スクリーンタープ

テント・タープ

四方をメッシュで囲える虫よけの部屋

どんな道具?

屋根と側面がひとつになり、四方をメッシュで閉じられるタープです。蚊やブヨを防ぎながら食事ができるのが最大の利点で、夏場の水辺や林の中のサイトでとくに力を発揮します。

選び方

立てたときの天井高2m前後あると圧迫感がありません。側面のパネルを巻き上げられるかどうかで春と秋の使い勝手が変わります。メッシュと布地の両方に切り替えられるものが、結局いちばん長く使えます。

使い方のコツ

面で風を受けるため設営順が肝心で、立ち上げたらすぐ四隅をペグで固定します。中で燃焼式のランタンやストーブを使うと一酸化炭素が滞留します。使うなら上部と対角の窓を開け、警報器を置いてください。

手入れ・注意

メッシュは一度裂けると広がります。小さな穴のうちに補修用のメッシュテープで塞ぐのが鉄則です。ファスナーは砂を噛みやすいので、引っかかりを感じたら力任せに引かず、砂を払ってから動かしましょう。

解説動画: 全方位メッシュのスクリーンタープを設営し、ドームテントと連結する/noTech JAPAN

概要: 夏の湖でのキャンプが暑くて仕方なかった経験から、風の抜ける幕を探して行き着いた一台を紹介している。手持ちの2ルームは出入口と窓が3か所しかなく、ドームテントもドアが2つだけで、風向きによっては幕の中の風がまったく通らなくなる。対してこのスクリーンタープは四方をメッシュにして全方位から風を取り込める構造で、しかも同じメーカーのドームテントと連結できる。

ポール3本で立ち上げる: 大きさのわりに部品は少なく、ポールは3本だけで金属製のペグも付属する。まず本体を広げ、緑色のポール2本をクロスさせて差し込み、先端を留め具にはめていく。2本を挿した時点でほぼ自立するので、面倒なら実質ここで形になる。続いて赤いセンターポールを通し、生地側のフックをポールに留めれば設営は完了する。

閉める・メッシュにする・開ける: 閉め切ったフルクローズでも中は十分に広く、全面をメッシュにするとプライバシーと引き換えに開放感が一気に上がる。生地をめくるフルオープンは壁2枚ぶんまでで、残りはメッシュが限界になる。窓は生地を下側でロールして留める構造。天井にはベンチレーションが2つあって排気がよく、スカートも付くので冬まで使い道がある。

ドームテントとの連結: 連結側にポールを1本差し込むと形が決まり、風が吹いても連結部が跳ね上がらない。前室を全開にしたドームテントをタープの中へ寄せると、固定していないのに隙間がぴたりと埋まる。最後は付属の紐でタープとテント前室のポールを縛り、物理的に連結して完成。雨の日も、この隙間から水が入り込むことはなかった。連結しないときは連結部の生地を外せる。