さび病


症状
葉に橙色〜褐色の粉をふいた小さな斑点ができ、さびのように見える。ネギ類やマメ類に多い。
対策
発病葉を早めに除き、密植を避けて風通しをよくする。連作を避ける。
農薬に頼らないコツ
窒素過多を避けカリ・リンを適正に。被害の出た株は放置しない。
かかりやすい作物
こまつな・さやいんげん・しそ・そらまめ・にら・にんにく・ねぎ・らっきょう・わけぎ・チンゲンサイ
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の解説動画
家庭菜園や農園のタマネギ栽培とニンニク栽培の病気予防!病気の抵抗力を上げるお酢を使ったさび病対策とタマネギの育て方!【農家直伝】
さび病とは(タマネギ・ニンニク)
冬越しが終わり、2月中旬〜3月にかけて肥大期に入るタイミングで発生しやすい病気。葉の表面に鉄さびのような赤い点々ができ、成長が阻害されてやがて葉が枯れ、肥大しきる前に株が枯れてしまうこともある。
特ににんにくに出やすく、1株に出るとほとんどの株へ感染してしまうのが厄介。無農薬では完全に防ぐのは難しいため、発生を「遅らせる」意識が大切。3月に入るとすぐ出る可能性があり、発生後は葉を切るくらいしか手がないので、事前の予防が重要になる。
お酢を使う考え方
予防に穀物酢を使う。酢によってさび病の原因となるカビの胞子が広がりにくくなる効果が期待できる。
カビ菌は酸性を好むものが多く、通常はアルカリ性の重曹や石灰で抑えると言われるが、酢は酸性なので中和が目的ではない。
野菜本来の抵抗性を高め、細胞を強くして病気や菌への抵抗力を上げるという狙い。農薬ではないので100%ではないが、無農薬で手軽に予防したい人向け。根張りが良くなる・美味しくなるといった効果も期待できるとしている。
お酢の使い方
砂糖や果汁などが入っていない純粋な穀物酢を200倍に薄める(水1Lに対して酢5cc程度が目安)。匂いが出るので使い切れる量だけ作り、その日のうちに使い切る。
まだ寒い時期は日中の暖かい時間帯にワンプッシュ程度でよく、かけすぎない。週1回〜2週間に1回のペースで定期的に散布する。農薬と違い1回で終わりではなく、少なすぎても意味がない。2月中旬を過ぎて暖かくなり始めたら開始する。
補足(イチゴと混植の場合)
いちごと混植していて石灰だと影響が心配というケースでも、お酢を使う対策なら問題なく、むしろいちごにも良い影響が期待できるとしている。
家庭菜園や農園のニンニク栽培で撒くだけでサビ病対策!春に発生するさび病予防とニンニクの育て方!【農家直伝】
さび病とは(ニンニク)
にんにく栽培の失敗要因のひとつ。カビ(糸状菌)による病気で春に増殖し、大体4月ごろ(早いと3月)から発生して徐々に伝染する。葉に赤い点々が出て胞子が広がり、やがて葉が黄色く枯れ、最終的に株全体が枯れる。
収穫まで進めば食べる分には問題ないが、6月ごろまでの早い段階でかかると肥大しきらず小ぶりなにんにくになる。無農薬ではほぼ発生するため、いかに病気にかからず6月まで乗り切るかが勝負。収穫間際の発生は肥大がストップするので特に厄介。
有機石灰(カニ殻・カキ殻・海藻)で撒く対策
カニ殻・海藻・カキ殻が混ざった有機石灰を撒く。さび病予防に効くのは2成分。
ひとつはカニ殻に含まれるキチン質で、さび病予防効果があるとされる(カニ殻を酢につけて散布する『カニ酢』の考え方)。もうひとつはカキ殻のアルカリ性で、酸性を好むカビの反対の性質を撒くことで発生を抑える(黒カビ掃除にアルカリ洗剤を使うのと同じ発想)。
海藻でミネラル補給にもなる。前年これを撒いたところ収穫直前まで発生を抑えられ、効果を実感したとのこと。
撒き方
1平米あたり50〜150gが目安。ひと握りで約60gなので一握りが目安になる(自分のひと握りを一度計っておくとよい)。
にんにくの上からパラパラと撒く。病気は葉から発生するので、葉にかかっても問題なく、むしろ葉にかかることで予防効果が期待できる。
雨や水やりで土に浸透していく。固まらないよう満遍なく。時期は1月中に1回、3月にもう1回(前年は年2回で収穫直前までさび病にかからなかった)。
その他の予防
資材以外の予防も重要。ひとつは肥料過多にしないこと。追肥のやりすぎや大量施肥は病気が発生しやすくなるので注意。
もうひとつは過湿にしないこと。水やりのやりすぎは土が過湿になり病気が出やすい。水やりは極力控え、水はけが悪い場合は通路部分を掘るなどして排水を改善する。
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ネギに出るさび病
さび病への対策
重曹水を週1回程度、ねぎ全体に満遍なく散布する。すでに発生している所だけでなく、まだ症状の出ていないねぎにもかける(見えなくてもカビの胞子や菌が付着している可能性があるため)。
感染した葉が少なければその葉を取り除いて蔓延を防ぐ。さび病がひどく出ている株は積極的に除去する。
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