作物図鑑 | オトモアグリ

作物図鑑・ハーブ

ローズマリー

シソ科のハーブ。旬は通年、育てやすさは「やさしい」。

ローズマリー
写真: 不明 / CC BY 2.0(Wikimedia Commons)

科

シソ科

旬

通年

育てやすさ

やさしい

向く栽培環境

プランター

区分

定番

種まき

発芽まで日数がかかり発芽率も安定しないため、種まきより苗を買うか挿し木で増やすのが確実です。挿し木は生育の穏やかな春(4〜5月)か秋(9〜10月)に、健康な枝を10〜15cm切って下葉を落とし、清潔な土に挿すと約1カ月で発根します。

植え付け

植え付けは春または秋が適期で、鉢は水はけを最優先に鉢底石を入れハーブ用培養土を使います。年々枝が広がる低木なので、複数植えるなら株間を30〜40cm確保します。

収穫

植え付け後、草丈20〜30cmに育てば通年で収穫できます。必要な分だけ枝先を摘み取り、混み合った枝を切ることが風通しを保つ手入れも兼ねます。

日当たり

日当たりと風通しのよい場所を好み、生育適温はおおむね15〜25℃です。高温多湿の蒸れと過湿に弱く、梅雨や真夏は特に風通しを意識します。

水やり

乾燥に強いので鉢土の表面が乾いてから与える程度でよく、水のやりすぎは根腐れの原因になります。地植えは根付いた後ほとんど水やり不要です。

肥料

肥料はあまり必要とせず、植え付け時に元肥を少量施すか肥料入り培養土を使えば十分で、鉢植えは生育期に緩効性肥料を控えめに追肥します。

出やすい病害虫

うどんこ病:乾燥期に葉が白くなる。風通しを良くし、発生した葉は早めに取り除く ハダニ:高温乾燥期に葉裏に付き葉色が悪くなる。葉裏への葉水で予防し、発生時は洗い流す アブラムシ:新芽に群がり生育を妨げる。見つけしだい取り除き風通しを保つ 根腐れ:過湿で根が傷む生理障害。水はけのよい土と乾かし気味の水やりで防ぐ

連作

シソ科の常緑低木で一度植えれば数年育つ多年性のため、連作障害はほとんど気にする必要がありません。

品種

枝が上に伸びる立性、地面を這う匍匐性、その中間の半匍匐性があり、プランターの深さや置き場所に合わせて選ぶとよいでしょう。

育て方のコツ

最大のポイントは水のやりすぎと蒸れを避けることで、乾燥気味に管理し混み合った枝を剪定して風通しを保つと丈夫に育ちます。寒さにやや弱い品種は冬に室内へ取り込むと安心です。

資料

みんなの趣味の園芸(NHK出版)、マイナビ農業ほか園芸情報を参照し、一般的な栽培知識に基づき作成

解説動画

視聴済み

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☘41: How to grow rosemary | Daily care such as watering and fertilizing, pruning methods, how to ...

概要

植物の疑問をQ&A形式で答える回。地中海沿岸原産のハーブであるローズマリーについて、よくある質問に答える形で育て方を解説する。

常緑性で冬でも葉が枯れず、料理や薬用に使え、生育旺盛なので随時収穫して楽しめる。冬の彩りを添える植物としても重宝する。

日々の水やりと肥料

ローズマリーは乾燥気味に育てるのがポイント。土の表面が乾いたら水やりのサインで、葉や花に水をかけると病気の原因になるため株元に与える。

水のやりすぎは根腐れの原因になるので注意する。やせた土地でも枯れない強い植物なので肥料は少なめでよいが、葉色が黄色みがかってきたら肥料切れのサインで、液体肥料(ハイポネックス原液)を与える。生育期の3月から7月に生育が悪いと感じたときも液体肥料を追加する。

剪定の時期と方法

花は4月から6月頃に咲く。暑さが苦手なので、気温が上がる前の4月頃に剪定するのがおすすめ。

剪定は形を整えるだけでなく風通しをよくして病害虫対策にもなる。伸びすぎた枝を整理する切り戻しと、枝の先端を摘み取る摘心を行う。摘心をすると栄養が分散して新しい芽が出やすくなり、切り戻しをすると新芽が増えて株がリフレッシュする。

苗選びとタイプ

上へ垂直に伸びる立性、地面を這うように広がる匍匐性、その中間の半匍匐性の3種類がある。立性は剪定しないと高さ2mになることもあり、匍匐性は横へ広がるので、置き場所をイメージして選ぶ。

苗は下葉が乾いてポロポロ落ちているものや、株元がぐらぐらするものは避け、葉がよく茂って株元がしっかりしたものを選ぶ。

基本情報

水やりは表面が乾いて2〜3日過ぎた頃にたっぷりと。冬は乾燥気味にする。

肥料は生育期に2〜3ヶ月に1回、花と野菜と果実の肥料を施す。病害虫には強いが、庭植えはカミキリムシの幼虫、鉢植えはカブラハバチの被害に遭うことがある。

出典: ハイポネックス ジャパン(YouTube)で動画を見る ▶