固形燃料
焚き火・火器
放っておくだけで一合が炊ける
どんな道具?
手のひらに載る固形のアルコール燃料です。火をつけて放置するだけで、燃え尽きる頃にご飯が炊き上がるという使い方で知られ、火加減の調整が要りません。25gで18〜22分、30gで20〜25分ほど燃えるため、予備の熱源としても頼りになります。
選び方
25gと30gが定番で、メスティンでの炊飯なら30gが扱いやすい量です。個包装されているものは揮発しにくく長く保管できます。まとめ買いより、その回に使う分だけ持っていくほうが劣化を気にせずに済みます。
使い方のコツ
専用のストーブや五徳に載せ、風があると熱が横へ逃げるので風防を併用します。燃焼中は炎が見えにくく、消えたと思って触るとやけどします。途中で止めたいときは蓋で覆って酸素を断ち、水はかけないでください。
手入れ・注意
開封したものはアルコールが抜けて縮み、火力も燃焼時間も落ちます。使いかけは密閉容器に入れて保管してください。直射日光の当たる車内など高温になる場所は避けます。溶けた燃料が容器に張り付くと次に使いにくくなります。
解説動画: 固形燃料1個でラージメスティン2合を自動炊飯する/けーしーキャンプ
概要: 2合を簡単に炊く方法はないかと視聴者に聞かれて作られた回。ラージメスティンを使い、2合でも固形燃料は2個ではなく1個で炊けると示している。比較のためアルコールストーブでも同時に炊き、どちらもほったらかしで炊き上がるかを確かめる構成になっている。
固形燃料側の組み方: 使うのは100円ショップで売られている25gの固形燃料と、同じ店の300円のポケットストーブ。ストーブの上に固形燃料を置き、ラージメスティンを載せて着火したら、火が消えるまで一切触らずほったらかす。燃焼時間は約24分で、消えたらそのまま蒸らしに入る。
アルコールストーブで炊く場合: チタン製のアルコールストーブにアルコールを35ml入れて使う。小さいメスティンなら本体に直接載せられるが、ラージメスティンを直に載せると安定感がなく危ないので、ポケットストーブを五徳代わりにして、その上にメスティンを置く。このとき生まれるわずかな隙間がまたいい働きをするという。燃焼は約17分で、先に火が消える。
炊き上がりと蒸らし: 火が消えたらそれぞれ15分ほど蒸らす。開けてみるとどちらもふっくらと炊けており、底を見ても焦げは付いていない。ファミリーキャンプなどで2合炊きたいとき、一部ずつ分けて炊くよりも、ラージメスティンで一度に炊くほうが手軽だと勧めている。