Webカメラ

見せる(配信・通話)

Webカメラは、通話と収録での顔の映りを底上げする道具。

どこに効くか

オンライン家庭教師や面談は、相手が見ているのが画面の中の顔だけという場です。ノートパソコン内蔵のカメラは位置が低いのであご下から見上げる角度になり、暗い部屋では映像が粗くざらつきます。外付けにすると置き場所を自由に決められるので、レンズを目の高さに合わせて少しだけ引く、という基本の形が作れます。オートフォーカスがあれば、手元の資料を見せるために体を動かしてもぼけません。話す内容が同じでも、見やすい映像は落ち着いて聞いてもらえます。収録した動画をあとから明るく補正しても、粗さのほうは戻りません。撮った時点の映りがそのまま残ります。

選ぶときに見るところ

解像度の数字より、暗い部屋での映りとオートフォーカスの有無を見ます。フルHDで足りることが多く、それ以上は回線とパソコンの負荷が増えます。画角が広すぎる型は部屋まで広く写るので、背景を片づけたくないなら狭めのほうが楽です。三脚穴のある型は、三脚・スマホホルダーに載せて高さと角度を決められます。まずはノートパソコンの下に本を積んでカメラを目の高さまで上げ、正面から光を当てるだけ試してください。これで足りるなら買わずに済みますし、暗さが直らないときはカメラより先に照明を疑うほうが早く解決します。使っていないスマホが手元にあるなら、Webカメラとして使えるアプリで代用できることもあります。

解説動画: 【ズバリわかる!】Webカメラはこれを買え! おすすめの5製品を紹介します。最後のレビュー付きです/戸田覚:ガジェット【辛口】点数評価

内蔵カメラとの差: ノートパソコンの内蔵カメラは機種ごとに素の性能が違い、後ろが窓や照明の場面では顔だけが暗く沈む。外付けに替えると同じ場面で顔が明るく写る。レンズの口径が大きいほど明るく撮れるが、顔を明るく出すぶん背景は白く飛びやすいという裏返しもあり、ここは好みの分かれ目になる。

画角と色味: 外付けなら何でもよいわけではなく、写る範囲が広すぎると顔が小さくなりすぎる。会議で使うならもう少し寄る画角のほうが表情が伝わる。色味も赤寄り、黄寄りと機種で差があるので、自分の部屋の照明で見比べて決めるのが早い。

端子とシャッター: 接続はUSBの平たい端子と楕円の端子の二種類があり、自分のパソコンに合う側を買うのが確実。変換アダプターは映像の出力に対応していないとうまく映らないことがある。使わないときにレンズをふさげるシャッター付きなら、机に据え置いても気が休まる。

置き場所という利点: 外付けの利点は画質だけではない。内蔵カメラは正面からしか撮れないうえ、キーボードを叩くと画が揺れる。三脚に固定した外付けなら揺れず、少し斜めから撮るような画も作れる。会議では映像が圧縮されるが、元が綺麗なほど圧縮されたあとも綺麗に残る。