現金封筒・小口現金ケース

お金・事務

現金封筒・小口現金ケースは、本業の財布と副業のお金を混ぜない道具。

どこに効くか

イベント出店や対面のレッスン、フリマの現地取引では、現金がそのまま財布に入ります。生活費と同じ財布に入れた瞬間、いくら売れて、いくら使ったのかが分からなくなります。あとから通帳をたどろうにも、現金には履歴が残りません。封筒やケースを売上・釣銭・仕入れの三つに分けて持つと、その日の終わりに数えるだけで金額が出ます。数えた紙を一枚入れておけば、それがそのまま会計ソフトでの記帳の元になります。出店の日に釣銭が足りず取引が止まる事故も、釣銭用を独立させておけば起きません。翌朝にまとめて記帳するときも、封筒ごとの数字を写すだけで終わります。

選ぶときに見るところ

中身の見えない紙の封筒でも足りますが、繰り返し使うなら仕切りのあるケースや、硬貨を金種で並べられる型が数える速さを変えます。持ち歩くなら、閉じ方(面ファスナーかファスナーか)と、落として中身が散らばらないかを見ます。金種ごとに分かれたトレーは、出店の現場でそのまま釣銭入れになります。まずは手持ちの封筒に用途を書いて三つ作るところから始めてください。分けること自体が効いているのか、入れ物の使いにくさが問題なのかは、一度出店すれば分かります。現金を受け取らない売り方だけなら、必要なのは封筒ではなく記録のほうです。

解説動画: 【人には聞きずらい!】イベント出店準備!おつり?売上チェック方?袋は?/井尾真理子-まりんことおうち

金庫をやめて小袋に: はじめは手提げの金庫を持ち込んでいたが、重くてかさばり、席を離れるときに置いていくしかない。今は小さなポーチと仕切りのある小銭入れに替えている。札は折らずに立てて入れ、鞄ごと持って動けるので、手洗いや買い出しで一人になる場面でも現金を手元から離さずに済む。

金種を先に決めておく: 迷うのは総額より内訳のほう。小さな催しなら千円札を二十数枚と五千円札を数枚、五百円玉を数枚と百円玉を二十数枚。途中で両替に行けない規模の会場では千円札を四十枚ほどまで増やす。自分の財布にも崩した札を入れておくと、開始直後に大きい札を出されても困らない。

値付けで小銭を減らす: 必要な金種は値段の付け方でそのまま決まる。端数を付ければ十円玉と五十円玉まで抱えることになり、袋は重くふくらむ。百円の単位までに抑えて税込みで示すと、持ち歩く硬貨が二種類減る。扱う品の価格帯によって必要な量は変わるので、何度か出てみて自分の型を作る。

現金と記録を突き合わせる: 売れるたびに値段ごとの欄へ正の字で印を付け、現金以外の決済は別の枠に分けておく。話し込んで付け忘れることがあるので、前日と終了後に在庫の数を数えておくと後から差が埋まる。手元の現金から用意した釣り銭を引けば売上と照らせて、釣り銭の渡し間違いも見つかる。