シングルバーナー

焚き火・火器

一人分の湯と料理をまかなう火

どんな道具?

ガス缶に取り付けて使う小型のコンロで、ソロキャンプでは調理の主役になります。数分で湯が沸き、焚き火が使えない場所や雨の日でも食事の段取りが崩れません。缶に直接載せる一体型と、ホースでつなぐ分離型の二種類があります。

選び方

一体型は軽く、畳めば手のひらに載ります。ただし大きなフライパンを載せると重心が高くなり倒れやすい点は覚えておいてください。分離型は安定して大きな鍋も置けます。出力2,000〜3,000kcal/h前後あれば炒め物まで無理なくこなせます。

使い方のコツ

平らな場所に置き、五徳を開いてから点火し、鍋を載せてから火力を調整します。テントや幕の中で使うと一酸化炭素中毒の危険があります。どうしても風を避けたいときも、屋外か大きく開け放した場所を選んでください。

手入れ・注意

使用後は必ずガス缶を外してから収納します。吹きこぼれは五徳とバーナーヘッドの目詰まりになるので、冷めてから拭き取っておきます。点火装置は湿気に弱いため、しっかり乾かしてからケースに入れて保管します。

解説動画: シングルバーナーの種類と選び方/アウトドアーズチャンネル

概要: 焚き火や炭火での調理は楽しいが、短い時間しか火を使わない日や、雨風の強い日には火起こしが面倒になる。そんなときバーナーが一つあれば湯が沸かせ、簡単な料理ならこれだけで完結する。ツーバーナーに比べて小さく軽く、価格も手が伸ばしやすいため、最初の一台にはシングルバーナーが向くとしている。

一体型の縦型: OD缶の上にバーナーを直接セットする、最もよく見かけるタイプ。軽くて小さく、価格も安いので、荷物を減らしたい人に向く。使用時に場所を取らないため、小さなテーブルや限られたスペースでも使える。一方でバーナーの位置が高いうえ五徳も小さく設計されているので、大きめの鍋を載せると不安定になる

一体型の横型: CB缶を横向きに置いて使うタイプ。OD缶より安く手に入りやすいCB缶が使え、ランニングコストを抑えられるのが利点。本体とガス缶がどちらも地面に接するのでぐらつきが少なく、バーナーの位置も低いぶん安定感がある。反面、缶を横に置くので場所は取る。構造上バーナーの熱が缶に伝わりやすく、熱くなりすぎると危険なため長時間の使用には向かない

分離型: バーナーとガス缶が離れているタイプ。バーナーを直接地面に置けるので重心が低く、ぐらつきが少ない。五徳も大きいため、大きめの鍋やダッチオーブンも載せられ、家庭のコンロに近い感覚で使える。ガス缶に熱がこもりにくく、煮込みのように長時間火を使う調理でも安心して使える。一体型より重く、価格も1万円前後と高くなる

用途で選ぶ: どのタイプにも一長一短があるので、自分の使い方に合うものを選ぶのがよいと結論づける。バイクや徒歩、登山など荷物を減らしたいなら一体型の縦型、ガス代を抑えたいなら横型、ファミリーや長時間調理なら分離型。 後半では人気モデルの新旧を比べており、300mlの湯沸かしはどちらも2分半ほどでほぼ差なし。ただしバーナーヘッドが大きい新型は、鍋底全体にむらなく熱が回る様子が確認できたとしている。