サラダ油
油
サラダ油は、特定の油の種類を指す名前ではなく、日本農林規格が定めた呼び方です。
どんな味?
サラダ油という言葉は、特定の油の種類を指すのではなく、日本農林規格が定めた呼び方です。菜種油や大豆油、コーン油などの中から、低温でも白く濁りにくいという基準を満たしたものだけがこの名前を名乗れます。精製の度合いが高いぶん香りや味の主張がほとんどなく、素材そのものの風味を生かしたい料理に幅広く使われています。ごま油やオリーブオイルのように、香りを楽しむために選ぶ油とは位置づけが異なります。
使い方
クセがないため、炒め物にも揚げ物にも同じ一本で対応できるのが最大の利点です。発煙点は200℃前後とされ、家庭の揚げ物や炒め物で使う温度域なら問題なく扱えます。ただしクセがないということは、油そのものの香りを主役にする料理には向かないということでもあります。ドレッシングに使う場合は、香りの強い油と少量ずつ合わせて味の輪郭を作ると、単調になりにくくなります。
合わせ方
ごま油やオリーブオイルなど香りの強い油と少量ずつ合わせると、クセのなさを活かしながら香りも補えます。天ぷらの衣を軽く仕上げたいときや、素材そのものの色や香りを前面に出したい炒め物では、香りの弱いサラダ油のほうが向いていることも多くあります。マヨネーズなど、油の味を目立たせたくない加工品の原料にもよく使われています。
保存
光と熱と空気に触れると酸化が進みます。冷暗所で保存し、開封後は数か月を目安に使い切るのが望ましいとされています。使い続けた油の色が濃くなったり、泡立ちが消えにくくなったりした場合は、劣化のサインとされています。揚げ油として繰り返し使うときは、都度こして不純物を取り除くと傷みにくくなります。