病害虫図鑑 | オトモアグリ

ウリハムシ
写真: Balachandran V / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

症状

橙色の小さな甲虫がウリ科の葉を丸くかじり、幼虫は根を食害する。苗のうちは致命的。

対策

苗が小さいうちは行灯(あんどん)や防虫ネットで守る。成虫は捕殺する。

防虫ネット写真: Schlaghecken Josef / CC BY-SA 4.0

農薬に頼らないコツ

動きの鈍い朝のうちに捕まえる。株を丈夫に育てて食害に負けないようにする。

かかりやすい作物

かぼちゃ・きゅうり・すいか・にがうり・ズッキーニ・メロン

解説動画

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Be careful with cucurbitaceous vegetables when growing summer vegetables in your home garden or f...

概要(生態と特徴)

ウリハムシの成虫は体長5mm~1cmほどで、光沢のあるオレンジ色をした綺麗な虫。成虫のまま越冬し、4~5月に定植したきゅうり・すいか・かぼちゃなどウリ科野菜へすぐ飛来して葉を食害する。葉が丸く食われた跡があれば食害のサイン。

年1世代で、成虫→産卵→幼虫→成虫が越冬というサイクルを繰り返す。幼虫は土の中でウリ科野菜の根を食べて育つ。

早めに対策すべき理由

定植直後の初期生育期は今後の収穫を左右する重要な時期で、葉を食害されると光合成量が減り生育に大きく影響する。成虫が産卵し、幼虫が土中で根を食害すると生育遅れや収穫減につながる。

この時期に叩いておかないと夏(6~8月)に次世代の成虫が発生し、収穫最盛期に葉だけでなく果実そのものを食害することもある。

自然界に目立った天敵がいないため、放置すると個体数が増えてしまう。見つけたら必ず捕殺するくらいの気持ちで対処する。

対策1 反射資材(アルミ)

きゅうりなどの株元にアルミホイルなどの反射資材を敷くと、飛来してくるウリハムシが光の反射を嫌って付着しにくくなる。同時に成虫が土に産卵しにくい環境も作れ、次世代の繁殖を抑えられる。

ただし株が大きくなり資材が葉に覆われて距離が離れると効果は落ちるため、定植直後の数週間向けの対策。根を食われると致命的な小さい株の保護に有効。かぼちゃ・すいかも同様。

対策2 ネギの混植

ウリ科野菜の周辺にねぎ・たまねぎ・にんにくなど匂いの強いものを植えると、その匂いを嫌ってウリハムシの飛来・付着を防げる。

コンパニオンプランツとしてはなるべく近くに植えるほど効果が高い。

対策3 捕殺・ペットボトルトラップ

ウリハムシは刺激すると足を引っ込めて下にポロッと落ちる性質があり、これを利用すると捕まえやすい(羽で飛んで逃げることもある)。

潰すのが難しければ、ペットボトルの上部を切ってキャップを逆さに差し込み、中に水を入れたトラップを作り、葉についた虫を叩き落として溺れさせる。小さなバケツに水を張っても代用可。

しっかり落とさないと脱出するので注意。

出典: 農家直伝!家庭菜園らいふ(YouTube)で動画を見る ▶