ツールームテント
テント・タープ
寝室とリビングがひと続き
どんな道具?
寝室になるインナーと、前室にあたる大きなリビング空間がひとつながりになったテントです。雨の日でも靴を脱がずに移動できるのが最大の利点で、小さな子ども連れやグループの拠点として選ばれます。
選び方
大きいぶん重量がかさみ、収納時に15kg前後になることも珍しくありません。車を横づけできるサイトで使う前提かどうかで選ぶのが現実的です。リビング面のメッシュ窓の数と、雨天時に開けられる出入口の位置も確認しましょう。
使い方のコツ
一人での設営は無理をせず、二人で立ち上げるほうが安全で結局早く済みます。リビングの四隅を先にペグで固定してから屋根を持ち上げると形が決まりやすく、風のある日は張り綱を省かず全数使って支えます。
手入れ・注意
面積が大きいぶん乾燥もひと仕事です。帰宅後は物干し竿を二本使い、屋根とインナーを別々に干すと早く乾きます。ファスナーに砂を噛んだまま無理に引くと閉じなくなるので、撤収前に必ず払っておきましょう。
解説動画: エントリー2ルーム エルフィールドの設営手順を最初から通しで/Snow Peak
概要: スノーピークのツールームテント、エントリー2ルーム エルフィールドを袋から出した状態から完成まで通しで組み立てる手順動画。付属の取扱説明書と併せて見ることを前提にしており、最初にセット内容と付属品をひと通り確認してから作業に入る。本体は出入り口が来る向きを頭に合わせて広げ、そこからフレーム、ルーフシート、ロープ、インナールームの順で組み上げる。要所で二人が声を掛け合う場面が出てくるとおり、一人ではなく複数人での設営を想定した流れになっている。
フレームをスリーブに通す: フレームは伸ばしたあと接続部に隙間ができないよう確実に連結し、4本を前側から順番にスリーブへ通していく。スリーブとフレームの末端には色が振られているので、色を合わせてから末端をピンに差し入れるのが基本の進め方になる。差し込むときは一気に押し込まず、アーチを描かせるようにゆっくりしならせる。強引に押し込んだり急いで入れるとフレームが歪んで破損する恐れがあると繰り返し注意している。
本体を起こしてリッジポールを入れる: フレームを差し終えたら二人で声を掛け合いながらゆっくり本体を起こし、フレームを持って引っかかりに注意しながら伸ばす。リッジポールは後ろ側からゆっくり差し入れ、先端をまず前側のグロメットへ、そのあと後ろ側のグロメット付きテープへ入れる。前後2か所ずつ計4か所をペグで仮止めしてから本体のプラスチックフックをフレームに掛け、リング付きベルトを巻き付ける。各コーナーのループはアルファベット順にペグダウンする。 反対側のピンへ差し込む場面は指の挟み込みとフレームの跳ね返りが起きやすいため、フックを掛けるときも含めて指の位置に気を配る。
ルーフシートとロープの取り付け: ルーフシートは幅の広い側をシェルター方向に向け、裏返しのままベルクロでフレームに巻き付ける。二人で端を持ってひっくり返しながらフックの引っかかりに注意して後ろ側まで覆い被せ、コーナー裏面のベルクロを巻くときにリッジポールの両端をルーフシートの穴へ通すよう調整する。ロープは2.5mと1.5mの2種類で、各フレームに2か所あるリング付きベルトの上部へ2.5m、下部へ1.5mを取り付け、矢印の方向に従ってペグダウンする。最後に左右を見比べながら自在を調整し、フレームへ均等に力がかかる状態にする。
インナールームの吊り下げ: インナールームはロゴのある面を前側にして、シェルター本体の後ろ側に広げる。まず後ろ側のループをシェルター設営時に打ったペグへ掛け、そこから後ろ側の中心を起点にトグルで順に吊り下げていく。後ろ側をすべて吊り終えたら前側のループを引っ張りながらペグダウンし、最後に前側のトグルを吊り下げて完成となる。後ろから前へという順番が手順として決められており、途中で前後を飛ばさずに進める。