攻略 | オトモドリンク&イーツ

これだけで味が決まる基本の調味料。

最初に買う調味料は、さしすせそ(入れる順番)に並ぶ砂糖・塩・酢と、みりん・料理酒を合わせた5本を芯にする。和食の下味はこの5本の組み合わせでおおかたまかなえる。そこへ洋食向けのウスターソース類とトマトケチャップを足すと、オムライスや煮込みハンバーグのような洋食の下味まで作れる。油は、炒める・揚げるの担当をサラダ油に決め、仕上げの香りづけにごま油、加熱せずに使う和え物とパンにオリーブオイルを割り当てると、役割が重ならない3本になる。バターとマーガリンの調理での違いを見てから、炒め物や焼き菓子に使う分をどちらか1本選べば十分で、オリーブオイルの代わりに1本でまかないたいときは米油を選ぶ。

砂糖写真: Douglas P Perkins / CC BY 3.0
塩写真: Poyraz 72 / CC BY-SA 4.0
酢写真: 不明 / CC BY-SA 2.0
みりん写真: KVDP at English Wikipedia / Public domain
ウスターソース類写真: Dimitri “Diti” Torterat / CC BY 2.0 fr
トマトケチャップ写真: Chris Woodrich / Public domain
サラダ油写真: Exgsp Gmbh LLC BOTTLE 1 liter Sunflower refined oil / CC BY-SA 4.0
ごま油写真: Mariko GODA / CC BY-SA 3.0
オリーブオイル写真: Poyraz 72 / CC BY-SA 4.0
バターとマーガリンの調理での違い
バターとマーガリン
バターとマーガリンの調理での違い写真: Maksym Kozlenko / CC BY-SA 4.0
米油写真: Dunesaura / CC BY 4.0

油を1本に絞らない理由は、種類によって加熱の強さと香りの向き不向きが分かれるためである。菜種油は「ほとんど無臭で軽く、あっさりとした味」で揚げ物や炒め物など幅広い料理に向き、大豆油は他の植物油とブレンドされてサラダ油や天ぷら油になる。米油は「淡泊でさらっとした味」で酸化しにくく加熱にも強く、揚げ物からドレッシングまで使える(農林水産省)。加熱に強い油を炒める・揚げるに回し、オリーブオイルとごま油は加熱しない和え物や仕上げの香りづけに回すと、1本の油に加熱と香りづけの両方を頼らずに済む。調理油をオリーブオイルと汎用の油の2本、調味料は酢を含めて数本用意すれば足り、最初から全種類をそろえる必要はないという案内もある(NC State Extension)。

やりがちな失敗は、話題の調味料や香辛料まで一度に買いそろえることである。スパイスはまず塩とこしょうだけを欠かせない最小限とし、そこから使う頻度の高い数種類、その先に揃えたい十数種類という3段階で増やす買い方が勧められている(Ethan Chlebowski)。粉末にしたスパイスは酸素や湿気、熱や光で香りの分子が壊れやすく、挽いたものは3〜6か月で香りが落ちるため、使い切れる見込みのないまま種類を増やすと、びんの中で風味が落ちた状態のまま残る。パントリー用品の多くは期間をかけて買い足せばよく、賞味期限の古いものから使う先入れ先出しが勧められている(NC State Extension)。最初は上に挙げた芯になる調味料と油だけを買い、作る料理が増えてから1本ずつ足すと、使い切れずに余らせる調味料を減らせる。

こしょう写真: Vengolis / CC BY-SA 4.0

出典

  1. 公的機関 農林水産省 植物油の種類について教えてください。
  2. 公的機関・英語 Adam Coulter, N.C. Cooperative Extension, Buncombe County Center(2026) Starting a Well-Stocked Kitchen Pantry
  3. 動画・英語 Ethan Chlebowski Beginner's guide to BUYING, STORING & ORGANIZING SPICES