トライセプスプレスマシン

マシン

トライセプスプレスマシンは、肘を固定して腕の裏だけを押し切れる

用途

機種により、肘をパッドに乗せて前腕を押し出す型と、ハンドルを体の脇で下へ押す型があり、どちらも上腕三頭筋を鍛えます。パッド型は肘が固定され、トライセプスプレスダウンのように上体で押し込めません。ハンドル型を解説した Kenosha YMCA の動画は、主役は三頭筋で肩と胸も少し働くと説明し、握りは手のひら下向きとニュートラルから選べます。

使い方

パッド型は、シートを肘がパッドの角と同じ高さに来る位置に合わせます。ハンドル型は、Kenosha YMCA の動画が軽い重りで試して、押し切った位置から重りのプレートが触れない範囲まで戻せる高さに合わせると説明し、肘は後ろへ向けたまま押し下げます。Colossus Fitness のコーチはディップマシンの解説で、動かす間ずっと三頭筋の張力を保つよう説明します。12〜15回を3セット。

コツ・注意点

Colossus Fitness のコーチはディップマシンで、肘を開く・肩をすくめると三頭筋から張力が抜けると注意し、制御できる重さを選んで反動を避けるよう促します。この機種を測った研究ではありませんが、ケーブルの肘伸展を12週間、頭上と中立の腕の位置で比べたMaeoらの実験(成人21人、片腕ずつ)では、三頭筋の体積は頭上が19.9%、中立が13.9%増えました。

出典

  1. 論文・英語 Maeo S, Wu Y, Huang M, Sakurai H, Kusagawa Y, Sugiyama T, Kanehisa H, Isaka T(2023) Triceps brachii hypertrophy is substantially greater after elbow extension training performed in the overhead versus neutral arm position
  2. 動画・英語 Colossus Fitness How to PROPERLY Use The Tricep Dip Machine (TRY THIS)
  3. 動画・英語 Kenosha YMCA Kenosha YMCA - How to use the LifeFitness Tricep Press

解説動画: トライセップエクステンション基礎編使い方 腕を鍛える!/齋藤圭輔ワークアウトチャンネル

腕の長さでレバー位置を選ぶ: レバーを引いて持ち手の位置を調整する2段階の設定があり、腕が長めの人は奥側、短めの人は手前側を選ぶと肘の曲げ伸ばしがしやすくなる。

椅子の高さの合わせ方: 椅子が低すぎると肘の部分が浮いて逆に沈み込みすぎ、高すぎると腕全体が浮いて肘に負担が集まる。腕がぴったりと台に乗る高さに合わせるのが目安。

動作中の姿勢: 手・肘・肩の並びが一直線になるように保ったまま押し出す。この並びが左右にぶれると肘に負担がかかる。手首もまっすぐの位置を保ち、最後までしっかり伸ばし切ってから戻す。