ドームシェルター

テント・タープ

床のない大きな屋根つき空間

どんな道具?

インナーを持たず、外側の幕だけで大きな空間をつくる道具です。床がないぶん広くレイアウトも自由で、雨風の日のリビングとして使ったり、中に小型のテントを入れて寝室にしたりできます。

選び方

出入口とメッシュ窓の数が使い勝手を決めます。全方向を開けられるものは夏でも蒸れにくく、スカート付きは冬の風の吹き込みを抑えます。立ったまま動ける天井高2m前後あると中での生活が楽になります。

使い方のコツ

大きな面で風を受けるため、張り綱とペグを省いた設営は、突風で一気に倒れます。四隅と各ポールの延長線上には必ず打ち、風が強まってきたら早めに畳む判断をします。地面がやわらかい日は長めのペグに替えましょう。

手入れ・注意

収納袋が小さめの製品が多く、畳む手順を撤収のたびに同じに揃えると入らなくなりません。汚れは水拭きにとどめ、洗剤や洗濯機は撥水加工を落とすので使わないでください。

解説動画: ドームテントの設営手順とペグ・張り綱のコツ/EITAROU CAMP CHANNEL

概要: スノーピークのアメニティドームMを例に、グランドシートからポール、フライ、張り綱までを通しで設営している。ペグを打つ順番と、グランドシートとインナーのループを同じペグにまとめることで手数を減らすのが全体の要点。ペグ打ちのときはウエストポーチがあると道具を出し入れしやすく便利だという。

グランドシートの敷き方: グランドシートには表裏があり、向きが逆だと効果がまったく違うので必ず確認する。風がある日は広げる前に1箇所ペグで留めておくと扱いやすい。まず風上を1本打ち、次に風下の対角側を打つと、小さなシワが寄らずきれいに張れる。

ペグをインナーと兼用する: アメニティドームではグランドシートのゴムループとインナーのテープを同じペグにまとめており、ペグの本数が減って設営時間も短くなる。そのためグランドシートを留める段階ではペグを3分の1から半分ほど残して打っておき、あとからインナーのループを掛けられるようにする。ゴムは張りすぎず少し緩めの位置で留めている。

ポールの通し方と立ち上げ: ポールは中央が色分けされていて、オレンジ2本と緑、出入口用を合わせて4本。スリーブの色と合わせて差し込んでいくだけで、この段階ではペグに掛けなくてよい。立ち上げるとかなりしなるが、よほどのことでは折れないので思い切って押し込んでよい。弓なりになった片側を先に差し、その後で反対側を差すと立ち上げやすい。立ったらフックを留めていくと室内の広さが最大化する。

フライと張り綱: フライは後ろ側からかぶせ、対角を持って引き上げていく。内側のマジックテープをポールへ留めておかないと、張り綱を張ったときに付け根へ力が集中して破れてしまう。ベルトは緩めた状態で取り付けてから絞り、生地がピンと張るまで締める。 張り綱を省くと突風で飛ばされたり倒壊することがあり、実際に強風でオレンジのポールが曲がった経験から必ず張るようにしているという。たるみが残ると雨も溜まるので、最後に一周して張り具合を見て回る。