副業の道具図鑑

USBマイク(コンデンサー)(撮る・録る)

USBマイク(コンデンサー)は、声の濁りを取る、机に置く録音用マイク。ナレーション・音声収録やオンライン講座の販売、面談の録音で最初につまずくのは、内容ではなく音です。パソコンやスマホの内蔵マイクは口から遠いので、声と一緒にキーボードの打鍵音やエアコンの唸りまで拾います。…

オーディオインターフェース(撮る・録る)

オーディオインターフェースは、XLRのマイクをパソコンにつなぐ変換の箱。マイクをXLR接続のものに替えると、そのままではパソコンにつながりません。あいだに入って音をデジタルに変換し、コンデンサーマイクに必要な電源を送るのがこの箱です。効くのは音質そのものより手元の操作で、つまみで録音の音量を耳で決められるため…

三脚・スマホホルダー(撮る・録る)

三脚・スマホホルダーは、手ぶれと画角のズレを止める台。出品用の写真でも動画でも、手持ちで撮ると一枚ごとに角度と高さが変わります。フリマの一覧に並んだとき、寄りも影もばらばらの写真は、それだけで見比べにくくなります。動画なら編集でつないだ瞬間に画面が跳ねます。三脚で位置を固定すると同じ構図のまま何枚でも撮り直せるので…

撮影ボックス(物撮りテント)(撮る・録る)

撮影ボックス(物撮りテント)は、商品写真の影と背景を作り置きする箱。不用品のフリマ出品やネットショップ運営に載せる写真は、背景に生活が写り込んだ瞬間に売り物に見えなくなります。部屋の天井照明だけで撮ると光が一方向から来るので、片側に濃い影が落ち、色も照明の色に引っ張られます。撮影ボックスは内側が白く…

Webカメラ(見せる(配信・通話))

Webカメラは、通話と収録での顔の映りを底上げする道具。オンライン家庭教師や面談は、相手が見ているのが画面の中の顔だけという場です。ノートパソコン内蔵のカメラは位置が低いのであご下から見上げる角度になり、暗い部屋では映像が粗くざらつきます。外付けにすると置き場所を自由に決められるので…

リングライト・LED照明(見せる(配信・通話))

リングライト・LED照明は、顔と手元を正面から明るくする光。部屋の照明は天井から降ってくるので、顔には目の下と鼻の下に影が落ちます。カメラは暗いところでは自動で感度を上げるため、映像にざらつきが出ます。正面から光を足すと、カメラを替えなくても影が消えて色が出ます。効き方がはっきり出るのは手元の撮影で…

グリーンバック(見せる(配信・通話))

グリーンバックは、背景を差し替えるための単色の布。自宅から動画配信や通話をするとき、部屋が映ることそのものが引っかかる人は多いはずです。ソフトの仮想背景や背景ぼかしはカメラだけで済みますが、髪の輪郭や手に持った商品が溶けたり消えたりすることがあります。商品を見せる場面でこれが起きると、説明になりません。…

ヘッドセット(通話用)(見せる(配信・通話))

ヘッドセット(通話用)は、相手の声を聞きながら両手を空ける道具。オンラインの打ち合わせや語学レッスンは、話すのと同じくらい聞き取ることが仕事になります。スピーカーで相手の声を部屋に流すと、その音をマイクが拾い直して反響やハウリングが起き、相手には自分の声が遅れて二重に返ります。声が重なるたびに言い直しが挟まり…

ペンタブレット・液晶タブレット(机まわり)

ペンタブレット・液晶タブレットは、線を引く仕事のための入力装置。イラスト制作やバナー・サムネイル制作、動画の手書きテロップのように線そのものが成果物になる仕事では、マウスは向きません。マウスは点を移動させる道具なので、線の入りと抜き、筆圧の強弱が出せず、なめらかな曲線を一息で引けません。…

外部モニター(机まわり)

外部モニターは、資料と作業を並べて置く二枚目の画面。副業の作業はたいてい指示書を見ながら別の画面で作る形になります。ノートパソコン一枚だと指示書と作業画面を行き来することになり、切り替えのたびに手が止まり、条件の見落としが起きます。並べて置ければ、指定の文字数もキーワードも見たまま作れます。効きが分かりやすいのは…

作業椅子(オフィスチェア)(机まわり)

作業椅子(オフィスチェア)は、本業のあとの数時間を支える座面。副業に使えるのは、本業を終えたあとの疲れた体で座る数時間です。食卓の椅子は食事の時間に合わせて作られているので、そこで長く作業すると背中が丸まり、肩と腰に負担が集まります。体がつらくて立ち上がる回数が増えると、作業はそこで切れます。座面が机に対して低いと…

外付けキーボード(机まわり)

外付けキーボードは、文字を打つ量が多い日を支える手元。Webライティング、データ入力、テープ起こしは、打った文字の量がそのまま成果になる仕事です。ノートパソコンのキーは配置が詰まっていて沈み込みも浅いので、長く打つと指と手首に余計な力がかかります。外付けにすると本体と手の位置を切り離せるので…

宅配袋・緩衝材(発送・在庫)

宅配袋・緩衝材は、中身を守って、梱包の時間を短くする道具。物を売る副業では、売れたあとの梱包が毎回そのまま作業時間になります。手元にある箱を探し、大きすぎる箱に緩衝材を詰めて隙間を埋め、テープを切って……という手順を一件ごとにやると、出品より梱包に時間が溶けます。厚さや大きさの違う袋を数種類そろえておくと…

ラベルプリンタ(感熱式)(発送・在庫)

ラベルプリンタ(感熱式)は、宛名と管理札をインクなしで刷る道具。発送が一日に数件を超えると、宛名を手で書き写す時間と書き間違いが効いてきます。手書きの字が薄いと、配送の途中で読み取りにくくなることもあります。ラベルプリンタは配送用のラベルをその場で刷る機械で、感熱式ならインクもトナーも使わず、熱で紙を発色させるので…

デジタルスケール(はかり)(発送・在庫)

デジタルスケール(はかり)は、送料の区分をその場で確かめる台。送料は重さや厚み、三辺の合計といった区分で決まります。出品するときに送料を見込んで値づけをするので、梱包したら想定の区分を超えていたとなると、その差は自分の持ち出しになります。感覚で判断していると、緩衝材を厚くした一件だけが区分をまたぐ…

収納コンテナ・棚(発送・在庫)

収納コンテナ・棚は、在庫の置き場を決めて探す時間を消す道具。物を売る副業を続けると、家の中に在庫が入ってきます。床に積んだままだと、注文が入るたびにどこにあるかを探すところから始まります。手に取れないものは写真も撮り直せませんし、何がいくつ残っているか分からなくなると同じものをもう一度仕入れることも起きます。…

ドキュメントスキャナ(お金・事務)

ドキュメントスキャナは、領収書と書類を紙のまま溜めない道具。経費の記録がつらくなるのは、レシートを箱に溜めて年に一度まとめてやるからです。半年前の一枚を見て、何のために買ったのかを思い出すのに時間がかかり、思い出せないものは結局あきらめることになります。…

現金封筒・小口現金ケース(お金・事務)

現金封筒・小口現金ケースは、本業の財布と副業のお金を混ぜない道具。イベント出店や対面のレッスン、フリマの現地取引では、現金がそのまま財布に入ります。生活費と同じ財布に入れた瞬間、いくら売れて、いくら使ったのかが分からなくなります。あとから通帳をたどろうにも、現金には履歴が残りません。…

外付けドライブ(バックアップ)(お金・事務)

外付けドライブ(バックアップ)は、納品物と帳簿の控えを、手元に残す道具。副業を続けると、納品したデータ、請求書、帳簿が年ごとに積み上がります。取引先から「一年前のデータをもう一度送ってほしい」と言われることは珍しくなく、そのとき手元になければ作り直すしかありません。パソコンが壊れる日は前触れなく来ます。…

印鑑・朱肉(お金・事務)

印鑑・朱肉は、紙の書類にまだ要る、押すための道具。電子で契約を結ぶ相手が増えても、副業から紙の書類が消えるわけではありません。業務委託の契約書、請求書、開業届、事業用の口座の申込と、押す場面は年に何度か必ず来ます。困るのは押し直しで、相手に郵送で送り返してもらう往復が入ると着手が数日ずれます。…