肥料・資材図鑑 | オトモアグリ

写真: Rasbak / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

役割

リン酸を速く効かせる肥料。根張りや花・実つきを助ける。

使い方

元肥として土に混ぜる。リン酸不足のサインが出たら追肥にも。

コツと注意

石灰と名が付くが中和目的ではない。苦土石灰とは役割が別。

苦土石灰写真: Slknight / CC BY-SA 4.0

過リン酸石灰

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[Superphosphate] This actually helps those vegetables grow well! I'll talk about this extremely u...

過リン酸石灰とは

過リン酸石灰はリン酸肥料の一種で、水溶性リン酸(製品により約16〜20%)に加えて、硫黄(いおう)とカルシウム(硫酸カルシウム)を含む。

多量・中量・微量要素をまとめて補える資材で、ホームセンターでは端の目立たない場所に置かれていることが多い。

3つの特長

(1)速効性:中のリン酸が水溶性なので、水ですぐ溶けて土壌に入り速く効く。

(2)pHを変えない:同じリン酸肥料でも溶リン(ようりん)はpHを上げてしまいじゃがいもなどに使いにくいが、過リン酸石灰はpHを動かさないため、石灰などでpH調整済みの畑にリン酸だけ足したい時に使える。

(3)硫黄とカルシウムを補給できる:微量要素の硫黄、中量要素のカルシウムも同時に補える。ただし量は多くないので、尻腐れ対策の主役として過度に期待はしない。

使い方のコツと注意

効果の高い作物を見極めて使うのがポイント(汎用リン酸としてなら化成肥料でも代用できる)。

石灰資材とは混ぜない——リン酸と石灰のカルシウムが結合して作物が吸収できなくなるため、事前に石灰と混ぜて置くのは避ける。

またリン酸は土中で固定されて動きにくく残留しやすいので、過剰に注意。心配なら土壌診断・土壌分析で残量を確認するとよい。

向いている作物

葉物野菜(レタス・キャベツ・こまつななど)は、リン酸で根を広く張らせて窒素の吸収を高め初期生育を良くできる。根菜・芋類(だいこん・じゃがいもなど)も、初期に根を伸ばして肥大させたい作物に有効。

夏野菜全般(トマト・なすなど)は元肥にリン酸を効かせて根張りを良くし、その後の生育を伸ばす。pHを上げないので、じゃがいものように酸性寄りを好む作物にも向く。

入手は大袋(15〜20kg)がホームセンターやネットで手に入る。

出典: 楽農tech(YouTube)で動画を見る ▶