タープポール
テント・タープ
タープを持ち上げるための支柱
どんな道具?
タープの中央や四隅を持ち上げる支柱です。全長200cm前後を2本がヘキサタープの基本で、節を足し引きして高さを変えられる分割式が主流。テントの前室を跳ね上げるときにも同じものが使えます。
選び方
直径28mm以上の太いものは風のある日でも粘り、細いものは軽くて運びやすい代わりに曲がりやすくなります。高さを何段階に変えられるかを確かめておくと、季節や天候に合わせた張り方ができます。
使い方のコツ
立てるときはポールをやや内側へ傾け、両側の張り綱で引き合わせながら垂直に起こすと安定します。真上から見て張り綱とポールが一直線に並んでいないと、横に力が逃げて倒れます。地面が柔らかい日は下に板を噛ませます。
手入れ・注意
アルミは一度曲がると元に戻りません。撤収では抜く前に必ず張り綱を緩めるのが基本です。連結部の砂は落としておき、海辺で使った後は真水で拭かないと腐食して固着します。
解説動画: ポールを使ってヘキサタープをきれいに張る手順/チキューギ.
概要: 2本のポールで張るタープを、一人でも狂いなく仕上げるための手順をまとめた回。ヘキサで説明しているが、レクタやスクエアなど2ポールタープなら同じやり方が使える。まずタープは半分に折ったまま、張りたい向きに合わせて敷く。全部広げると濡れた地面に内側の面が触れて後から水が垂れるうえ、風にもあおられるため。折り目の線がまっすぐ出ているかを最初に確認する。
ポールを寝かせてペグ位置を割り出す: 敷いたタープの延長線上にポールを一直線に並べ、ポール先端が刺さるハトメの位置と、ポールの足元の2か所に目印のペグを軽く打つ。次にポールを横倒しにして、根元から全長の3分の2の位置にメインロープのペグを本打ちする。この位置が、ポールを立てたときにロープがポールに対して30度で張られる角度になる。以前の動画では45度を勧めていたが、張り込んできた結果30度が最もきれいに張れるという結論に変わったと説明している。
なぜ30度なのか: メインロープはタープを引くためだけでなく、ポールの左右の振れを調整するために2本ある。角度を広げるとタープを引く力が弱まり、狭めすぎると振れの調整がきかず風にも弱くなる。またロープの取り付け位置がポールに近いほどポールを下へ押さえる力が強く、風で吹き上げられにくい代わりに引く力が落ちる。その中間を取った距離が、ポールの3分の2という測り方ならポールの長さに応じて自動的に決まるので、いちいち測る必要がない。
ペグの向きとロープの順番: ペグはロープが引く側へ倒して打ってはいけない。垂直では弱く、寝かせすぎると刺さりが浅くなって地面ごと持っていかれるので、地面に対して30度前後を目安にする。タープを通すときはポール、タープ、ロープの順で、ロープが必ずタープの上に来る。逆にすると強風で下からタープが持ち上げられる。立ち上げる直前にメインロープを少し緩めておき、ロープを踏んで押さえながらポールを起こすと外れない。
四隅のロープと最後の一張り: サブロープ4本のペグ位置は、てっぺんの中央から45度が理想とされるが分度器なしでは測れない。ロープをピンと張って左右に振り、どちらの辺も均等に張る中間の位置を探すと45度が割り出せる。左右の距離はそろえる。仕上げに、最初に打った足元の目印ペグより少し内側へポールを入れて傾けると、さらに張りが出る。道具面ではTCやコットンのタープは重いので5mm以上のロープと30cm以上の丈夫なペグを使うよう勧めており、付属ロープは2回目の設営で切れたという。