、すいかやメロンで特に出やすいが、放置するとどの野菜にも伝染する。

1週間前まできれいだった実があっという間に発病してブヨブヨになることもあり、1株ダメになったと思っていたら全滅する恐れもあるので、見つけたら早めの対応が必要。

発生の原因

主な原因は3つある。

(1) 肥料過多。特に窒素肥料が多いとかかりやすい。

(2) 資材に炭疽病の菌が付着していて、それを使ったことで発生する。前年使った資材をきれいに洗って保管しないと、翌年また発生することがある。

(3) 通気性が悪いと発生しやすい。

今回は下葉のカットで風通しには気を配っていたので、資材に付着した菌が原因ではないかと推測している。

予防方法

まだ感染していない株向けの予防。

(1) 芽の整理:株元の通気性をよくする。2本仕立てなら不要な子蔓・孫蔓を摘み取って管理する。

(2) 泥はね対策:株元に敷き␀わらを入れたり葉を持ち上げたりして、雨で泥や水しぶきが跳ね上がらないようにする。炭疽病は水しぶきや泥はねで感染が起こりやすい。

(3) 株元をビニールトンネルで覆い、株元に雨水がかからないようにする。他の葉についた菌が雨水で株元に落ちて感染するのを防ぐ。

通気性をよくしつつ雨水を当てないことが効果的。

感染後の対策(無農薬)

無農薬の場合、一度感染したら元に戻ることはないので、感染した実・蔓・葉は早めに除去して他へ広げないようにするしかない。

作業は雨が降っていない時に行う。葉が濡れていると水しぶきで他株へ伝染するため、濡れている時は作業を避ける。感染した実や蔓は根元からたどって除去し、取った葉は近くに放置せずビニール袋に入れて処分する。

ただし蔓を全部取ると収穫まで至らないので、実がついている蔓はリスク覚悟で残し、感染した葉だけを取る。摘葉のしすぎは実が大きくならないので、実より上の葉を2〜3枚は残す。

使ったハサミは除菌し、支柱や園芸ネットもきれいに洗って除菌してから保管する。

出典: 農家直伝!家庭菜園らいふ(YouTube)で動画を見る ▶