外付けキーボード

机まわり

外付けキーボードは、文字を打つ量が多い日を支える手元。

どこに効くか

Webライティング、データ入力、テープ起こしは、打った文字の量がそのまま成果になる仕事です。ノートパソコンのキーは配置が詰まっていて沈み込みも浅いので、長く打つと指と手首に余計な力がかかります。外付けにすると本体と手の位置を切り離せるので、画面は目の高さに上げたまま、手は低いところで打てます。もうひとつは音で、家族が寝たあとにしか作業できないなら、打鍵音が部屋に響くこと自体が続けられない理由になります。数字を扱う人にはテンキーが効き、帳簿や在庫の入力で手が数字の並びから離れなくなります。ノートパソコンを閉じて外部の画面につなぐ形も、外付けのキーボードがあって成り立ちます。

選ぶときに見るところ

キーの方式と配列を見ます。押し込みの深さと硬さは方式で変わるので、一日に何千字打つかで必要な軽さが決まります。静かさを求めるなら静音をうたう型か、浅く押せる薄型が向きます。日本語配列と英語配列は記号の位置が違うので、仕事で使う変換の癖ごと変わります。無線は電池切れが作業の途中で来ます。まずは家にある別のキーボードを一晩つないで打ってみてください。それで手首が楽になるならキーボードが原因で、楽にならないなら机と椅子の高さのほうが先です。丸めたタオルを手前に置くだけでも切り分けられます。外に持ち出す日があるなら、薄さと電源の取り方も見ておきます。

解説動画: 【究極の静音性】こんなキーボード探してた!FILCO Majestouch 3 静音赤軸/Toru Stark

軸で音と重さが決まる: 見た目が似ていても中の軸で打ち心地は分かれる。青い系統は押し込む感覚が重めで音もはっきり鳴り、赤い系統は軽くて音は小さめ、茶色い系統はその中間で赤より少し手応えがある。軽すぎて物足りなければ茶色を見る、という選び分けになる。通話や収録の最中に打つなら音の出方から絞る。

静音の軸は沈み方が浅い: 静音をうたう赤い軸は内部の底に振動を吸収する材が入っていて、打鍵の音がはっきり小さくなる。代わりに沈み込みがわずかに浅く、深く押し込む感触が好きな人には物足りない。手元にマイクがある環境では効くが、この感触の好みは映像では判断できないので、店で触ってから決めたい。

乗り換えで増える誤操作: 慣れた一台から別のものへ移ると、キーとキーの距離がわずかに変わるだけで押し間違いが増える。指を軽く置いただけで入力と判定される高さの機種もあり、半年使っても手になじまないことがある。本体が重いと打っている最中にずれないので、誤入力を減らす意味でも軽すぎないものを選ぶ。