ワンポールテント
テント・タープ
ポール1本で立つ三角のテント
どんな道具?
中央に1本のポールを立て、裾をペグで留めて立ち上げる円錐形のテントです。慣れれば10分ほどで設営が終わり、天井が高く中で立ち上がれる開放感が魅力。見た目の愛らしさもあって人気の高い形です。
選び方
底面が円形か多角形かで居住感が変わり、直径3m前後あれば1〜2人が道具ごと入れます。裾のスカート付きは冬の底冷えと吹き込みを抑えられ、ポリコットン生地は火の粉に強い反面、重く乾きにくい点は覚悟が必要です。
使い方のコツ
先に裾をペグで正確な形に留めてからポールを立てるのがコツで、向かい合う位置を交互に打っていくと歪みません。中心のポール際で火を使うのは厳禁。薪ストーブを入れるなら換気と一酸化炭素警報器を必ず用意します。
手入れ・注意
裾が地面に近く泥が付きやすいので、撤収前にブラシで乾いた土を落とすと長持ちします。ポリコットンは濡れたまま畳むとカビが出やすいため、帰宅後は室内でもいいので必ず広げて完全に乾かしてください。
解説動画: ワンポールテントをピンと張るペグ打ちと撤収の手順/TENT MONSTER
概要: DODのワンポールテントSを、開封から設営、撤収まで通しで解説している。重さは約3kgで収納も小さく、価格は1万3千円ほどと手が届きやすく、歩きでもバイクや自転車でも運べるサイズ。ただし立てること自体は簡単でも、シワなくピンと張るにはコツがいるというのが動画全体の主張になっている。
付属のペグでは張れない: 付属のペグは細いフックにループを引っ掛けるだけの形状で、設営の途中で外れやすく、インナーだけでなくフライまで抜けてしまう。そのため動画では使わず、ループがしっかり掛かる形の丈夫なペグを6本用意している。高価なものである必要はなく、掛かりの深い形状なら何でもよいという。ここを替えるだけで仕上がりがまるで変わる。
裾のペグ打ちが仕上がりを決める: インナーは五角形で大人3人ほどが横になれる広さ。まず入口の位置を確かめてから裾のループを留めていく。対角線の順番にこだわる必要はなく、辺がまっすぐになる位置に打つほうが大事で、1箇所でも内や外にずれると全体が歪み、ふにゃふにゃのワンポールテントになる。ここが一番難しく一番重要な工程だと繰り返している。
フライの掛け方とポールの立て方: フライはインナーのファスナーの線に、フライのファスナーの黒いテープが重なるように広げると、あとは自然に形が合っていく。ループは上の2つではなく下側を掛け、後ろ側を一番広くとっておく。ポールを差す部分のベルトは緩めたまま5箇所を留め、ポールを立ててから最後に締めて調整するとパツパツに張れる。ストームロープを全部張ればさらに風に強い。
撤収の流れ: 撤収は逆の作業で、張ったロープを緩めるところから始める。ベンチレーションと入口のファスナーを閉じておくと畳みやすい。フライは頂点を持って引き抜き、正方形になるよう内側へ折り込むが、設営と違って畳みは大雑把でよく、最後に巻けば袋に収まる。ポールの長さは収納袋の長さとほぼ同じなので、幕を巻く幅の目安になる。