焚き火シート
焚き火・火器
芝と地面を火の粉から守る一枚
どんな道具?
焚き火台の下に敷いて、こぼれた熾火や飛んだ火の粉から地面を守る難燃素材のシートです。直火禁止でも焚き火台とシートの併用なら認めている場所がありますので、持っておくと使えるサイトの幅が広がります。撤収時には灰の受け皿にもなります。
選び方
焚き火台の外周より左右20cm以上大きいものを選ぶと、落ちてくる火の粉をおおむね受け止められます。ガラス繊維系は軽く、カーボンフェルト系は柔らかくて熱に強いという違いがあるので、扱いやすさで決めて構いません。
使い方のコツ
草の上ではシートを敷いても地面に熱は伝わるため、脚の低い焚き火台のときは石やスタンドで少し浮かせます。風でめくれないよう四隅をペグや石で押さえ、燃え落ちた薪をシートの上でそのまま燃やし続けないようにしてください。
手入れ・注意
冷めてから灰を払い、ガラス繊維系は素手で強くこすらないでください。細かい繊維が手に刺さることがあるので耐熱グローブを使うと安心です。焦げ穴が広がったものは火の粉を受け止める力が落ちているので替え時です。
解説動画: 焚き火シートの必要性と焚き火の場所選び/hinata TV
概要: 焚き火マイスターに安全な焚き火の基本を聞く回。キャンプ場だからどこで焚いてもいいわけではなく、枝の下は炎が届かなくても熱で燃えてしまうことがあるため、上に5〜10m何もない開けた場所を選ぶ。木の根の周りも熱で根がやられて木が枯れる可能性があるので、木からは離れるよう説明している。
焚き火シートはマスト: 枯れ草の上でどうしてもやるなら、直径3mほど草を剥がして土を出してから焚き火台を置くほど気を使う場面だという。そのうえで、サイトが砂利でも芝生でも関係なく、焚き火をするなら焚き火シートは令和の時代はマストだと断言している。焚き火台の下に敷いて地面を守る専用シートという位置づけ。
ペグを打てるシートを選ぶ: 焚き火シートに開いているペグ用の穴はおろそかにされがちだが、風でシートがめくれ上がり、そこから燃えてしまうことがあるので必ず打つべきだという。裏を返せばシートを選ぶときはペグを打てる構造かどうかが判断材料になる。焚き火台を組んだあとは傾いていないかも確認し、薪が転げ落ちないようフラットな場所に据える。
後片付けまで含めて計画する: 終わらせ方として一番よいのは灰になるまで燃やし切ること。水をかければ確実に消せるが焚き火台が歪んで傷むので、自然に消えるのを待つか、炭を入れて消火するアイテムを使う。完全に消えた炭は自治体によるが燃えるゴミとして出せる。熱が残ったまま車へ積むのは危ないので、撤収する日はまず最初に火の始末をして、その間にテントを片付ける流れがよいとしている。