着火剤
焚き火・火器
最初の数分を確実に稼ぐ助っ人
どんな道具?
焚き付けが自力で燃え出すまでの数分間を、安定して支えてくれる燃料です。固形のブロック型とゼリー状のチューブ型が主流で、経験が浅いうちほど恩恵が大きい道具といえます。雨上がりで薪が少し湿っている日でも火が起こせます。
選び方
ブロック型は一個で5〜10分ほど燃えるものが多く、割って量を調整できるのが便利です。ゼリー型は着火が速い代わりに使う量の見極めが難しいので、最初の一箱はブロック型のほうが扱いやすいと思います。
使い方のコツ
焚き火台の底に置き、その上に細い枝を空気が通るよう井桁や円錐に組むのがコツです。すでに燃えている火に着火剤を継ぎ足すのは絶対にやめてください。炎が容器を伝って手まで届く事故につながります。
手入れ・注意
直射日光と高温を避けて保管し、ゼリー型は開封後に揮発するので口をしっかり閉じます。ブロック型は湿気を吸うと着きにくくなるため、袋のまま箱に入れておきます。夏場の車内に置きっぱなしにしないようにしてください。
解説動画: ジェル状着火剤で炭に火をおこす手順/たけだバーベキューTV
概要: ジェル状の着火剤で炭に火を入れる手順を、着火剤を出す位置と炭の積み方を中心に実演している。順番さえ守れば団扇であおぐ必要もなく、15分から20分ほど待つだけで調理に使える炭火になるという内容。
置く順番が鉄則: 積み上げた炭の上からジェルをかけるのはよくある間違いで、それでは炭全体に火が回らない。まず土台になる炭を置き、その上にジェルを絞り出してから、積み木のように炭を高く積み上げていくのが鉄則。火床へ直接出すより炭に載せた方がよく燃え、下の炭にも火が移っていく。
着火と待ち時間: 炭を積むときは一箇所だけ空けておき、そこから長いライターで着火剤に火をつける。首の曲がるタイプのライターだと下向きにも火を入れられて扱いやすく、ランタンの点火にも使える。あとは15分から20分ほど待つと下から真っ赤に燃え、最後は白く落ち着いた状態になる。ここまで来れば火力が安定しているので、広げれば自然の風だけで調理に入れる。