ローズマリー
シソ科のハーブ。旬は通年、育てやすさは「やさしい」。


科
シソ科
旬
通年
育てやすさ
やさしい
向く栽培環境
プランター
区分
定番
種まき
発芽まで日数がかかり発芽率も安定しないため、種まきより苗を買うか挿し木で増やすのが確実です。挿し木は生育の穏やかな春(4〜5月)か秋(9〜10月)に、健康な枝を10〜15cm切って下葉を落とし、清潔な土に挿すと約1カ月で発根します。
植え付け
植え付けは春または秋が適期で、鉢は水はけを最優先に鉢底石を入れハーブ用培養土を使います。年々枝が広がる低木なので、複数植えるなら株間を30〜40cm確保します。
収穫
植え付け後、草丈20〜30cmに育てば通年で収穫できます。必要な分だけ枝先を摘み取り、混み合った枝を切ることが風通しを保つ手入れも兼ねます。
日当たり
日当たりと風通しのよい場所を好み、生育適温はおおむね15〜25℃です。高温多湿の蒸れと過湿に弱く、梅雨や真夏は特に風通しを意識します。
水やり
乾燥に強いので鉢土の表面が乾いてから与える程度でよく、水のやりすぎは根腐れの原因になります。地植えは根付いた後ほとんど水やり不要です。
肥料
肥料はあまり必要とせず、植え付け時に元肥を少量施すか肥料入り培養土を使えば十分で、鉢植えは生育期に緩効性肥料を控えめに追肥します。
出やすい病害虫
うどんこ病:乾燥期に葉が白くなる。風通しを良くし、発生した葉は早めに取り除く ハダニ:高温乾燥期に葉裏に付き葉色が悪くなる。葉裏への葉水で予防し、発生時は洗い流す アブラムシ:新芽に群がり生育を妨げる。見つけしだい取り除き風通しを保つ 根腐れ:過湿で根が傷む生理障害。水はけのよい土と乾かし気味の水やりで防ぐ
連作
シソ科の常緑低木で一度植えれば数年育つ多年性のため、連作障害はほとんど気にする必要がありません。
品種
枝が上に伸びる立性、地面を這う匍匐性、その中間の半匍匐性があり、プランターの深さや置き場所に合わせて選ぶとよいでしょう。
育て方のコツ
最大のポイントは水のやりすぎと蒸れを避けることで、乾燥気味に管理し混み合った枝を剪定して風通しを保つと丈夫に育ちます。寒さにやや弱い品種は冬に室内へ取り込むと安心です。
資料
みんなの趣味の園芸(NHK出版)、マイナビ農業ほか園芸情報を参照し、一般的な栽培知識に基づき作成
解説動画
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の解説動画
☘41: How to grow rosemary | Daily care such as watering and fertilizing, pruning methods, how to ...
概要
植物の疑問をQ&A形式で答える回。地中海沿岸原産のハーブであるローズマリーについて、よくある質問に答える形で育て方を解説する。
常緑性で冬でも葉が枯れず、料理や薬用に使え、生育旺盛なので随時収穫して楽しめる。冬の彩りを添える植物としても重宝する。
日々の水やりと肥料
ローズマリーは乾燥気味に育てるのがポイント。土の表面が乾いたら水やりのサインで、葉や花に水をかけると病気の原因になるため株元に与える。
水のやりすぎは根腐れの原因になるので注意する。やせた土地でも枯れない強い植物なので肥料は少なめでよいが、葉色が黄色みがかってきたら肥料切れのサインで、液体肥料(ハイポネックス原液)を与える。生育期の3月から7月に生育が悪いと感じたときも液体肥料を追加する。
剪定の時期と方法
花は4月から6月頃に咲く。暑さが苦手なので、気温が上がる前の4月頃に剪定するのがおすすめ。
剪定は形を整えるだけでなく風通しをよくして病害虫対策にもなる。伸びすぎた枝を整理する切り戻しと、枝の先端を摘み取る摘心を行う。摘心をすると栄養が分散して新しい芽が出やすくなり、切り戻しをすると新芽が増えて株がリフレッシュする。
苗選びとタイプ
上へ垂直に伸びる立性、地面を這うように広がる匍匐性、その中間の半匍匐性の3種類がある。立性は剪定しないと高さ2mになることもあり、匍匐性は横へ広がるので、置き場所をイメージして選ぶ。
苗は下葉が乾いてポロポロ落ちているものや、株元がぐらぐらするものは避け、葉がよく茂って株元がしっかりしたものを選ぶ。
基本情報
水やりは表面が乾いて2〜3日過ぎた頃にたっぷりと。冬は乾燥気味にする。
肥料は生育期に2〜3ヶ月に1回、花と野菜と果実の肥料を施す。病害虫には強いが、庭植えはカミキリムシの幼虫、鉢植えはカブラハバチの被害に遭うことがある。
【3分で解説】ローズマリーの特徴や育て方|初心者にやさしいハーブ栽培ガイド #ガーデニング #家庭菜園
特徴と用途
ローズマリーは別名マンネンロウとも呼ばれる地中海沿岸原産の常緑低木。針のように細い葉が特徴で、ほのかな苦みと温かみのあるスパイシーな香りを持つ。
花色は品種によって淡い紫、青、白、ピンクなど多彩。多くの品種は耐寒性・耐暑性に優れ、一度根付けば丈夫で長く育てられる。用途は幅広く、肉料理や魚料理の香り付け、オイル漬けやハーブソルトなどの調味料、乾燥させたポプリ、さらにシャンプーや入浴剤などのコスメにも使われる。
栽培環境と用土
種まきと育苗
発芽に時間がかかり発芽率も低いため、購入した苗から育てるのが一般的。種から育てる場合、種まきの適期は春の4月から5月、または秋の9月から10月で、発芽適温は20〜25℃。
地面や育苗ポットにばらまきまたは点まきし、その後2〜3mmほど薄く土を被せる。乾燥させず種が流れ出ないよう、霧吹きで優しく水を与える。半月から1ヶ月ほどで発芽し、間引きしながら生育のよい株だけを残す。
植え付け
草丈が10cmを超える程度に育ったら植え付けの適期。苗より一回り大きく同じくらいの深さの穴を掘る。
複数の苗を植える場合は品種にもよるが50cmから1mほど間隔を空ける。苗を植えたら土を戻し、根が広がるよう土をぎゅっと鎮圧してから水をしっかり与えて安定させる。鉢植えでも気軽に育てられ、ミントやタイムなど他のキッチンハーブとの寄せ植えもおすすめ。
[Very Popular] If you want to grow herbs, this is the one for you! How to grow and enjoy rosemary...
概要と魅力
大人気ハーブのローズマリーを紹介する回。料理(特に鶏肉などの肉料理)の香り付けに使われ、生垣にもなるほどタフで丈夫。
青紫色の可憐な花を春から秋まで長く咲かせ、冬でも葉が枯れない常緑性なので庭木としても人気。上に伸びる立性(木立性)と横に広がる匍匐性の2タイプがあり、育てたい樹形に合わせて選ぶ。地中海沿岸原産で、海風が強く日差しが強い痩せた土地でも生きられる性質を持つため、育てやすい。
置き場所と夏の蒸れ対策
日光が大事なので日当たりのよい場所に置く。日本の夏の高温多湿が苦手で、茂って蒸れると混み合った中心部から葉枯れを起こす。これを防ぐため風通しのよい場所に植え、梅雨前の6月上旬頃に収穫を兼ねて一度刈り込んでおくと安全。
植え付けと根の扱い
植え付け直後に弱らせる原因の多くは根をいじりすぎること。ローズマリーは直根性で、1本の太い主根とそこから出る細い根を持つため、主根が傷むと一気に弱りやすい。
根はできるだけほぐさず、ほとんどいじらずに植え付けるのがコツ。鉢植えは根詰まりを防ぐため2〜3年に1回、一回りから二回り大きな鉢(6号鉢なら7〜8号)へ植え替える。
水やりの注意点
乾かし気味でタフに育つが、やりすぎて土が湿り続けると根腐れの恐れがある。鉢植えは土がしっかり乾いてから1〜2日待って与える。
庭植えは根が張れば雨任せでよい。ただし「乾かし気味がよい」を過信して水を切らしすぎると危険で、特にまだ根が少ない小さな苗は、1〜2週間も水をやらないと干からびて吸水力を失い、水をやっても復活しなくなる。小さいうちは土が乾いたら水をやる基本を守り、大きく育ってから乾燥に強くなると考える。
肥料
ハーブなので肥料は少なくてよい。痩せた土地でも育つ植物だが、花も楽しみたい場合は一般的な草花用またはハーブ用の肥料を春か秋のどちらかに規定量より少なめに施す。肥料を与えすぎると徒長しやすく、さらにハーブは肥料が多いと香りが弱まる性質があるため控えめにする。
収穫と摘心で株を増やす
最大の魅力は清涼感のある香り。収穫は必要な量を葉の上でよく切れるハサミで切る。
切ったところの脇から新しい芽が伸びて枝数が分岐して増えるため、収穫すればするほど収穫量も増える。摘心すると成長点がなくなり横の芽が成長点に変わって枝が2倍に増え、繰り返すと株全体が茂る。
梅雨前の刈り込みを摘心を兼ねて行えば、蒸れ予防と収穫増の一石二鳥。収穫した葉はフレッシュハーブティーにするのもおすすめ。
ローズマリーを元気に育てるコツ
概要
鉢植えのローズマリーを枯らしてしまう人が多いという相談を受け、元気に育てる方法と、弱りの兆候の見極め方を解説する回。完全に枯れてしまうと回復の見込みはなく植え替えるしかないが、症状が出始めの前兆のうちに手を打てば回復できるものもある。
弱りの見極めと原因
枯れる原因のほとんどは水分で、水のやりすぎか、逆に少なすぎのどちらか。根の異常は必ず上の葉や茎、特に成長点(枝の先の方)に現れるので、成長点に異常を早く見つけて手を打てば回復が早い。
葉の状態だけでは水過多か水不足か判別しにくいため、土の状態を確認する。土がかなり湿っていれば水分過多で根が窒息状態、カラカラに乾いていれば水不足。
水分過多ならしばらく水やりを控える。ローズマリーは非常に丈夫で症状が出にくいぶん、症状が出た時にはかなり進行しているため、早めの観察と対応が重要。
水やりのタイミング
鉢の表面の土が真っ白にカラカラに乾き、1cmほど掘ってもまだ乾いている状態になったら水をやる。やる時は鉢底の穴から流れ出るくらいたっぷりと。
回数は少なめでよく、夏の晴天続きでも4日に1回程度、涼しい時期や室内では1週間から10日に1回で足りることもある。適切な頻度は葉や茎のボリュームと鉢の大きさで変わり、大きい鉢は土が多く保水力があるので回数は少なく、小さい鉢は乾きやすいので早めに与える。
回復のための地植えと日光
鉢で症状が出て回復が難しいときは、いったん鉢から抜いて畑に植えると回復できる可能性がある(冬でなければ)。鉢植えのまま地面に直接置くと、鉢底の穴から根が地中へ伸びて元気になることもある。
また原産地の地中海沿岸は日照の強い地域なので、日陰に置きがちな場合はときどき日の当たる場所に移してやるとよい。
雑草を目安にする裏ワザ
ローズマリーは丈夫で水分不足などの症状が表に出にくく、気づいた時には手遅れになりがち。そこで鉢に雑草を一本あえて残しておくと、雑草の方が水不足の症状が早く出るため、ローズマリーが元気そうでも雑草が萎れてきたら株全体に水が必要なサインだと分かる。
土の状態を知る目安として試してみるとよい。早めの観察と対応が枯らさないコツ。
【知らないと損します】株を大きくするローズマリーを植える前の剪定方法を紹介!!
概要
ホームセンターで安く手に入れたマリンブルーという品種のローズマリー苗を題材に、植える前のひと手間として剪定を行い、株を効率よく大きくする方法を紹介する回。
剪定で株が大きくなる理由
そのまま植えると、植物は最も高い部分の枝に栄養を送る頂芽優勢という性質があるため、下の脇芽が横に伸びず、一番高い頂点ばかりが成長してひょろひょろと上に伸びてしまう。こんもりした株にするには、植える前に剪定して頂芽優勢を崩し、栄養を各枝へ均等に行き渡らせる。
剪定のやり方
株元からしっかりした株に仕上げるため、すべての枝の高さを均一に揃えて低めに切る。節ごとに2本ずつ脇芽が付いているので、株元から3〜4節ほどの高さで、脇芽2つの上を切る。
最初に切った枝の高さに合わせて残りの枝も切り揃え、全体がドーム状になるようにすると、育った時に丸く均等になる。切り残した枝があると、そこに頂芽が1本だけ残って栄養が集中し細く伸びてしまうため、細い枝も少し下から切り落として切り残しをなくす。9本の枝を全部切ると脇芽が2倍の18本に増え、繰り返すことでさらに倍々に増えていく。
植え付けと剪定枝の活用
5月に入り気温が上がって生育期に入る時期なので、剪定してから地植えやプランターに植えるとよい。植え付けは日当たり・風通し・水はけのよい場所を選び、大きく育つことを見越して隣の植物とぶつからないよう間隔を空ける。
根が回って根詰まり気味なら軽くほぐし、無理に切らずに植える。剪定で出た枝はよい香りがするので、日向に置くと傷んで香りが飛ぶため、風通しのよい日陰で干してドライにするといろいろなものに使える。
ローズマリーを水挿しで増やす方法!4週間で根が出る簡単育て方
概要
枝を切って水に入れておくだけでできるローズマリーの水挿し(水耕栽培)での増やし方を紹介する回。
挿し穂の作り方
大きく成長したローズマリーを用意し、枝先から20cmくらいの長さでカットする。水に浸かる部分の葉を取り除けば挿し穂の完成。
水挿しの準備と管理
水栽培用の器と、水を浄化する効果のある天然鉱石ミリオンAを用意する。器にミリオンAを入れ、次にローズマリーの挿し穂を入れる。
水は枝先が3cmほど浸かる程度に入れる。直射日光の当たらない明るい場所に置き、1週間に1度水を交換する。4週間ほどでたくさんの根が生えてくる。
発根後
新しく生えた白い根は水に適応した根なので、そのまま水栽培で育てられる。お部屋のインテリアになるほか、ハーブティーやドリンク、料理の香り付けとして活用できる。
【ハーブを育ててみよう!】ローズマリーの育て方を解説!【農業屋】
特徴と植え付け
ローズマリーは草丈50cmから大きいもので2m近くまで伸びる常緑低木。花色や香りは品種によって様々で、ハーブの中でも繁殖力が強く初心者や家庭菜園を始める人にぴったり。
種よりも苗や挿し木から育てる方が簡単で失敗が少ない。日当たりと水はけのよいところで、4月から5月頃に植え付ける。
収穫と保存
葉は一年中いつでも収穫でき、剪定を兼ねた収穫を心がけると風通しがよくなり伸びすぎを防げる。花は1月から3月頃に収穫する。
収穫した葉は冷蔵保管と乾燥保管ができる。冷蔵保管は水で軽く洗って水分をよく拭き取り、キッチンペーパーで包んで保存袋に入れ冷蔵庫へ。乾燥保管は洗って水分を拭き取り、暗く乾燥した場所に吊るして、触って砕けるくらいまで乾かしたら瓶や保存袋に入れて保管する。
[How to propagate Rosemary] Cutting renewal edition ~ Doing something after rooting will make a d...
概要
先日ローズマリーを剪定した際に出た剪定枝を使って挿し木をするリニューアル版。以前アップした挿し木動画へのアドバイスを踏まえて挿し木から鉢上げ、摘心までを実演する。
挿し穂の準備
挿し木に使うのは今年伸びた元気のよい枝先で、15cmくらいを使う。下半分は土に埋める部分なので葉を取ってしまう。
挿し穂の先端(下側の切り口)は斜めにカットしておくと、断面積が増えて水を吸収しやすくなる。挿し木の適期は初夏の5月から6月、秋の9月から10月で、いわゆる剪定のタイミングと同じ時期がよいとされる。
水揚げと挿し床
作った挿し穂(7本)を、たっぷりの水に約1時間浸けて水揚げを行う。挿し床には肥料分のない鹿沼土を用意する。
挿し木用の土は赤玉土・鹿沼土・バーミキュライト、または挿し木専用土など肥料分のないものを使う。割り箸などで軽く穴を開け、2〜3cm入るように挿して指で押さえる。さらに水を与えて土と挿し穂を密着させ、明るい日陰に置き、水切れしないよう管理する。
発根と鉢上げ
挿し木からおよそ1ヶ月で7本すべてが発根し、成功率100%。長いものは10cm以上、短いものでも5〜6cm発根しており、この時期なら2〜3週間ほどでも発根して鉢上げ可能な感触。
鉢上げには水はけのよいハーブ専用土がよいが、草花用の培養土でも問題なく育つ。スリットポットの中央に挿し穂を入れて培養土を足し、たっぷり水を与えて根と土を定着させる。鉢上げ後は2〜3週間ほど明るい日陰で管理し、徐々に日に慣らして日向へ移していく。
摘心の効果
鉢上げの際に葉と枝の付け根で軽く摘心すると、そこから枝分かれしてこんもりした樹形になる。摘心したものと摘心なしのものを比べると、摘心したものは切った箇所から1〜2本の枝が伸びて枝分かれし、摘心しないものは1本の枝が上に伸びるだけ。同じ挿し木でもヒペリカムやレモンバーベナでも摘心により枝分かれが起きることを示している。
ほかのオトモ
同じ作りの図鑑が全11本あります。内容の近いものから並べています。
オトモドリンク&イーツ
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