にがうり
ウリ科の果菜。旬は7〜9月、育てやすさは「やさしい」。


科
ウリ科
旬
7〜9月
育てやすさ
やさしい
向く栽培環境
露地
区分
特定野菜
種まき
4月下旬〜5月に種をまく。種は皮が硬いので一昼夜水に浸し、殻の先端を少し削ると発芽しやすい。ポットに3〜4粒まいて浅く覆土し、25〜30度で発芽させ本葉4〜5枚まで育苗する。
植え付け
遅霜の心配がなくなり気温が十分に上がる5月中旬〜6月に、本葉4〜5枚の苗を定植する。株間は約60cmを確保し、ネットや支柱でつるを立体的に誘引する。
収穫
開花・受粉から約20〜25日、実がふくらんでツヤが出た若どりの頃が収穫適期。とり遅れると黄色く熟して裂けるので、少し早めにハサミで切りとる。
日当たり
日当たりと風通しのよい場所を好む高温性の作物で、生育適温は20〜30度。露地栽培に向き、緑のカーテンとしても育てやすい。
水やり
乾燥に弱いので、特に夏場は水切れさせないようにたっぷり与える。
肥料
植え付け前に堆肥と元肥をしっかり入れ、つるが伸びて着果し始めたら2〜3週間おきに追肥する。
出やすい病害虫
アブラムシ:新芽や葉裏に付く。見つけしだい捕殺し、水で流すか防虫ネットで予防する ウリハムシ:葉を食害する。苗のうちは行灯やネットで守り、成虫は捕殺する うどんこ病:葉が白く粉をふく。風通しをよくし、発生葉は早めに除去する べと病:葉に黄色い斑点が出る。過湿を避け、下葉の混み合いを整えて予防する
連作
ウリ科のため、同じ科の作物との連作を避けて2〜3年あける。
品種
加熱調理向きの太い「あばしゴーヤ」や、苦味の少ない白ゴーヤなど、用途で選ぶとよい。
主産地
沖縄県が全国収穫量の約4割を占める第1位で、宮崎県・鹿児島県など温暖な地域が続く。
育て方のコツ
親づるを本葉5〜6枚で摘心し、子づる・孫づるを伸ばすと着果数が増える。高温を好むので、焦らず暖かくなってから植えるのが成功のコツ。
資料
農林水産省(産地・生産量統計)/都道府県栽培暦・園芸の一般知識
解説動画
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ニガウリ(ゴーヤー)の育て方(種まきから収穫までの栽培方法を完全解説)
概要
ニガウリ(ツルレイシ/ゴーヤー)はウリ科でアジア熱帯地方が原産。暑さと乾燥に強く病害虫も少ないため、初心者向けの野菜です。
種まきは4〜6月、苗の植え付けは5〜6月、種まきから約3か月後、地域により10月頃まで収穫できます。夏の日よけになるグリーンカーテンとしても人気。
カロテン・ビタミンA・ビタミンC・カリウムなどが豊富で、ゴーヤチャンプルーやサラダに使えます。連作を嫌うため、同じ場所での栽培は2年以上あけます。
プランターと土作り
根を広く張るので、プランターは60cm以上・深さ30cm以上の大型深底タイプを使い、株間40cm以上が必要なため1株だけ植えます。市販の野菜用培養土が手軽ですが、自作する場合は赤玉土・腐葉土・バーミキュライトを配合し、用土10Lあたり苦土石灰10gと化成肥料10〜30gを混ぜます。
用土は鉢縁から2〜3cm低く入れて水やり時のこぼれを防ぎます。露地栽培は2週間前から土作りを始め、適正pHは6.0〜6.5。
苦土石灰でpH調整しますが、植え付け直前に石灰を入れると根を傷めるので注意。1週間前に元肥として全面に堆肥3kgと化成肥料(15-15-15)100gを施し、幅70〜80cm・高さ10〜15cmの平畝を作ります。
種まき・育苗
直まきとポットまきが可能で、気温が低い時期はポットまきで保温しながら育て、高くなったら直まきできます。種は一昼夜水につけると発芽が揃い、水に沈む種を選別できます。
発芽適温は25〜30℃と高く、日中20℃を超えると発芽が揃いやすくなります。種まき後3〜5日で発芽。
直まきは株間50〜60cmで1か所3〜4粒を点まきし、深さは1cm前後(種の2〜3倍)。ポットまきは1cmほど覆土します。
種は尖った突起のある面を下に向けて埋めるのがコツ。低温期はトンネルやホットキャップで保温します。本葉2〜3枚で生育の悪い苗を間引いて1本立てにし、本葉3〜4枚まで育てます。
苗の植え付けと支柱・誘引
植え付けは4〜6月、日中20℃を超える頃。本葉3〜4枚で徒長していない、節間が詰まって茎の太い濃緑の苗が良品です。
気温が低いと根付きが遅れ生育も悪くなるため、十分暖かくなってから植えます。根は浅く広く張るので株間を確保し(プランターは1株、露地は60cm以上)、狭いと実が減ったり小さくなります。
植え付け前にポットを半分ほど水につけて給水させると根付きやすくなります。苗が小さいうちは短い仮支柱を立てて紐でゆるく結び、つるが伸びたら株の両側に支柱を立ててネットを張ります。親づるの最初のつるだけネットに絡ませれば、あとの子づる・孫づるは自然に絡んでいきます。
摘芯・整枝と水やり
放任でも育ちますが、ニガウリは親づるより子づる・孫づるに雌花が多くつくため、親づるの本葉6〜7枚の頃に先端を摘芯すると子づるがよく伸び、大きな実をたくさんつけられます。子づる・孫づるは摘芯せず放任します。
整枝は傷んだ葉や不要な葉を摘んで日当たりと風通しを良くする作業で、ところどころに空間がある状態が理想。ネットに絡まず垂れ下がった小づるは先端を切って成長を止めます。
水やりは発芽まで、また植え付け後の約1週間は表土が乾いたらこまめに。多湿に弱いので、根付いてから実がつくまでは表土の乾き具合で与えます。実がなり始めたら早朝と夕方前の1日2回が目安で、高温時や15時以降の水やりは病害を助長するので避けます。
追肥・収穫・病害虫
最初の果実が膨らみ始めた時が1回目の追肥時期。収穫期間が長いので2週間に1回定期的に施します。
プランターは化成肥料10gを株の周りにまいて用土を足し、週1回液体肥料を併用しても可。露地は元肥中心で、後期に生育が落ちたら化成肥料10〜30gを溝に施します。
肥料切れするとつるが下向きになり落花が増えます。収穫は着果後15〜20日、完熟前の緑色の果実を穫ります。
熟すと黄色くなって裂けるので未熟なうちに。表面の凹凸が大きく艶が出た頃が目安で、糖分が回る朝方の涼しい時間帯の収穫がおすすめ。
つるが硬いのでハサミやナイフで切ります。穫り遅れの実を残すと株が弱るので、勢いが落ちたら全ての実を摘んで回復させます。
病気は青枯れ病・うどんこ病・つる割れ病・モザイク病など、害虫はウリノメイガ・タバコガ・アブラムシ・ウリハムシなど。密植・過湿・肥料過不足・風通しの悪さが原因で、初期対策と防除粒剤や薬剤散布、シルバーマルチが有効です。
ニガウリ(ゴーヤ)の栽培方法・育て方【カインズ野菜栽培】
概要と種まき
ニガウリは夏の高温期でも旺盛に育つ、ビタミンCの多い健康野菜。果実は長さ25〜30cmに整った形になります。
気温が25〜30℃になったら1か所に種を3粒ほどまいて土をかぶせ、本葉1枚の頃に間引いて1本にします。畑に直まきする場合はポリフィルムを敷いて地温を上げてからまくとよいでしょう。
畑作り・植え付け
整枝・人工授粉・収穫
最初に伸びた親づるを5〜6節目で摘芯し、その脇から伸びる子づるを4〜5本伸ばします。さらに子づるの脇から孫づるが次々出るので、混み合わない程度に摘み取ります。
人工授粉は雄花の花粉を雌花に直接こすり付けて行い、花粉の出が悪くならない朝早くに行います。花の下に小さな苦瓜の実が付いているのが雌花です。
果実を支える柄が硬いのでハサミで収穫し、長い品種は20〜30cm、短い品種は10〜20cmが収穫の目安。早めに収穫して取り残しのないようにします。
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親づる摘芯の基本
ゴーヤは親づるより子づるの方に実がつきやすい性質があるため、親づるの先端を切る「親づるの摘芯」を行います。葉を6枚残してその先をカットするのが上手な摘芯の仕方。
節は葉の数ごとに1節・2節と数え、6節目より先を切ります。株元近くに出ている葉は接ぎ木の台木(かぼちゃ等)の葉なので数えず、後で取り除きます。背丈でいうと株元から25〜30cmほどの位置が目安です。
摘芯後の管理
親づるの成長点を切ると養分が子づるに回り、残した6本ほどの子づるが一気に伸びて、そこからさらに孫づるが伸びて実をたくさんつけます。子づるは伸びてきたら忘れずネットに絡ませます。
ウリ科なので水やりが特に大切で、きゅうり同様ほとんど水分でできた野菜のためしっかり与えます。収穫が始まったら追肥も行い、リキダスのような活力剤を混ぜると根の成長が良くなります。
子づる・孫づるとは別に自然に伸びる細い巻きひげは、株が自分の体重を支えるためネットに絡むので切らずに残します。なお6節目にこだわりすぎず、5節目や7節目でも大きな差はありません。
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実がつき始めたらする5つの作業
ゴーヤの実がつき始めた時にすべき作業を5つ紹介します。1つ目は取り忘れ注意。
放置すると熟して黄色〜オレンジ赤になり収穫に遅れるので、、5〜20cmほどの適当な大きさで穫ります。ゴーヤは葉を摘まなくてよい(緑のカーテンになる)野菜ですが、その分実が葉裏に隠れて見つけにくいので、よく観察して取り逃しを防ぎます。穫り遅れると1つの実に養分が集中し、他の実や花が大きくならなくなります。
追肥・水やり・つる管理・除草
2つ目は追肥で、実ができ始めたらリン酸やカリウムを与えます(葉やつるは十分伸びるので、葉肥である窒素はそれほど必要ない)。3つ目は水切れを防ぐこと。
ウリ科で水分の多い野菜のため、水が不足すると新しい実や花がつきにくくなり、実の肥大が止まったり苦みが増したりします。しっかり水やりすることで苦くないゴーヤになります。
4つ目はつるの管理で、足元で遊んでいる(ネットに絡んでいない)つるを見つけたら上のネットに絡ませます。放置すると足元にできた実を踏んで傷める恐れがあるため。
5つ目は雑草抜き。ゴーヤ周りの雑草は病気やウリハムシの発生源になり、光合成量が減って実がつきにくくなるので除去します。
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親づるを切って子づるで収穫する
5月11日に植えて約1か月、親づるが腰の高さまで伸びた状態での摘芯を解説します。ゴーヤは親づるからはあまり実が取れないため、子づるから実を穫るよう仕立てます。
まず親づると子づるを見分け、節を数えて6〜7節目まで残しその先を切ります。子づるを全部伸ばすと栄養が分散しすぎるので、どこかで親づるを摘む必要があります。切るときはハサミを使い、切った先のつるはもう使えないのでネットからも外します。
摘芯後の注意点
残した子づるにはこれから大きなゴーヤの実がつくので、しっかりネットに絡ませてつるが折れないようにします。ウリ科特有の巻きひげは親づるを支える役目があるので取らずに残します。
株元近くに残っている接ぎ木の台木(かぼちゃ)の葉は、親の葉と明らかに違うのでハサミで切っておきます。摘芯すると腰まであった背丈が膝ぐらいの高さまで下がります。
ゴーヤの育て方を徹底解説!種まきから栽培中の管理・収穫まで【つくる通信】
概要と特徴
畑の準備と種まき
日当たりと水はけの良い場所を好みます。畑では黒マルチや敷きわらをすると地温上昇・水分保持・雑草抑制になります。
元肥は種まき・植え付けの2週間前に堆肥を1平方メートルあたり2〜3kgと石灰100〜150gを混ぜ、1週間後に鶏ふんなどの有機肥料を約100g入れ、さらに1週間おいてから種まき・植え付けをします。
ゴーヤは発芽させるのが少し難しいので、一晩水につけるか種の先端を少し切って発芽しやすくします。発芽適温が高めなので、早めにまくときは保温マットやビニールで覆う、室内で育てるなど寒さを避けます。
難しければ苗から植えるのがおすすめ。直まきする場合は株間60cm〜1m、1か所2〜3粒を深さ約3cmでまき、本葉2枚頃までに1本に間引きます。
栽培管理と失敗の対策
育苗ポットにまいた場合は、種まきから約30日後・本葉3〜5枚で畑に移植します。きゅうりのように支柱とネットを這わせて栽培。
たくさん穫りたい場合は本葉5〜6枚で摘芯し、脇芽の子づるを3〜5本伸ばすとよく実がつきます。下葉や混み合った葉を掻いて風通しを良くします。
虫が少ない環境では刷毛を使い朝早くに人工授粉を。追肥は一番果が穫れる頃から2週間に1回、葉が黄色っぽく元気がなければ多めに。
よくある失敗として、葉に白い粉がつくのはうどんこ病(風通しを良くする)、つるが割れるのはつる割れ病(連作や肥料過多が原因、ローテーションと肥料控えめで対策)、実が大きくならず曲がるのは水分不足(特にプランターは水切れしやすいので多めに与える)です。
収穫
品種によりますが、通常のエチューナー系は25〜30cmになったらハサミで切って収穫します。緑色の若い状態で穫り、取り遅れると緑→黄色→オレンジ色と熟していきます。
早めに緑色で収穫すると株への負担も少なくなります。暑くなると実をつけるスピードが上がるので早めに。なおオレンジ色に完熟すると中の種の周りが赤いゼリー状になり、これも食べられるので家庭菜園ならではの楽しみとして味わえます。
[Goya] Here are 6 tips to help you grow big fruits in midsummer.
真夏にする6つの作業
つる管理・人工授粉・水やり・葉の管理・収穫
2つ目は子づるの管理で、ネットからはみ出した子づるを内側に絡ませてまとめます。親づるをまだ摘芯していない場合、本来は小さいうちに短い位置で切る方が実がつきやすいですが、今からなら伸びた場所でカットしてもよく、その分の養分が子づる・孫づるに回ります。
子づる・孫づるは摘芯せず収穫終了まで伸ばします。3つ目は人工授粉で、受粉していない雌花に雄花をつけてやります。
4つ目は水やり。栽培期間中ずっと大切で、根が浅いうちは特に欠かさず与えますが、梅雨で数日雨が続く場合は無理に与えなくても可。
5つ目は下葉取りで、枯れて色の変わった葉は病気の原因やウリハムシの住みかになるので切り取り、ウリハムシは見つけ次第捕殺します。6つ目は収穫で、大きくなりすぎると赤く熟して腐るので、ほどほどの大きさで毎日欠かさず観察して穫ります。
【ゴーヤ栽培④】プランター大切な作業、6月7月に、実を大きく大量に作る【ゴーヤの育て方の秘訣】
2か月後の追肥
ゴーヤを育てて約2か月後、ネット(高さ約5m)の4mほどまでつるが伸び、実も10cmほどのものが出てきた頃に絶対やった方が良いのが追肥です。2か月ほどで元肥の効果が薄れて生育不足が生じるため、実を大きくたくさんつけるには肥料が必要。使うのは窒素・リン酸・カリウムが8%ずつ入った、ホームセンターでよく売っている手頃な速効性の粒状化成肥料で、袋裏のおよその分量を参考にします。
追肥の量・頻度と水やり
横60cm・高さ30cmのよくあるサイズのプランターなら、1回にやる量は覚えやすく「一握り」。頻度は約2週間に1回です。
土の上にアルミを敷き、その上に化成肥料の粒をまくと、水やりのたびに徐々に溶けて土に染み込み、根の肥料焼け(日焼け)防止にもなります。ただし与えすぎると根の肥料焼けの原因になるので適量に注意。6〜7月は気温が高く土が乾きやすいので、水やりは朝夕の1日2回、プランターの底から溢れるくらいバケツ1杯ずつたっぷり与えます。
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