スキー・スノーボード
体を動かす
リフトを降りてから下までは、自分だけの数分になる
どんな趣味?
リフトで上がって、滑って降ります。1本5分ほどの滑走を一日に何度も繰り返すだけの遊びですが、雪の硬さも斜度も一本ごとに違い、同じ滑りは二度とできません。自分の速度を自分で決められる感覚と、止まった時の静けさが目当てです。晴れた日の朝いちばんの斜面は、それだけのために行く価値があります。
始めるのに要るもの
最初はすべて借りられます。板とブーツ、ウェアのレンタルを合わせて8千〜1万円、リフト券が6千〜8千円で、道具を一つも持たずに一日過ごせます。自分でそろえるなら中古のセットが3万〜5万円。買う順番は板ではなくブーツからで、足に合わないブーツは一日を苦行に変えます。
最初の一歩
今週末というより、雪のある12月から3月ごろの週末に日帰りバスツアーを探します。1万円台でリフト券とレンタルが付く形が多く、雪道を運転せずに済みます。着いたら自己流で滑らず、半日のスクールに入ります。転び方と止まり方を先に覚えたほうが、その日のうちに自分で斜面を降りられます。
続けるとどうなるか
二、三シーズンで、斜面を選べるようになります。止まるための滑りから曲がることそのものが楽しい滑りへ変わり、雪質の違いが足裏で分かるようになります。そこから先は、非圧雪や春の雪といった条件を追う人、道具を細かく替える人、キャンプの要領で車中泊しながら各地を回る人に分かれます。板の手入れを自分でやり始めるのもこの頃です。
向き不向き・注意
シーズンが実質3〜4か月しかありません。しかも出費の本体は道具ではなく、交通費、宿泊費、リフト券です。日帰りでも一回2万円前後は見ておいてください。頭と手首、膝の怪我が多く、ヘルメットは着けるべきです。コース外は雪崩や滑落の危険があり、立ち入りの可否は各スキー場の指示に従ってください。道具は夏のあいだ、ずっと置き場所を占領します。
解説動画: ネットで売ってる激安3点セット3万円のスノボってやばい?買う時の注意点は?8万円のスノーボードの板と何が違うの?店頭で買うメリットとネットショップで買うデメリット ブーツ金具ダメ スノボー初心者脱出/スノボー先生 by LATEproject
概要: 2年目で自分の板が欲しいという視聴者の質問に答える回です。ネットの3万円の3点セットは8万円の板と何が違うのかを、値段の中身、買っていい場合、ネットで買う不安の3点に分けて答えます。予算がないという前提は否定せず、その範囲でどう選ぶかへ話を進める組み立てになっています。
値段の差: 見ただけでは違いが分からない、板は1枚に見えて中身の構造が見えないからだと言います。良い板は中身に木が入り、しなってから返る反発がスノーボードに向く。安い板は木がほとんど入らず、分かりやすく言えばプラスチックの板。開発にかけた時間と費用も値段に乗っていて、そこが見えない差になります。
安い板の出番: 作り方の考え方も違い、高い板は乗りやすさを、安い板は決めた値段に収めることを優先して作られます。それでも身長が伸びて毎年買い替える段階なら消耗品として有りだと言う。判断は1回あたりの単価で考える形で、年に10回も行かないなら高い板は元が取れない、という見方を示します。
ネットの注意: ネットの安さは人件費を削って成り立つので、届いた道具が滑れる状態に調整されているかが不安だと言います。ブーツは5ミリ刻みなのにバインディングはS・M・Lしかなく、金具やヒールカップの位置を合わせて初めて足に合う。店が工賃を取ってやる作業で、説明書を見て初心者ができるものではない。
ブーツ選び: ブーツは試し履きして買うもの。足を固定して力を伝えるための道具なので、スニーカーの感覚ではなく、痛いところがないか、中で足が動かないかで選びます。ネットで買っていいのは同じモデルの同じサイズを毎年買う人だけ。予算の範囲で、店で調整してもらってから滑り出してほしいと結びます。