リングライト・LED照明
見せる(配信・通話)
リングライト・LED照明は、顔と手元を正面から明るくする光。
どこに効くか
部屋の照明は天井から降ってくるので、顔には目の下と鼻の下に影が落ちます。カメラは暗いところでは自動で感度を上げるため、映像にざらつきが出ます。正面から光を足すと、カメラを替えなくても影が消えて色が出ます。効き方がはっきり出るのは手元の撮影で、自分の頭や手が影を作って作業が見えないという失敗がなくなります。もうひとつ大きいのは時間の自由で、夜でも昼と同じ明るさで撮れるようになります。本業のあとにしか作業できない人ほど、ここが効きます。顔と手元のどちらを主に撮るかで置く高さも角度も変わるので、使い道を決めてから位置を作ります。
選ぶときに見るところ
大きさと色温度を見ます。光源は大きいほど影の輪郭がやわらかくなるので、顔を撮るなら小さすぎない型が向きます。色温度を変えられると、部屋の電球色と混ざったときの色ズレを合わせられます。明るさを細かく落とせるかも実用差になり、いちばん暗い設定が明るすぎると近距離では使えません。まずはデスクライトを白い壁や紙に当てて、反射した光を顔に回す方法を試してください。直接当てるとテカりますが、反射させれば光が広がります。それで足りるなら、追加の照明は物撮り用に回すほうが無駄がありません。三脚・スマホホルダーに載せられる型なら、顔を撮る位置と物を撮る位置で使い回せます。
解説動画: 【リングライト】撮影のNo 1照明!これを使うだけでOK!!光の作り方&当て方!!!/へいせいchannel
照明の4つの仕事: 照明の役目は明るさの確保だけではない。色味を寒色から暖色まで動かすこと、陰影で立体感や材質を見せること、当てる角度で場の雰囲気を作ることまで含む。天井の蛍光灯だけだと光が上から落ち、顔の凹凸に影ができて表情が伝わらない。
基本は3点照明: 主役を照らすキーライトはカメラの前方45度から当てる。反対側の少し低い位置から弱めに当てるフィルライトが、ほうれい線や顎にできた影を薄くする。さらに後ろから当てるバックライトを足すと、髪や首の輪郭が背景から浮き上がる。この3つが土台になる。
なぜ輪の形なのか: 光には硬い光と柔らかい光がある。懐中電灯のような硬い光は狭い範囲を強く照らし、対談や物撮りでは効くが人物全体には向かない。リング型は光る面が広く、柔らかい光が広い範囲に回る。置いてすぐ撮れる手軽さも含めて、配信で選ばれている理由だと説明している。
選ぶときの目安: 色温度はおおむね3200から5500ケルビンの幅があれば十分で、極端な範囲を売りにしていても実際にその色では撮らない。高さは80センチから185センチまで動けば座っても立っても顔を捉えられ、足が広く開くほど倒れにくい。手元に来なくても調整できるリモコンと収納袋があると扱いが楽になる。