ペグハンマー
テント・タープ
ペグを確実に打ち抜くための道具
どんな道具?
ペグを打ち込み、抜くための専用ハンマーです。ヘッドの重さで打つため少ない力でまっすぐ入り、手首を痛めません。反対側にペグ抜きのフックが付いたものが一般的で、あるだけで撤収の速さが変わります。
選び方
打撃部の素材で性格が分かれ、銅ヘッドは反動が少なく打ち味がやわらかい反面、削れるので交換が要ります。スチールは硬く長持ちします。重量550g前後が扱いやすい目安で、軽すぎると打ち込みに回数がかかります。
使い方のコツ
柄の端を持ち、腕で振るのではなくヘッドの重さを落とすように打つとまっすぐ入ります。ペグの頭を外して手を叩く事故が多いので、手は必ず打撃線から外し、周囲に人がいないことを確かめてから振ってください。
手入れ・注意
使用後はヘッドとフックの泥を落として乾かすと錆びません。柄の付け根が緩んだまま使うとヘッドが抜けて飛びます。振ったときに音や手応えが変わったら、次に使う前に必ず締め直してください。
解説動画: ペグハンマー7本を打ち比べて分かったヘッドの重さとフックの形/タナちゃんねる
概要: プラスチック製から木製まで7本のペグハンマーを並べ、同じペグを打って使い心地を比べている。打ち込むのは鍛造タイプのペグで、石が多くて硬く、テント付属の細いペグなら曲がってしまうような地面でも比較的容易に入っていく。ペグ側が丈夫なぶん、ハンマーごとの打ち味の差がそのまま出る条件になっている。
打ちやすかった3本の共通点: 実際に打ってみて手応えが良かったのは、村の鍛冶屋、スノーピーク、そして値段の高くない中華製の3本だった。共通しているのは先端のヘッドが重いことで、重さのぶん威力が出るのでそのまま素直に入っていく。高い順に打ちやすいわけではなく、安いものでもヘッドさえ重ければ十分に戦力になる。
抜くときに効くフックの形: 鍛造のペグは一度深く刺さると手ではまず抜けず、てこの原理を使って引き抜く必要がある。そこで効いてくるのがヘッド側のフックの形で、多くのハンマーはペグの穴に引っかかる形状になっている。軽さを優先した登山向けのモデルはこの形になっておらず、フックが反対側に付いていてキャンプでは使いにくい。
壊れたものと、重さのトレードオフ: 木のヘッドのものは打っているうちに少し欠けてしまい、このクラスのハンマーで鍛造ペグを打ち続けるのは現実的ではないという結論。プラスチック製にいたっては割れてしまい、そもそも用途が違ったと振り返っている。先端が重いほど打ちやすいが、そのぶん荷物としては重くなるので、抜きやすさをどこまで求めるかと合わせて選びたい。