しょうが
ショウガ科のいも。旬は10〜11月、育てやすさは「ふつう」。


科
ショウガ科
旬
10〜11月
育てやすさ
ふつう
向く栽培環境
露地
区分
特定野菜
種まき
しょうがは種子ではなく種しょうが(塊茎)を植えて殖やします。晩霜が終わり地温が15℃以上に上がる4月中旬〜5月が植え付け適期で、あらかじめ日なたで芽出し(催芽)しておくと発芽が揃います。
植え付け
種しょうがは1片に芽が2〜3個、50〜60g程度になるよう手で割り、芽を上にして深さ7〜10cmに埋めます。うね幅60cm前後、株間25〜30cmが目安です。
収穫
根しょうがは10〜11月、霜が降りる前に掘り上げます。夏に若い茎ごと早採りすれば新しょうが(葉しょうが)としても収穫できます。
日当たり
生育適温は25〜30℃と高温を好みますが乾燥と強い直射に弱く、半日陰や適度な遮光でもよく育つ耐陰性のある作物です。
水やり
乾燥を最も嫌うため土の表面が乾いたらたっぷり与え、特に夏の高温期は水切れさせないよう注意します。
肥料
元肥を施したうえで発芽後1か月ごとに2回ほど追肥し、そのつど株元へ土寄せして塊茎の肥大と緑化防止をはかります。
出やすい病害虫
根茎腐敗病:連作を避けて水はけの良い畑を選び、健全な種しょうがを使う。発病株は早めに抜き取り処分する 白星病(葉の白斑・葉枯れ):密植を避けて風通しを良くし、発病葉を除去する アワノメイガ:茎に食入するため見つけ次第捕殺し、被害茎を切り取る ヨトウムシ類:葉裏の卵塊や幼虫を早期に捕殺し、株元を清潔に保つ
連作
ショウガ科で連作すると根茎腐敗病が出やすいため、同じ場所での栽培は3〜4年あける輪作を守ります。
品種
おたふく(大しょうが)、三州(中しょうが)、金時・谷中(小しょうが)などがあり、家庭菜園では作りやすく収量の多い中〜大しょうがが向きます。
主産地
全国生産の約4割を高知県が占める最大産地で、熊本県・千葉県・和歌山県などが続きます。
育て方のコツ
乾燥と低温を避けるのが成功の鍵で、敷きわらなどでマルチして地温と水分を保つと肥大が良くなります。低温期に急いで植えると発芽不良になるため焦らないことが大切です。
資料
農水省作物統計調査(e-Stat)/都道府県の農業試験研究機関・JA栽培暦
解説動画
視聴済み
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の解説動画
ショウガ(生姜)の栽培方法・大きく育てるコツ(肥料〜植え付け方〜栽培時期)23/4/1
概要
小生姜・大生姜どちらも同じやり方で栽培できる、植え付けから種生姜の準備・分け方までを解説した動画。生姜は真夏の暑さそのものより極端な乾燥を嫌うのが最大のポイントで、土づくりと湿度の確保に重点が置かれている。
植え付け時期と栽培場所
植え付けの目安は、稲作地域で田んぼに水を張り代掻きが始まる頃、あるいは桜が満開になるお花見の頃。
日陰のない乾きやすい畑では、さといものすぐ北側に植えると、さといもが人の背丈ほどに葉を茂らせて日陰と適度な湿り気をつくってくれるので、混植するのも一つの方法。
土づくり(植え付け2週間前)
種生姜の準備と畑での越冬保存
前年に植えた株を掘り上げず、土を30cmかぶせておけば保温材代わりになり、茨城県(北関東・中間地)程度の寒さなら霜が何度当たっても越冬でき、翌年の種生姜として増やせる。掘り上げは堆肥や石灰を入れる桜の頃が目安。
葉のあった位置から芽が出るので、掘り上げ後2週間ほどで白い芽(空気芽)がプツッと出る。この芽を傷つけないよう扱う。雪が多く深くまで凍る地域には向かない。
種生姜の分け方
店で買う種生姜は小袋で約500g、一塊がおよそ100gのことが多い。ひとかけは50g前後が目安で、目を最低3つ(大生姜でも最低2つ)残すように分ける。
10〜20gの小片では最初の生育が遅く芽が出ないこともあるため小さくしすぎない。心配なら無理に折らず大きめのまま植える。
刃物を使わず手で細くなったつなぎ目をひねると簡単に折れる。切り口は上向きにして1日ほど天日に当てコルク化させ、その後は段ボールなどで風通しの良い日陰に保管する。大生姜は種生姜が厚いので、後述の溝を2〜3cm深めに掘る。
畝づくりと植え付け
畝幅は60cmが理想(30cmでも可だが管理が楽なのは60cm)。畝の中央に深さ5cmの溝を切り、株間30cmで植える(20cmでも育つが30cmだと風通しが良く病害虫が減る)。
切り口の乾いた面を下、芽を真上にして置き、縦でも横でも構わないが芽は必ず上に。両サイドに盛り上がった土を薄くかぶせて埋め戻す。発芽が不安ならポリポットに園芸培土を詰めて発芽を確認してから定植すると、ほぼ100%の確率で育てられる。
プランター栽培と水管理
プランターは園芸培土を口いっぱいでなく半分ほど入れ、深さ5cmに植える。水のやりすぎは過湿で腐敗を招くため、真夏前までは1回与えたら中2日ほど控える。本格的な7月頃の猛暑になったら毎朝1回与えないと中が乾いて肥大しないので、季節に合わせて調整する。
収穫の時期
植え付けから、小生姜の葉生姜は7月中旬頃から少しずつ収穫でき味噌をつけて食べると美味しい。すりおろしや酢漬けに使う場合は秋(9〜10月頃)から小生姜・大生姜とも収穫できる。畑に掘らず生けておけば中間地では氷点下でも土を30cmかぶせて保存でき、翌年の種生姜に残せる。
ワンプランターで大量に育てる生姜の栽培法
概要
1つのプランターで1年分の生姜を大量収穫する栽培法を、植え付けから収穫・長期保存まで実際の生育記録とともに紹介した動画。生姜は病害虫に強く日当たりの悪いベランダでも育つが、増し土だけは欠かせず、これを怠ると硬い繊維ばかりの食べにくい生姜になる。
生姜の呼び名の整理
生姜はサイズで大生姜(代表品種・大身/おおみ、スーパーで通年販売)、中生姜(やや小ぶりで繊維少なめ、真夏に味噌で食べる新生姜サイズ、代表品種・房州)、小生姜(さらに小さく、旅館で焼き魚に添える谷中しょうがなど、代表品種・柳川ほか)に分かれる。
収穫時期別では、葉3〜4枚・草丈15cmほどで採るのが筆生姜(小生姜に相当)、葉6〜7枚で小指サイズが葉生姜、夏のシャキシャキした新生姜と秋採りの新生姜はどちらも新生姜と呼ぶ。秋採りを貯蔵し通年並ぶ黄土色のものは根生姜・古生姜と呼び、栽培用に使う場合は種生姜と呼ぶ。
この動画は種生姜を使い新生姜を育てるという理解でよい。今回の品種は大身(大生姜)。
原産地と植え付け適期
原産地はマレーシアやインドを中心とした熱帯アジアで、暑さに強く寒さに弱い。生育適温は25〜30℃。
最低気温が15℃以上になってからの植え付けを徹底する。10℃以下だと根が腐りやすい。
神奈川県平野部(中間地)では4月下旬〜6月頭がベスト。種生姜は4月頃から園芸店・ホームセンターに出回る。
種生姜の選び方と芽出し
きれいな芽が付き、皮に張りのあるものを選ぶ。芽の先で本体が邪魔している部分は折ってよく、折った側も種生姜に使える。
ぶよぶよ・スカスカの腐った部分は事前に取り除く。芽が出ていない場合は、発泡スチロールなどの容器に土を敷いて種生姜を軽く植え、ビニールやマルチで覆って保温し、日当たりの良い場所で乾燥しないよう数日おきに水やりして芽出しする。
切り分けと植え付け
置き場所と初期の水やり
生姜は日当たりの悪い環境を好むため、5〜8月の生育初期は1日3〜4時間程度の半日陰、9〜11月の収穫までは直射日光の当たらない場所で育てる。乾燥に弱く多湿を好み、根が浅く張るので表土が乾くとすぐ影響を受ける。
もみ殻などを敷いて乾燥を防ぐ。発芽は非常にゆっくりで、芽出し苗でも20日程度、この回は17日目に確認。
1ヶ月は待つべきで、1ヶ月以上出ないときは植え付けが早く地温不足・深植え・水のやりすぎによる腐敗などが原因。特に水のやりすぎが多く、芽が出るまでは最初の水やり以降ほとんど水を必要としない。
増し土(最重要作業)
植え付けから1〜2ヶ月、葉が6〜8枚に育った頃に行う。株が倒れるのを防ぎ、土中の浅い位置で肥大する根(食べる部分)がしっかり太る環境をつくるのが目的。
追加の培養土(新品でなくてよい)を3〜5cm足すだけ。その後も土の傘が下がったり食用部が露出しそうな時に随時繰り返す。最初に土を6〜7割にとどめたのはこのためで、雑草を抜いて整えたあと5cmほど増し土した。
夏の水やりと追肥・病害虫
生姜は真夏の高温期を駆け抜ける植物で、昼間の水やりは土中温度を上げ株を弱らせるため、朝夕の涼しい時間帯に株元の地面を狙って与える。茎葉がダラーンと下がったら水を欲しがるサイン。
追肥は元肥の効き具合にもよるが植え付けから40日前後に開始し、有機肥料なら月1回、化成肥料なら2週に1回、液肥なら週1回のペース。カリウム比率の高い肥料を使うと根の成長が促され病害虫にさらに強くなる。生姜は葉の時点で生姜の香りがし、虫が寄りつきにくいので下葉かきなどの防除作業は基本不要。
収穫
葉が黄色くなり枯れが目立つ頃、神奈川県平野部では11月頃が目安だが、近年は暖かく枯れが進みにくいので暦より10月中旬〜11月中旬を目安にする。生姜は低温に弱く霜が降りると傷んで腐りやすい。
プランター際にスコップを入れて根を引き剥がし、茎葉はあらかじめ刈っておくと作業しやすい。この回は種まき(植え付け)から189日目・11月17日に収穫し、ワンプランターから1年でも使いきれない量が採れた。最初に植えた種生姜(親生姜)は新生姜の下に残り、色が濃く薬味として使える。
長期保存(翌年の種生姜)
2日間土の上で干した生姜の茎を全て切り落とし、水洗いせず土は手で軽く落とす程度にする。翌年の種生姜用には同じプランターなら350gほど残す。
小さめの段ボールの底に新聞紙を敷き、レジ袋を置いて生姜を並べ、持ち手を空気が出入りできるよう軽く縛る(呼吸できるように)。段ボールの蓋を閉じて15℃前後の室内の冷暗所に置く。
この方法で5ヶ月後(翌4月下旬)も腐らず芽が出ていた。すぐ食べる分は茎を切り土を洗い流して乾燥させ、新聞紙で包んで冷暗所へ。
生姜農家直伝!無農薬で生姜を栽培するポイント
概要
京都府の生姜農家・蔵中さんが、微生物の力を活かした無農薬(農薬不使用)での大生姜栽培のポイントを紹介する動画。栽培する品種は大きな生姜が採れる大生姜。
栽培の流れと栽培管理
通常は4月に定植し、6月頃に芽が出て、6〜7〜8月に追肥と葉面散布をして育てる。この年は定植が遅れ5月半ばに行った。
肥料や土は微生物の力で作り、農薬不使用で栽培している。追肥は6月から8月まで、最低2週間に1回を目安に定期的に行う。
手作りぼかし肥料と葉面散布
元肥・追肥どちらにも使うぼかし肥料は、米ぬかともみ殻をアミノ酸酵素液で発酵させて手作りする。酸素を好む微生物のため塩ビパイプを差して空気が入りやすくし、30〜40日ほど発酵させるとサラサラの状態に仕上がる。葉面散布にはアミノ酸酵素液を水で薄めたものを噴霧器で葉に散布する(家庭では霧吹きで可)。
除草と収穫・保存
雑草は11月時点では落ち着くが夏はよく茂る。どれが雑草か分からない時は上からたどって根元を抜き、耕して空気を入れる意味も込めて抜く。
収穫は生姜を傷つけないようスコップを盾にして掘り、あとは手で引き抜く。保存の際は、茎や葉、根が残って甘い部分から腐るので、1年間きちんと保管するために茎・葉・根をできるだけ取り除く。
【ショウガ栽培】プランター1つで大量収穫する育て方
概要
プランター1つで生姜を大量収穫する育て方を、植え付けから収穫、長期保存まで初心者向けに解説した動画。生姜は病害虫に強く日がほとんど当たらない環境でも育つのでベランダなど限られたスペースでも栽培できるが、増し土をしないと硬く繊維の多い食べづらい生姜になる。
原産地と植え付け適期
原産地はマレーシアなどの暑い地域で、暑さに強く寒さに弱い。生育適温は25〜30℃。
最低気温が15℃以上になってから植えないとうまく発芽せず腐ることがある。関東(中間地)では種生姜が4月に出回り、植え付け適期は4月中旬〜5月中旬頃。種生姜はひょこっと出た芽が付いているものを選ぶと成長がスムーズ。
芽出し
生姜は発芽までが最も時間がかかるので、芽が出ていない種生姜は芽出しをしてから植えると失敗が減る。浅めの容器(プランターや発泡スチロール可)に土を数cm敷いて種生姜が重ならないよう並べ、薄く隠れる程度に土をかける。
ポイントは保温と水やり。15℃以下だと生姜は眠ったままなので、透明ビニールをふわっと被せて保温し、日当たりの良い窓際など暖かい場所に置く。
土の表面が乾いたら軽く湿らせる程度に水やりする。日中20〜25℃で安定すれば2〜3週間で白い角のような芽が出る。
種生姜の切り分けと準備
植え付け適期が来ても芽が出ていなければ、芽の部分がプッと膨らんでいれば植え付け可能で、無理に待たない方が良い場合も多い。芽の先で本体が邪魔している場合は折ってよい。
大きな種生姜は重さ50〜100g(卵1個分〜拳半分)、目が2〜3個付くように手や包丁で切り分ける。ぶよぶよ・スカスカな部分は取り除く。
50g未満に小さくすると発芽の栄養が足りず、初心者は120〜130g程度なら切らずそのまま植える方がうまくいく。切り分けたら腐敗防止に1〜2日ほど風通しの良い日陰で干して切り口を乾かす(芽が出ていても1〜2日なら問題なし)。
土の準備と植え付け
初期管理と増し土
芽出し苗なら植え付けから20日ほどで発芽するが非常にのんびりなので1ヶ月は待つ。よくある失敗は水のやりすぎで、芽が出るまではあまり水を必要としないため、植え付け後たっぷり与えたら以降は表土が乾いたら軽く与える程度でよい。
芽が出たら最重要作業の増し土を行う。生姜は土中の浅い位置で大きく広がるため、表面に出ると肥大できず緑色に変色し硬くなる。
タイミングは植え付けから1〜2ヶ月後、葉が6〜8枚の頃で、株元に土を3〜5cm足すだけ。最初に土を6〜7割にとどめたのはこの増し土のため。
夏の水やりと追肥
夏には葉がかなり茂るが病害虫に強いので下葉かきなどは不要。生姜は乾燥に弱く水分を必要とするので、基本は表土が乾いたらたっぷり与える。
乾燥すると成長が止まり根が太らない。夏場プランターは朝晩2回、底から流れ出るまでたっぷり、畑は夕方の涼しい時間帯に根元へ与える。
追肥は増し土とセットで行い、1回目は6月中旬頃・草丈15〜20cmで1株あたり一つまみ20〜30gを株の周りにまいて3〜5cm土を足す。7月中旬に2回目、8月下旬に3回目を追肥・増し土する。
収穫と親生姜
収穫は下の方の葉が黄色く枯れ始めた頃で、10月下旬〜11月上旬が目安。近年は11月でも暖かく枯れが進まないこともあるが、生姜は寒さに弱く一度でも霜に当たると腐りやすいので、枯れていなくても霜前に収穫する。
株元から15cmほど離してスコップを入れ、根を引き剥がすように抜く。葉や茎は先に刈っておくと作業しやすい。
葉生姜として採るなら6〜8月・葉7〜8枚の頃で、茎ごと柔らかく食べられる。株元を押さえ一部の茎だけ抜いて収穫すれば残りを大きく育てられる。掘り起こすと春に植えた親生姜が形を残しており、硬さがあれば薬味やすりおろし、煮魚の臭み消しに使える(香りと辛みが強い)。
保存
すぐ食べる分は土を洗い流して乾燥させ、新聞紙で包んで冷暗所へ。食べきれない量は水で洗わず土を軽く落とし、風通しの良い日陰でしっかり乾かす。
切り口の付いたままにすると乾燥や雑菌から身を守る天然のバリアになる。段ボールに新聞紙を敷き、ビニール袋に入れて空気が少し出入りする状態で軽く口を閉じて保管(完全密閉すると呼吸で蒸れて傷む)。15℃前後で保管するとさらに長期保存でき、翌年の種生姜にも使える。
4月~5月にショウガ栽培!芽出しや植え方のコツ
概要
シェア畑の栽培アドバイザー・したみちさんが、生姜の植え方のポイントを解説する動画。栽培スケジュール、土づくり、植え付け、その後の管理までを簡潔に紹介している。
栽培スケジュールと土づくり
栽培場所と乾燥対策
生姜は湿度がとても大事なので、さといもとさといもの間に生姜を植える便利な方法もある。さといもの葉で木陰ができて育ちが良くなるので、まださといもを植えていない人は一緒に植えるとよい。夏場は特に乾燥に注意し、畝の上に刈草や抜いた雑草を敷いて保湿する。
植え方
2つの種生姜を合わせて植える場合は株間30cmほどを取る。2区(2つ)以上の芽が付いた種生姜は、そのまま2つ一緒には植えられないので1個に分けて植える(分けると4本ほど芽が出る)。
深さは穴を10cmほど掘り、上に5cmほど土をかぶせるのが基本。芽が出るのはコブがぽこぽこ出ている部分なので、芽の出る向きを上にして植える。
土をかぶせたら軽く鎮圧する。植え付け後の水やりは、土が湿っていれば不要、カラカラに乾いていれば行う。
その後の管理
芽が出て草丈10〜15cmになったらまず土寄せを行う(マルチを張っている場合はマルチの上から土を寄せる)。生姜は保湿を保った状態で育てるのが良いので、乾燥しないよう状況を見ながら定期的に水やりをする。
芽が出て茎が約30cmに成長した頃に1回目の追肥を行い、根元から20cmほど離した位置に鶏ふんを1穴20cc程度、左右2ヶ所に施す。生姜は育てやすく虫がつかず病気にもかかりにくいので、一定期間育てればあとは放任で収穫できる。収穫時期に応じて葉生姜・根生姜と段階的に収穫できる。
これをすれば大きく育つ!?【生姜】の育て方【有機】
概要
3月末に植え付けた生姜について、夏場の追肥・中耕・土寄せ・水やり・害虫対策・台風対策を紹介する動画。現在は6月中旬に追肥・中耕・土寄せを済ませ、株元に稲わらを置き、支柱とネットで防風対策をした状態。
追肥と中耕・土寄せ
追肥は8月以降に行うと茎ばかり茂ったり生姜が腐りやすくなるので、できるだけ早めに終わらせる。芽が揃った頃に1回目、その後は成長に合わせ必要なら7月中に2回目を行う(育ちが弱い・葉が黄色い・1回目の後に大雨で肥料が流れた場合など)。
化学肥料なら化成肥料888を1平米あたり50〜100g、有機肥料ならぼかし肥料や鶏ふんを使う。追肥は株元ではなく株元から離れた位置(畝間の溝や通路)に与える。
中耕を行うなら、生姜が成長していると根も広がっているので、株から離れた位置を軽く行い根を傷めないよう注意する。暑い日が続く時に中耕すると切れた根がダメージを受けて株が弱り、大雨や長雨の時に中耕すると切れた根から病原菌が侵入して病気になるので、天気を見て行う。
心配な時は中耕せず追肥だけでよい。有機質肥料は微生物が分解して初めて効くので、中耕しない場合は別の場所で土とぼかしや鶏ふんを混ぜてから株元から少し離れた場所にまく。生姜が地表に出ている場合は必ず土寄せをして隠す(乾燥や病気を防ぐため、株から離れた位置の土を持ってきて寄せる)。
水やりと乾燥対策
梅雨明け後の水管理がとても重要で、生育後半の成長や収穫量に差が出る。一度土が乾ききると水が入りにくくなるので、梅雨明け後は乾ききらないようこまめに与える。
目安は1週間に1平米あたり30Lで、一度に入れるのではなく適度に湿った状態を保つよう細かく与える。株元に稲わらなどを敷いておくと、晴天が続いても下は湿った状態を保ち、地温を下げ雑草も防げる。
水やりは日が傾いた夕方に行うと、昼間上がった地温を抑えられ成長が良くなる。生姜は水が大好きだが、長雨や大雨で畑に水が停滞すると根腐れで腐るので、日頃から畝間に水が溜まらないよう排水対策を行い、雨前は水のやりすぎに注意する。
害虫・台風対策
この時期気をつけたいのはヨトウムシとアワノメイガ。トウモロコシの害虫として知られるアワノメイガは、生姜の茎に穴を開けて中に侵入し食害する。
侵入口や、その付近に盛り上がった糞を目印に探す。穴を見つけたら上下どちらに進んでいるか分からないので穴のあたりを切断して探す。
生姜は茎をカットしても伸びてくるので、食害は早く見つけることが大事。ヨトウムシは新しく出る葉を食べることが多いので成長点付近をよく観察し、葉に食害があれば周辺の葉に隠れていることが多いので見つけ次第捕殺する。
台風が来る地域ではネットを張って風から守る(茎が折れたり傷つくと病気や成長不良になる)。キラキラネットや100均のネットでもよい。
ショウガ(生姜)の栽培方法・大きく育てるコツ(肥料〜土寄せ〜水やり)23/8/2
概要
生姜を大きく仕上げるコツとして、追肥・土寄せ・水やりを解説した動画。7月下旬〜8月上旬の生育後半の管理に焦点を当てている。
追肥
7月下旬〜8月上旬にしっかり追肥を効かせておくことが生姜を大きく育てるポイント。下の畝の天板から数えて草丈30cmを超した頃が施すタイミング。
化成肥料が使いやすく、窒素8・リン酸8・カリ8のバランスの取れたものが良い。目安は1つの畝(約1mの長さ)に対し一掴み50〜80gを畝の中央に与える。
土寄せと葉づくり
生姜を大きくするには葉を太く大きく成長させることも重要。茎のように見える軸は実は何枚もの葉が重なって立ち上がったもので、しっかり土寄せすると葉の枚数が増え、成長点あたりの葉が大きく色濃くなる。
土を寄せる高さは、白っぽい株元から葉が横に大きく広がる部分までの1/3ほどまで。一度に寄せにくい場合は2〜3回に分ける。
寄せた後は周りの水を少し切って排水不良を防ぐ。生姜は乾燥を嫌うが、肥大期に大雨で畝の中に水が流れ込む過湿も嫌う。
敷き草(マルチング)
刈り取った雑草を天日干しして茶色くしたものを株元まわりに敷くと乾燥防止になる。8月から9月の彼岸までは日中40℃を超えることもあり、畑の表面温度は60℃を超える。高温が続くと下で肥大中の生姜が腐る高温障害が起きることがあり、敷き草・敷きわらはこれを防ぐのにも効果的で、強い光を遮る形でかぶせる。
水やり
追肥後は肥料が溶けて根から吸収されるよう、株元にたっぷり水を与える。水に制限がなければ乾いている時は畝全体を湿らせるほどたっぷり与える。
株元だけでなく畝の肩からも与える(肩が乾くと下で肥大している生姜まで乾燥が及び大きく育たない)。毎日やる必要はなく、たっぷり湿らせれば約1週間持つ。
10cm下の土がサラサラに乾いたら再び与える。ただし畝に水がありすぎると細菌性の病気に感染し腐って溶けることがあるので、土寄せと同時に畝の周りに5cmほどでも排水路を設けて、大雨時に水がたまらないよう排水対策も行う。
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