ゴルフ
体を動かす
ボールは止まっているのに、思いどおりに飛ばない
どんな趣味?
止まっているボールを、自分のタイミングで打つだけです。ところが同じ振り方を再現できず、昨日できたことが今日できません。コースに出れば芝の傾きと風が加わり、一打ごとに条件が変わる状況で判断を重ねることになります。うまく当たった一打の感触は数日残り、何歳から始めても間に合う数少ない競技でもあります。
始めるのに要るもの
練習場だけなら2千円前後で、クラブも借りられます。続けるなら中古のハーフセットが1万〜2万円、シューズとグローブを足して1万円ほど。新品のフルセットは、コースに出ると決めてからで十分です。コースデビューのプレー費と往復の交通費は、これとは別に見ておいてください。
最初の一歩
今週末は打ちっぱなしへ行きます。レンタルクラブで短いアイアンを一本だけ借り、飛距離を狙わず、当てることだけを続けます。ドライバーは触らなくてかまいません。100球で十分です。三割ほど当たる感触が出てきたら、教室・スクールの選び方を見ながら、初回だけでも人に見てもらうと遠回りが減ります。
続けるとどうなるか
一年ほどで、当たる日と当たらない日の差が縮まります。スコアが100を切るあたりから、飛ばす競技ではなくミスをどこまで小さくするかの競技だと分かってきます。一緒に回る相手ができ、早起きの週末が習慣になります。年齢の幅が広いので、親や上司と対等に一日を過ごせる場にもなります。
向き不向き・注意
時間とお金がかかります。ラウンドは移動を含めて朝から夕方まで一日が消え、プレー費と交通費で一回あたり1万5千円前後。年に何度も行けば旅行と変わらない額になります。上達は遅く、半年は当たらない前提でいてください。腰と肘を痛める人も少なくありません。同伴者と組む前提の遊びなので予定を合わせる手間が延々と続き、仕事の付き合いで始めた場合はその延長から抜けにくいことも書いておきます。回数が少ないなら1回あたりの単価で考えると、割に合うかどうかが見えます。
解説動画: 上達が止まる練習場での5つのやりがちな癖/ゴルフ飛ばしてなんぼ!
概要: スイングを教えてくれる人はいても練習の仕方を教えてくれる人は少ない、という切り口で、練習場でやってはいけない打ち方を五つ挙げる回スイングではなく練習の仕方の話。上達を目的に練習している人が対象で、飛距離を上げたいなど別の目的があるなら当てはまらないと断ったうえで、何がまずいのかを実演を挟みながら説明している。
やりがちなミス: 挙がるのは五つ。グリップを握ったまま次の球を置いて打つ、すべてのクラブを満振りする、ロブショットばかり練習する、球が曲がるたびその場で構えや振り方をいじる、クラブを何本も出して一本ずつ打ち替えるこの五つが上達を妨げる。とくに曲がった原因を考えずに手を返す、高く上げると変え続ける練習は、いつまでもスイングが定まらないと指摘しているその場しのぎの修正。
手順: グリップは一球ごとに握り直す。コースと同じ動作を毎回繰り返すこと自体が上達につながり、握ったままだと構えるたび少しずつずれてしまうからだと説明する一球ごとに握り直す。振る力は7割にして、7割で満振りの距離が出るスイングを目指す練習は7割の力で。アプローチは30ヤードを数多く打つ。ショットの基本もグリーン周りの基本も詰まっていて実戦でよく使うからだとしている。
選び方: 持ち出すクラブは3本くらいがちょうどよいと言う3本が目安。たくさん出すのも一本に絞るのもよくないという立場で、勧めているのはサンドウェッジ、7番か8番のアイアン、ドライバーの組み合わせウェッジ・アイアン・ドライバー。その時の目的に応じて、7番を5番アイアンやユーティリティに入れ替えるのもありだとしている。