火吹き棒

焚き火・火器

狙った一点に風を送る細い筒

どんな道具?

火口に息を送り込んで燃焼を助ける細い筒です。うちわと違って狙った一点にだけ空気を集められるので、灰を巻き上げずに弱った火を立て直せます。伸縮式は縮めると20cm前後になるものが多く、荷物としてもほとんど気になりません。

選び方

伸縮タイプは携帯性がよく、一本棒タイプは壊れる部分がなく丈夫です。口を当てる側にマウスピースや歯止めが付いていると吸い込みを防げるので、初めての一本ならその形をおすすめします。長さは持ち運ぶ荷物の大きさに合わせます。

使い方のコツ

火が弱ったら熾火の隙間に先端を向けて、細く長く息を送るのが基本です。強く吹くと灰が舞うだけで温度は上がりません。吸い込むと煙や灰を肺に入れてしまうので、必ず口を離してから息を吸ってください。

手入れ・注意

使用後は内部に結露と煤が溜まっています。冷めてから振り出して乾かし、伸縮部は固着しないよう時々出し入れしておきます。口を付ける道具なので、シーズンの始めに一度洗って乾かしておくと気持ちよく使えます。

解説動画: 火吹き棒で弱った焚き火に狙って空気を送る使い方/VASTLAND

概要: 焚き火は映像で見ると簡単そうでも、実際に自分で育てるとなると案外難しい。その手助けになるのが火吹き棒だという導入から、使い方を実演している。ケースに収まったステンレス製で、持っていることを忘れそうなくらい軽く、どこへでも連れていけるコンパクトさ。自分で起こした火を眺めてのんびり過ごす時間のための道具として紹介している。

伸ばして縮める: 長さは6段階に調整でき、最長62cm、最短13cm。伸ばすときは引っ張り、戻すときは押し込むだけなので操作に迷うところがない。焚き火の状況に応じて長さを変えられ、縮めればどんな荷物にも収まるので置き場所を選ばない。付属のカラビナをズボンのベルトループに通しておけば、使いたいときにすぐ手が届く。

空気の送り方: 吹き口に口を当て、ゆっくりと空気を送り込む。勢いよく吹き込みすぎるとかえって火が消えてしまうので、強さよりも狙いを意識する。細身なので薪と薪の隙間にも差し込め、思ったところへ自由に風を送れる。うちわや送風機のように広く風を当てるわけではないぶん、灰を派手に舞い上げないのも扱いやすいところ。

火が弱ってきたら: 火が安定してきたらいったん手を止めてよく、また弱ってきたときに火吹き棒で吹き返して火をよみがえらせるという使い方になる。うまく使うためのコツは特に必要ないので、とりあえず使ってみるくらいの気持ちでいいという。簡単に扱えて焚き火の時間を一段良くしてくれる道具だと締めくくっている。